アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

人まねをして、なにが個性的だ!

2010年06月16日 | Weblog
 サッカーW杯南ア大会、カメルーンのサポーターが厚めのニット帽をかぶっておりました。南アは寒いということでしょうか?ニット帽の下は、短パン姿の人も…。日本では、「頭寒足熱」という言葉がある。あちらでは、「頭熱足寒」ということか…。

 日本にも、「頭熱足寒族」がおりました!もうすでに夏なのに毛糸の帽子(ニット帽)をかぶっている連中が。しかもファミレスで、オムライスを嬉しそうに食べていた。室内、しかも食事中なのに毛糸の帽子を脱がない…。
 「帽子で個性を表現…オレたち時代の先端を行く若者!」みたいな態度。3人とも似たようなニット帽。どこに個性があるのかな?3人全員がオムライスというのも不気味…。1人ぐらい、「ぶっかけ梅おろしうどんの冷」を食べろ!(その店にそんなメニューはなかったけど)
 帽子でも何でもそうですが、「個性」というのは、「他の人との違い」であって、「他の人と同じ格好をして、個性的でしょう!」というのは…ないです!「個性」に「的」をつけて、意味をぼかす…。その段階で、「個性」は、なくなっているとも…。

 ニット帽屋のキャッチコピー…当然ですが、「売れりゃいい」
1 かぶり方一つでファッションを個性的に演出できるニット帽…だから、それって、単なる人のマネ。「個性的」を使っているし、まったくもう!
2 清涼ニット帽!…なーんだ!結局暑いってことじゃないか!「ニット帽我慢大会」の時に清涼ニット帽は反則だぞ!その前に夏に毛糸の帽子をかぶるのは頼むからやめてくれ。脳が煮えたらどうする!
3 夏でもかぶれる薄手のニット帽…そうまでして夏にニット帽をかぶらせたいか!
 
 まんまと期待に応えてくれる女の子が!この暑いのに、ニット帽にブ、ブ、ブーツ!やはり、ニット帽にはブーツです…。「頭熱足熱」という作戦に出たな!あの子の足は臭いだろうなー!どうして夏にブーツ?昨年から目立ちはじめた。夏にムレないブーツも開発されている。どうしても夏にブーツを履かせたいらしい。一層、ブーツ内に小さな扇風機を取りつけたらいいのに。

 テキトウな輩がテキトウに設定した、「今年の流行」なるものをそっくり取り入れて「個性的でしょ!」…いい加減に目を覚ませ。
 え?今年の流行は、 「カンカン帽!」そ、そ、それって、国会で決まったのか?!カン内閣が、決めたのか?