もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

議会改革目標10の提案より

2010-01-06 | Weblog
議会改革について、ネットで資料探しをしているときに
「変えなきゃ議会!2007自治体議会フォーラム」というサイトを発見。
それをみると、そうだ、これがいいたかったのだ!ということがかかれてありました。
最初に、「議会は、市民、議員、長等の交流と自由な討論による『民主主義の広場』です」と書かれています。
最初に議会基本条例をつくった栗山町議会基本条例の第2条には、同様のことが記されています。
さらに改革目標として
1 議員同士が責任を持って自由に討議する議会
2 市民も参加できる開かれた議会
3 積極的に情報を公開し、透明性のある議会
4 一問一答でわかりやすい議論をする議会
5 市民に分かりやすい議会
6 行政となれ合わない議会
7 市民と政策をつくる議会
8 行政から独立した事務局を持つ議会
9 実効性あるチェック機能を持つ議会
10自ら運営できる議会
と10の目標があげられています。
これを見て書いたわけではないのですが、なるほどと納得することが多く、自分のなかでも整理できました。実現するには、ずいぶんと課題がありますが。

選挙選が、もうすぐ始まるいま、こうした議会と行政の健全な緊張関係が作れる可能性の高い人を、市長に選びたいと思います。 

あなたの老後は?

2010-01-06 | Weblog
生活・介護支援サポーター養成講座 1月より開講!
どなたでも参加できます。
三木市の介護保険課とNPO法人アイアイネットとの協働事業で開催する講座です。
タイムリーな企画でしたので、ご案内いたします。
第1回目は「あなたの老後は?」
講師 神戸ライフ・ケア協会 理事長 神谷良子氏
1月20日(水) 
 午後1時30分~3時
場所は 三木市立市民活動センター 
です。この講座のあと、
1月27日 2月3日、2月13日、24日、3月6日と連続講座があります。
実習もあり、介護や生活支援を多方面から学べる講座です。
どうぞご参加ください。
参加申し込みは faxで 0794-82-5852 アイアイネット井上さんまで
案内チラシはこちらにありますので、お問い合わせください。

市民派ネット 今年の抱負その1

2010-01-06 | Weblog
昨年暮れに、会派を出て新しい一人会派市民派ネットをつくったので、今まで取り組んできた、図書館や、市民活動、子育て支援、などと共に、具体的な提案のできるよう、テーマを決めて取り組んでいきたいと思っています。

今年のテーマは、「高齢期をどう生きるか」です。一言に高齢期といっても、人生の4分の1もあるくらい、長いスパンで考えなければなりません。そこで、前期と後期にわけて考えます。前期は元気なアクティブシニアの生き方と、後期は介護が必要になったときのサポートのありかたです。
さらに、アクティブなシニアの世代は、その親の世代の介護に直面します。できるだけ、本人の希望に添えるような、多様なサポートを用意することが大事だと思っています。そのことを、個人の選択と、や行政の力で、公的なサポートを充実させ選択肢をひろげること、財政的な基盤のバランスを考えることが、政治ということなのでしょう。
 
 そんな意味で私のゆるやかな仕事はじめは、神戸伊川谷にある100年コミュニティを作る会の「ゆいま~る伊川谷」に見学に行ってきました。
伊川谷駅前にあるこの施設は「適合高齢者専用賃貸住宅」見守りサポートのついた高齢者マンションとその複合施設です。訪問看護ステーションや小規模多機能施設、食事が取れるTANNPOPO食堂、交流談話室、ホールなどが、あります。
 友人がそこの入居者で、実際に住んでいるお部屋にも案内され、食堂での、昼食もいただいてきました。
 住み慣れた家で最期を迎えたい人もあれば、今までの家や荷物を整理して、安心して最期を迎えられるよう、新しいコミュニティをつくろうという人もあり,ここは後者のタイプ。セキュリティや、安全のための装置、バリアフリーなどが整備され、また駅が目の前という立地のよさで、どちらかといえば都市型老後の過ごし方モデルです。
 単身で、あるいはご夫婦での入居もあり、自由度が高く、最期まで安心して暮らせるということが一番のメリットです。
 しかし、入居時に家賃のまとめ払いという形で、1300万~3400万という負担、月額単身で55000円という管理費の支払いが可能という人に限定されるということになり、さらに介護保険のサービスを受ければその費用は別額になります。

 入居の方たちはみなエレベーターや廊下ですれ違っても挨拶され、食堂でも同じテーブルを囲みと、普通のマンションにはない温かみが感じられました。
 
 三木市にはこのようなタイプの施設はありませんが、今後長い目で見ると、こうした都市型高齢者の場も必要となってくるかもしれません。
 また、既存のマンションや公営住宅と、介護サービスの施設や医療機関を、コーディネートしていくことも可能かもしれません。
 そんなわけで、一生すみ続けられる三木を考えるための「初夢その1」となりました。