もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

たすきで未来へつなぐ

2010-01-11 | Weblog
今日は成人の日。
 三木市ではきのう、文化会館にて成人のつどいが開かれた。
着飾った若い女性たちの華やかさと、同級生たちが集うにぎやかな式典であるのは例年と変わりないが、、なんとなく感じたこと。
 
 お客様で受身の式典という印象が否めないこと。
 
 前方の客席を、来賓や関係者が陣取ってしまい、それも空席が多いので、誰が主役だろうと思ってしまうこと。わたしもその一員であるので、なんだか居心地がよくなかった。人生の先輩である来賓や関係者席は、サイドにするなどして、新成人がもっとスポットライトがあたる演出はできないものだろうか。
 
 他の市で行われている、新成人の実行委員での式の企画運営なども取り入れてみるのはどうだろうか。

 手話通訳や要約筆記は行われているが、それ以外の障がいをお持ちの方で、成人になられた方も参加しやすい工夫はできないだろうか。障がい者の団体や施設などでの成人式の開のはなしは聞いたことがあるが、誰でもが成人を祝うことができる取り組みはできないものだろうか。

 
壇上には、主催者である、市長、教育長、教育委員長、そして、来賓である、議長や県会議員などが並び、挨拶をした。

 皆さんそれぞれの言葉で、新成人へエールをおくられていた。
市長は一番最初に励ましのことばを述べられ、さっさと退席。その日が、どういう日であるかは知っている。しかし、せめて、新成人のことばをちゃんときいてほしかった。

 新成人を前に自分の夢を持つことを語られたが、
自分の夢を語ることだけでなく、相手の声に耳を傾けることも示してほしかった。

 きのうはグリーンピア三木で恒例の駅伝大会。例年、ライオンズクラブでのぜんざい炊き出しというボランティアに参加しているのだが、参加者は毎年増えて全小中学校の参加があったそうだ。

 みんなの力を合わせて初めてできる駅伝と、新成人へ未来へたすきを渡す成人式。