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もんく [とある南端港街の住人になった人]

Rockな生き方

20代後半の人と話をした。
「どうしてこの仕事を始めたんだい」
「バンドやってたんですけど......」
後は要約すると、プロを目指してロックバンドをやっていたそうだが、ある時自分たちより相当上手いバンドに出会ってしまい、実力の無さを感じてバンドを止めて別の仕事に就く決心をしたと言うことだ。
「認められるには実力が足りなかったと思ったんです。」


私には彼と対等に話せるだけのロックやその他の音楽についての知識も無い。
しかし、だ。(ここは一言、言ったやりたくなってしまった。)
「認められたい」だって?

そもそもロックってのはだなあ~
ロックってのは他人に認められるためにやるもんじゃない。
他人に媚びてたら、そりゃロックじゃないだろ。
ロックってのはな~
作る音楽じゃない。壊すもんだ。ぶっ壊すんだ。
メジャーになってヒット飛ばしてなんてのはロックじゃない。
テレビの画面にお行儀よく収まって演奏するなんてのはロックじゃない。
誰に認められなくてもバカにされてもやり続けりゃいいんだ。
.........................


などとつまらない説教をたれてしまった。
(歳とったもんだ)

しかし彼に分かっただろうか?
産まれたときからそこにロックがあった彼らの世代にはロックは単に音楽の一形態なんだろう。
それを産んで育ててきた人たちがどう思いどう感じてきたかは忘れられ、後からくる模倣者達やそれを商売に利用する者達によってそれは単なる「型」になった。ロックやりたきゃそれなりの服を買い、それ風のアクセサリを身につけ、それ風の音をそれ風の音量で出す。そのうちバラード曲もレパートリーに加えたりしてみる。


ああ~ ロックな生き方にはほど遠いよ。

コメント一覧

けせら
自分にとって、「よいもの」と「ほしいもの」のちがいは?



うーん、くだらないとわかっててもすごくほしい事も。

大抵の場合そっち。

あたしの場合。
orang-u
本当に
「欲しいもの」って言葉の頭に「本当に」がつくだけですごく難しい言葉になっちゃう。欲しくなくて手に入ったものが後になって欲しかったものより良かったってこともあるかも。
けせら
いきかた
カタチがあるものは手に入れやすいけど、そうじゃないものって難しい。

あきらめる事で手に入ることがあるのかも。



それが本当にほしかったものじゃなくても。
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