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もんく [とある南端港街の住人になった人]

素手で喧嘩やれ

昨日の早朝、工場で喧嘩があった。朝7時頃。

口論の末つかみ合いの喧嘩になろうとしたところ、周りにいた数人に抑えられたのもつかの間、1人が鉄パイプをどこからか持ち出してきてさらに脅しをかけようとした。が、もちろん押さえられて終わった。

これ全部で5分かそこら。誰も怪我せずに済んだし物も壊さなかった。もちろん本人たちはまだまだ面白くはなかっただろうが。


自分が子供の頃、前にもそんな事書いた気がするが、ある工場で働いていた父が目の周りを青くして帰って来た。同僚と殴り合いになったのだと言っていた。何があったのかは母を相手に話していたと思うがよく覚えてはいない。ただ、痛そうだと思ったのと明日から大丈夫なんだろうかと少し考えたような気がする。

自分の父は人当たりが良い方ではなかった。友人もいたと思うが多かった気はしない。どちらかと言うと一人で自分の趣味をやっている方が性に合っていたかも知れない。今になってみると自分もその点では親の子なんだと感じる。


父の喧嘩はそれ1回だけだったか、それともまだ他にあったかは覚えていない。でも、あの1回は印象的だったので覚えている。


人は、なぜかわからないが、人と喧嘩するものなのだと思う。猫と同じで。

喧嘩する事は良くない事と普通には思われている。子供の頃に先生は言った。喧嘩しちゃダメよ、と。その時、別に理由は言ってなかった。後になってよく言われるのは、殴られたら痛いだろう?、だから同じ事他人にしちゃダメだ、と。

説得力あるような、無いような?

それは人間のルールなのか? かも知れないし、そうでないかも知れない。よくわからないが、1つ言える事は、あまりやらない方が良さそうだと言う事。喧嘩それ自体より、した後の方がキツい。大人の意見みたいだが、それは本当だろう。

喧嘩したってだけで周囲が自分を喧嘩して問題を起こした人と見る。理由なんて聞いてもらえない可能性が高い。理由があればやって良いとかそう言うのではないけれど、とにかく、問題を起こしたってだけでダメだ。下手すると仕事と収入が無くなる。生きて行き難くなる。


しかも鉄パイプなど持ってしまうともっとダメで、凶悪犯罪者扱いにされる。もし怪我でも負わせたらさらにダメだ。相手に家族や子供などがいて帰りを待っているって事すらわからない大バカって事になる。


ダメ、ダメばかり言ってると朱美ちゃんみたいになってしまうのだけれど、実際どうなのか?


実は、この喧嘩の事を聞いた時に思ったのはそれと全く反対の事だった。ヤツら、何て生産的なんだ!、と。

喧嘩の原因は何と、仕事の事だった。要はある者が夜勤朝方に寝てたのを見られて、それをメッセンジャーで上司、つまり自分に報告したとかそう言う事。それがずっと寝ていたのか、ちょっと休憩で横になっただけかはわからなかったが、お前らちゃんと仕事しろよみたいな事でもいざこざ。

こういう時、同調して寝てしまうもアリだが、それをせず、見てない時でもちゃんとやろうと言うのがいるわけだし、バングラデシュとパキスタンで仲間どうし二手に分かれて大抗争事件にもならず皆で止めに入っている。抑制が効いているのか、シラけているのかはわからないが、ともかく、仕事の事で起きた事だった。

そしてその後の時間も問題なく生産活動は続けられていた。上手い上手い。ただ、鉄パイプじゃなくて素手でやれ!
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