そこで、全く別の方向を向いて議論をする人はいないものかと考えた。
1.「生産に貢献する人数の減少」が問題なのは、将来も現在の生産性、生産効率が維持されると考えているからである。将来の就労人口が減少しても問題無い位に生産効率を上げる事ができれば問題無いのではないか。もし2倍の生産効率を実現できたら就労人口は現在の1/2で済む。そう言った方向に話を持っていくならば、解決策は「子育て支援」等ばかりではなく、技術の問題として考えて良いことになる。
2.生産効率が大幅に上昇した代わりに就労人口が減少し税金や年金に問題が生じるのであれば「税制」や「年金制度」の変更が必要だ。将来の労働者が現在の2倍の額を稼ぐならば現在の2倍の税金をどうにかして引き出す必要がある。所得税を2倍にすると言うのではなく、取っても支障が無い部分から取るようにバランスを大きく変更するだけの事だ。現在の税制を元に将来を議論していても仕方ない。
3.子供の減少を言う場合に現在と以前の子育ての方法にどう言った違いがあったのかを考える向きもある。しかし子育てのためだけに昔のような生活スタイル戻る事ができるだろうか。無理だと思う。多くの人が現在の生活を手に入れるために昔ながらのスタイルを捨ててきた。大家族を捨てて核家族化し、田舎を捨てて都会へ出、地域との付き合いを捨てて隣に誰が住んでいるか分からないマンションに引っ越した。そして子供も捨てた。ネガティブな見方をするなら「昔に戻ろう」と言うべきだろうが、そうでなければ現在の生活スタイルの方が快適なのだ。
では子供がいない方が快適であるのならば「子供がいないのを大前提」として生活のスタイルや経済の仕組みも変えていけば良いのでは無いか。
後で書き足すかもしれません。(11/2 13:17)
「 子育て今・昔~集団あっての子育て~」を読ませていただいて書いています。
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