温泉クンの旅日記

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箱根、長安寺の五百羅漢(1)

2023-04-02 | 温泉エッセイ
  <箱根、長安寺の五百羅漢(1)>

 朝の、小田原駅のコンコース・・・。

 

 次に乗る箱根登山鉄道は単線なので、小田原からたった4駅先の箱根湯本まで15分と思ったより掛かる。
 急ぐ旅でもなし、「BECK‘SCOFFEE」でコーヒーでも飲んでいくか。もう一軒のコーヒー店のトーストより、こっちの店のパンのほうが好みである。
 一番安いモーニングセット(390円)を注文した。

 

 トーストを食べおわり、コーヒーを半分ほど飲むと、店内の喫煙室でゆっくり一服する。

 

 箱根湯本からはわたしの苦手な交通手段のひとつ、バスだ。
 桃源台行の路線バスで、箱根湯本駅から目的の「仙石」バス停までの所要時間は公称25分だが、伊豆箱根地区はとにかくいつも混んでいるので、もう少しは掛かると覚悟しておいたほうが良さそうだ。

 箱根をのぼっていく側の路はそれほど混んでいなかったので、仙石には30分ちょっとで到着した。だが対向車線の、箱根から下ってくる側は混雑を極めて渋滞だらけだった。
 バス停そばの信号を渡ると、まっすぐ向こうに目指す寺が小さく見えた。すぐだ。
 寺入口の開いたゲートは、猪除けと書いてあった。参道は、ちょっと京都を思わせるなかなかの雰囲気である。

 

 

 参道の途中には、手の込んだ彫刻が施された手水舎が、その横には「弁天池」と書かれた小さな池があった。

 

「東国花の百ヶ寺」としても知られる曹洞宗の名刹「竜虎山 長安寺」。創建は万治元年(1658年)である。

 

 正面の本堂は、創建当時の建築のままと言われている。

 

 本堂でお参りをすませて、境内を左手の山側に進むと、路の脇にさっそく羅漢像をみつけてしまう。なんか期待に胸が膨らむ。

 

 長安寺の境内と裏山の林の中には、五百羅漢が点在しているのだ。

 

 

(ここから昇っていくのか・・・)

 

 朝も早いせいなのか、同好の士の姿もみかけない。ラッキー!
 晴れた日が続いたのを見計らってきたので、山路も乾いていて足元に心配はなさそうだ。
 ではでは、五百羅漢をゆっくり拝見させていただこう。

 

 そういえば、可愛い猫たちの姿もいまのところみかけていないが逢えるだろうか。

  ― 続く ―

ps:この記事は連載なのですが、あまりに”地味”すぎる内容なので連続更新をやめて、「間」をたっぷり空けさせていただきます。


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