温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

読んだ本 2014年2月

2014-02-26 | 雑読録
京橋で人間ドックの受診を終えると、急ぎ足で八重洲の知っている喫茶店に向かった。朝起きてから煙草を吸っていないので今すぐにでも吸いたいのだが、京橋あたりのオフィス街では吸えそうな場所がまったく思いつかなかったからだ。それに前夜の九時からまったく食べていないので腹ペコである。席に座るなり煙草に火をつけ、珈琲とモーニングを頼んだ。珈琲を喫しながら立て続けに二本吸ったところでモーニングが到着 . . . 本文を読む
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土湯温泉

2014-02-23 | 温泉エッセイ
なんとも長い内風呂である。二十メートルあるのでどこに入ろうが思うがまま、多少混んでも湯船に入れないということはない。弱アルカリの無色透明の単純温泉である。身体が温まったところで、露天風呂に向かう。津軽東北旅の最後の宿に選んだのは鳴子温泉、遠刈田温泉、温湯温泉などとともにこけしで有名な土湯温泉であった。土湯は橋の袂にある共同浴場で入浴だけしたことがあるが宿泊は初めてであった。熱い温泉、だけが記憶に残っている . . . 本文を読む
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木場の昼メシ

2014-02-19 | 食べある記
店によってそこで食べるものひとつと決めている。莫迦のひとつ覚えのようだが、こうしておけば迷うことはない。ところが仕事中の昼メシとなるとそうはいかない。店は行く頻度が違うからである。気に入って週に一、二度入る店も多いので、頼む料理も変化せざるを得ない。かなりな品数を試したあげく、ひとつの店でだいたい三種類ほどのパターンができてしまうのだ。地下鉄東西線木場駅から永代通りを東陽町方面に歩いて五分ほどの、東陽三丁目交差点を右に曲がってところにある「媽媽(まーまー)」は地元で人気がある中華料理店である . . . 本文を読む
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鴬宿温泉 岩手・雫石

2014-02-16 | 温泉エッセイ
長年の念願だった盛岡の「じゃじゃ麺」を食べ終わると、真っすぐに鴬宿(おうしゅく)温泉に向かった。盛岡市内からはざっと四十分ほどの距離だ。昔ながらの湯治場ふうの宿あり、大規模なホテルもありの温泉地である。わたしの大好きな網張温泉からも遠くない。温泉の開湯だが、約四百五十年前の天正年間、川床で鴬が傷を癒しているところを発見したと伝えられている . . . 本文を読む
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シュリンプ発、蕁麻疹エクスプレス

2014-02-12 | 食べある記
「この店、煙草は吸えますか」手近なところに「ババ・ガンプ・シュリンプ」という店があったので、扉を開けて入り訊いてみた。喫煙席が奥に用意されております、のひと言でこの店に決めた。あとで調べて知ったがこの店、アカデミー賞を受賞した映画「フォレスト・ガンプ」をテーマにしたアメリカン・シーフードレストランで、カリフォルニア州モントレーに第一号店をオープン。アメリカを中心に現在二十余店を数えるそうだ。日本には店が三、四店ほどあるようだ . . . 本文を読む
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伊香保温泉日本の名湯(3)

2014-02-09 | 温泉エッセイ
朝食を終えていったん部屋へ戻り、着替えをすませると朝の散歩に出た。旅館の玄関を出て真っすぐの門のところにある「足湯 岸権 辰の湯」である。石段街には干支にちなんで十二支のプレートが埋め込まれている。岸権旅館の干支は「辰」であり、そこから名称を「辰の湯」としたという。岸権ではすべての風呂が源泉かけ流しと書いたが、驚くべきことにこの足湯もである . . . 本文を読む
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読んだ本 2014年1月

2014-02-05 | 雑読録
あまりにも寒い日が続くと、似合わないが熱いココアなどを飲みたくなってしまう。できれば老舗の珈琲店のこだわりマスターが手間をかけて丁寧につくってくれる、芯から温まるココアを、である。ところで戸塚に住んで長いが、灯台もと暗しで案外入ったことのない店も多い。昼どきに、川沿いにあるパスタが売りのような店に初めて入ってみることにした。自動ドアなのに、なぜか「手であけてください」と書いてあった . . . 本文を読む
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伊香保温泉日本の名湯(2)

2014-02-02 | 温泉エッセイ
道を渡ってロビーに戻ると、階段で一階に降りてスパ棟に向かう。営業前のまだうす暗い居酒屋の横に湯上り処があり、灰皿が設置されているのを目ざとくみつけて一服する。やれやれ、権左衛門の湯には小さな有料貸切風呂がふたつあり、値段が手ごろなので利用しようと思っていたのだが、図らずも大きな風呂を貸切状態にできたので散財しないですんだぞ。今日はついているかもしれない。煙草を消すと、「風呂よし」ミッションを再開する . . . 本文を読む
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