温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

海への鎮魂歌

2021-08-01 | うちのネコは世界一
<ねぇ・・・>「ン! (ドキリとする)」<アタシに逢いたい?>「そ、そりゃ・・・」<逢ってあげようか>(ゲッ、それって、まさか・・・オレがそっちへ行くってこと)<違うわよ . . . 本文を読む
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猫三魔女七

2018-08-05 | うちのネコは世界一
「いま少し美人かと思ったが、近づいて見れば『人三化七(にんさんばけしち)』アレでも女かね」なんて、落語などで使われる悪態の<人三化七>、つまり人が三割で化物が七割。その伝でいくと、うちの不思議猫の海なんかは<猫三魔女七」だろうなあ。(性格キツイ牝猫だから、もしも<猫三化七>なんていったら熟睡中に顔面でバリバリ爪砥ぎされそうだからな・・・)熱中症で、油断すれば即、間引かれそうな夏である。くたばってたまるか!なあ、海よ・・・ . . . 本文を読む
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海よ、灼熱の夏をのりこえろ

2017-08-09 | うちのネコは世界一
海もわたしもクーラー嫌いである。さきほどまで牢名主のように眠りを貪っていたかと思うと、畳に移動していた。温まると冷えた畳みにワープしている。バテバテ状態のようで可哀相だ。なにしろ「♪海はまだ十ン歳~」をとっくに超えているからなあ。(えっ、おいまさか、逝っちゃったのか!)テーブルの下を覗きこんで肝を潰した。息は・・・規則的なお腹の動きで<息してる>とわかってほっと安堵する。そのエンギでもない手つきはやめろ。そっと触ると、恐ろしく無口な猫なのにびくりとして「くぅーん」と子犬のような可愛い声を洩らす。 . . . 本文を読む
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春眠の海

2017-04-09 | うちのネコは世界一
春眠暁を覚えずとかいうが、春先はほんとうによく眠れて起きるのがつらい。猫は、春夏秋冬のつまり通年、うらやましいというか憎らしいほど寝てばかりいる。しなやかな身体で、器用に渦をまいた古生代の巻貝のように寝ている・・・。ふと気がつくといつのまにか渦巻きが逆方向になっていたりするのが面白い。それでも赤ん坊と猫は、寝ているところをみるだけで確実に癒されるものがある . . . 本文を読む
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海よ、重い海よ

2017-02-15 | うちのネコは世界一
我慢強い猫など当たり前だが金輪際お目にかかったことはない。気まぐれで奔放なのが猫の真骨頂でそこが猫好きにはたまらないのだ。うちの海も、冬など寒ければストーブのど真ん前に陣取る。炬燵に潜り込めばど真ん中で眠り呆ける。人間サマに気をつかうことは毛筋ほどにもない。毛皮が熱を吸収しすぎてノボセあがると、あわてて這い出してきて冷たい畳の上で火照りを冷ましている。炬燵のなかで、暖かさがベストな位置を確保すればいいのにと思うが学習しないのである。というか、そもそも学習しようとも思わないのだろう . . . 本文を読む
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海の肖像画と、うみホイホイ

2015-10-14 | うちのネコは世界一
ある日、わたし宛てに宅急便が届いた。送り主をみると同級生の名前があった。あれか。この間の同窓会であったときに離れた席にいたわたしに近寄ってきて、猫の絵、待たせて悪かったがもうすぐ出来上がるからという。もう、いいよ。アテにしないで待っているから。五年以上前に海の絵を頼んだのだが、それきり梨のつぶてでわたしは頭にきてしまいそれきり呑むこともなくなってしまったのだ。かなり、でかい号数の絵だった。開けてみると、なかなかよく描けている。これは絵具代も含め費用は結構かかったろう。近いうちに一杯おごらねばなるまい。「海ちゃん、ほらお前の肖像画だよ . . . 本文を読む
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海とパピコ

2015-09-23 | うちのネコは世界一
熱中症危険レベルの猛暑日の昼下がり、近くの図書館まで読み終わった本を返しにいったついでにコンビニで煙草とミネラルウォーター、それにパピコを買って家に戻った。車の運転中はもっぱら食べやすいクーリッシュを食べるのだが、あれは後ですこし喉が渇く。パピコは約四十年前に発売されたロングセラー商品で、赤城しぐれとかガリガリ君とかと同じく子どもから大人まで幅広く人気がある。チューブ型の二本の容器に封入された、どちらかというとアイスというよりシャーベットだ。味はチョココーヒー味のみが現在はレギュラーとなり、ホワイトサワー味とかスムージー味など二十種類くらいある他の商品は期間限定での販売だ。ノートパソコンの前に座りパピコを一本千切って食べ始めると、寝入っていたはずの海がいつのまにかそばにいる . . . 本文を読む
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愛猫近影

2013-01-16 | うちのネコは世界一
ふつうは「著者近影」など人間に用いる「近影」だが、ひさしぶりだし、あえて猫である「海」にも使わせていただく。この冬は半端でない寒さである。降雪地では雪の量がもう平年の倍も降っているという。元気で寒さに強い犬でさえ靴下を履いて散歩しているとか。だが海の黄色い靴下は寒さを凌ぐわけではない。両の手(前足)が巻き爪になってしまったのだ。おまけに包帯を齧らないように大嫌いなエリザベスカラーも装着されてしまった。病院から帰って、しばらくはその靴下をがっちり巻かれたお陰で、肉球が接地できない。そのため歩こうとすると、バランスを崩して横倒しに倒れてしまうのだった . . . 本文を読む
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海、すねる

2009-09-09 | うちのネコは世界一
「おーっとぉ、ずいぶんリラックスしてるじゃないの、海ちゃん」<・・・・・・>また、余計なこといったかな。「あれ、眼つきがなんとなぁーくきついけど・・・なんか怒ってる?」<アタシの眼つきのきついのは生まれつき! あのさぁ、なんで犬がブログにでてくるわけ?>「えっ、ブログみたのかよ」 . . . 本文を読む
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ひさびさの海

2009-02-08 | うちのネコは世界一
昨年、一ヶ月半の闘病生活にピリオドを打った海は、二度に渡る手術のために尻尾の根元部分とお尻の左半分の毛を刈られたことに乙女心をいたく傷つけられてしまったのだった。尻尾などは、まるでアメリカンドックかきりたんぽのよう状態で、チラリと確認してはため息をついてふさぎこんでいた . . . 本文を読む
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