温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

読んだ本 2016年8月

2016-08-31 | 雑読録
口開けから看板まで延々と呑むスタイルのわたしなので、立ちっぱなしの角打ち(立ち飲み)は不得意である。それでも缶詰を肴に呑むことは嫌いではない。最近、凝っているのがウィンナの缶詰だ。たまに食べると酒が進む。あれば旅先で実に重宝すると思うのだが、コンビニにはなぜか置いていない。惜しい、残念至極。 さて、8月に読んだ本ですが今月はまるで旅をしなかったので9冊、累計で57冊でした . . . 本文を読む
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蒲郡、ラグナシアの花火

2016-08-28 | ぶらり・フォト・エッセイ
頸椎が悪くなってからというもの、悲しいことに星空や花火を見あげたりすることが縁遠くなった。振り向いたり首を動かすのが文字通り苦痛になってしまったのだ。車でちょっとバックするのもひと苦労である。「捨てる神あれば拾う神あり」とはよく言ったものだ。世の中は広い。そんな頸椎症にも救いがあった。星空については、新潟十日町にある松之山温泉で叶った。敷かれた筵に寝そべって星の観賞をさせてもらったのである。蒲郡の「ラグナシア」で、久しぶりに花火をみた。三谷(みや)温泉で宿泊したホテルのB&Bプランに組み込まれていたのだ . . . 本文を読む
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松江、ヨコワの酒場

2016-08-24 | 食べある記
「ヨコワって、いったいなんだろう?」刺身のところにイサキ、カンパチ、イシダイ、タイと並んで書いてあるから、きっと魚なんだろうが。以前、萩で出会った「キンタロウ」みたいな旨い地魚だったりするとあとで後悔する。金太郎は足が速いので地元でしか刺身は食べられないのである。よし、訊いてみよう . . . 本文を読む
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玉造温泉(1)

2016-08-21 | 温泉エッセイ
松江の街中でも感じたのだが、島根を訪れる観光客は圧倒的に女性が多い。(ように思う)これは定番の、縁結びで有名な出雲大社を始めパワースポットが多いせいだろう。出雲大社は三年前の平成二十五年、六十年に一度の平成の大遷宮が行われたばかりである。女子旅では、縁結びを願った夜の宿泊はやはり「玉造温泉」が定番だ。玉造温泉はこれで三度目だ。一度目は玉湯川沿いにあるどこかの旅館で立ち寄り湯、二度目は「ゆーゆ」という日帰り温泉施設で温泉に入った。今回は初めての宿泊である。楽しみだ . . . 本文を読む
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松江、古曽志蕎麦

2016-08-17 | 食べある記
開店前に「古曽志(こそし)」の店の前に立った。日本三大蕎麦といわれる戸隠蕎麦(長野)、わんこそば(岩手)に並ぶ出雲蕎麦を、わたしが初めて食べたのがこの店なのだ。建物をみていると懐かしさが胸に込みあげてくる。昭和四十三年(1968年)創業の老舗「古曽志そば」が閉店したのは平成九年(1997年)だった。それから十六年の休業を経て、三年ほど前に先代の娘さん母娘が復活させたのだ。難しく読みづらい店名の「古曽志」だがこれは名字である . . . 本文を読む
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松江しんじ湖温泉(3)

2016-08-14 | 温泉エッセイ
皆美館の客室数は約十数室で、他に離れがある。和室が多い宿だが、わたしが案内されたのは洋室のツイン部屋だった。ドアを入ってクローゼットの前を進むと、部屋は左右に分かれる。いわゆる横長の部屋で広い窓にはベネチアン・ブラインドが下がり、さらにその内側に遮光シェードがあった。わたしが支払う料金を考えると一番狭い部屋のはずだが、とにかく広い・・・。ビジネスホテルのツイン部屋の倍はたっぷりありそうだ。左手側には広めのツイン・ベッドがある . . . 本文を読む
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足立美術館(3) 島根・安来

2016-08-10 | ぶらり・フォト・エッセイ
池庭に面した喫茶室「大観」と、枯山水庭に面した喫茶室「翠」のどちらにしようか。腹が減っているのなら迷わずに食事ができる「大観」だが、喫茶のみの「翠」に決めた。運よく窓際の席に座れた。どれも千円とは高いが、景色つきなのでしょうがあるまい。あまりの喉の渇きにジュースを注文した。窓際に座って雄大な庭園を独り占めしているようで、なんとも贅沢なひとときがゆっくり楽しめた . . . 本文を読む
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松江しんじ湖温泉(2)

2016-08-07 | 温泉エッセイ
何の因果か、旅の虜になって久しい。二十年はたっぷり経つだろう。きっと、母が北は樺太から南は九州まで旅芸人としてドサ廻っていたというので、その血のせいなのかもしれない。松江を訪れるのはたしか四度目だ。だから、皆美館ももちろん知っていたがここは富裕層が泊まるところでわたしには縁がないと決めつけていた。温泉旅館というよりは高級料亭といった趣が強い。ところが今回、平日の朝食付き宿泊(B&B)の宿賃ならば射程圏内に入っていることに気がついたのである . . . 本文を読む
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足立美術館(2) 島根・安来

2016-08-03 | ぶらり・フォト・エッセイ
庭に配されているどれも恐ろしく大きい石や岩だが、あまりにも庭が広大なので不自然さはまるでない。視界のはるか彼方にあるのが「鶴亀の滝」で、昭和五十三年に開館八周年を記念して造られた高さ十五メートルの人工の滝だ。流れていたり、滴っている水をみるとなぜか落ち着く。「池庭」である。開館時にはここが玄関になっていた。地下水を使っているので、冬場でも鯉が泳いでいるそうだ。 . . . 本文を読む
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