温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

読んだ本 2018年9月

2018-09-30 | 雑読録
ここだけの話、誰もいない温泉の露天風呂では鶯の鳴き真似をしてしまう。鹿児島の吹上温泉の露天風呂に朝方入っていたとき、周りの森の中で鶯の鳴き声がして、一人きりだったのをいいことに口笛で鳴き真似をしてみたら、これがまあジツにうまくいった。遠くに聞こえた鶯のヤツが仲間と勘違いしてだんだん近づいてきたのだった。初めての挑戦だったが、それ以来鶯の鳴き声がすると思いだして秘かにやるのである . . . 本文を読む
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新潟総鎮守 白山神社(2)

2018-09-23 | ぶらり・フォト・エッセイ
新潟は、江戸時代には北前舟の港、維新前には日米修好通商条約によって開港五港のひとつとして、日本海側の要の港町として栄えてきた。北前舟のころの酒田ほどの賑わいではないだろうけども。駐車場に向かう途中に「燕喜館(えんきかん)」という瀟洒な建物があった。明治から昭和にかけて活躍した豪商、新潟三大財閥のひとつの三代目「齋藤喜十郎」の邸宅の一部を白山公園内に移築再建したもので、国の登録有形文化財である。入館無料と書いてあったので、すかさず寄ってみることにした . . . 本文を読む
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満員御礼

2018-09-19 | つぶやき
ブログ「温泉クンの旅日記」スタート当初の一カ月の閲覧者数は、一日に数人から多いときでも五、六十人で、永い間「二百人」が強固な壁でした。その壁も今年に越えて最近の一カ月では一日で三百人を超え、そして四百人、五百人、ついにはナント「六百人を超える日が三日前に出現。満員盛況ぶりに驚天動地のびっくり仰天。これは望外の喜びであり、まさに感無量のひと言です。ラーメンを一日に百杯を売れば繁盛しているラーメン店の圏内ですが、六百杯となれば超繁盛店であります。感謝、謝謝 . . . 本文を読む
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麒麟山温泉、絵かきの宿(1)

2018-09-16 | 温泉エッセイ
また来ちまったぜ・・・。宿の入口で思わず呟いた。「麒麟山(きりんざん)温泉 福泉」は、いつも頭の片隅のどこかしらに残っていつづけている宿のひとつである。昭和九年(1934年)の創業というから八十年を超す老舗宿だ。フロントでチェックインしていると、貸切露天風呂が一回無料で利用できるという。前回泊まったときに入った記憶がまるでなかった。当時は有料だったのかもしれない。部屋に荷物を置き、浴衣に早変わりすると、さっそく貸切露天風呂をいただくことにした。思ったよりも広いぞ . . . 本文を読む
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新潟総鎮守 白山神社(1)

2018-09-09 | ぶらり・フォト・エッセイ
新潟といえば弥彦神社、とばかりいままで思っていた。萬代橋から二キロほど離れた新潟市役所に隣接するところに、神社はあった。ここは新潟市内にある、縁結びで有名な白山神社である。(あれっ! あのキリンはたしか・・・)信号の向こう側の角の店はたしか、オムライスで有名な、開業して八十年という「元祖洋食レストラン キリン」だ。こんな神社の真ん前のところにあったんだ。(けどいまはオムライスとか寿司というよりは、ハンバーグかステーキがいいな)ここに来る前に、阿賀野の五頭温泉郷にある村杉温泉で日帰り湯に入ってきた . . . 本文を読む
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女人救済の東慶寺(2)

2018-09-05 | 鎌倉点描
女性の側から離婚できなかった封建時代、ここ東慶寺に駆込めば離縁できる女人救済の寺として明治に至るまで六百年の永きにわたり、縁切りの寺法を守ってきたのである。江戸時代には、群馬太田の「満徳寺」とともに幕府寺社奉行に承認された縁切寺として知られた。駆込みした女性の数だが、江戸末期までに少なくても三千人いたという。「駆込み」とは実際にどんなものだったろうか、興味をそそられた . . . 本文を読む
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読んだ本 2018年8月

2018-09-02 | 雑読録
ひとり旅、独り呑み、一人カラオケなど「個」で楽しむのも漸く認知されてきたようであるが、一人焼肉はまだまだちょいとハードルが高い。カウンター席とか入れ込み卓などを設置している店が少なく、四人卓とか六人卓が多いのでランチタイムなどには、よほどの大型店舗でなければ一人客は敬遠される。灼熱の八月・・・茹だるような日々の合間に、突然といった感じで妙に秋めいた涼しい週末が訪れた。この涼しさならば鉄板だろうが炭火だろうが苦にならないな . . . 本文を読む
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