温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

宇都宮餃子

2013-05-29 | 食べある記
東北道上り線の大谷パーキングエリアで「餃子ドッグ」を売っているのを初めてみたときも別に仰天せずに、素直にすぐさま食べてみたいと思ったものである。というか実際に食べたのだ。 それ以来、昼時に通りかかれば必ず寄って食べるのを楽しみにしているのだ。そういえば餃子ドッグは食べているが、出張でなんども行っているのに宇都宮餃子を食べたことがない。そこで、太田焼きそばを軽く食べてから、宇都宮餃子を食べに足を伸ばすことにした。太田からはそんなに遠くないのである。「宇都宮二荒山神社」の真ん前にあるMEGAドンキ・ホーテの地下の「来らっせ」は、手軽に何店舗もの宇都宮餃子が食べられる . . . 本文を読む
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新潟、特上寿しとイタリアン(2)

2013-05-26 | 食べある記
「富寿し」を出ると、道なりに万代橋方向にゆっくりと歩く。バスセンターの建物にたどり着く。目当ての店「みかづき」は、この二階にあるのだ。ここで本日の昼の二食目、ご当地B級グルメの「イタリアン」を食べるのだ。夕方から旨い酒を呑みたいし、朝食付きの宿なので食べるチャンスは今日の昼しかないのであるイタリアンといってもスパゲッティではなく、いわゆる焼きそばに具材の入ったトマトソースをかけたものだ . . . 本文を読む
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新潟、特上寿しとイタリアン(1)

2013-05-22 | 食べある記
最近、東海道線の一部の吊り広告が「新潟」を特集しているようで、朝夕の通勤時にちょっと眼を奪われる。蕎麦だったり、地酒だったり、いくつかを期間を置いてやっているようだが、寿司のときにハタと気がついたのだが、新潟であまり寿司を食べた記憶がない。ひょっとしたら一度もないかもしれない。寺泊や新潟で食べた魚介はいずれもたしか丼ものだった。もっとも寿司の記憶がないのは、昼メシにあまり金をかけないせいもある。新潟は、米、酒、魚が旨い。その三つを同時に味わうのに寿司ほどのメニューはないではないか。ひさしぶりの新潟駅である。頭に覚えこませた地図をたよりに歩き回り、なんとか「富寿し」探しあてた . . . 本文を読む
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角神温泉 新潟・阿賀町

2013-05-19 | 温泉エッセイ
また必ず来たい宿もあれば、稀にもう二度と来たくない宿もある。この宿は、今回の一度でいいやと思った。だからできれば書きたくないのが本音なのだが、同好の士のためになるべく冷静に記しておくことにする。麒麟山(きりんざん)温泉を横目に、さらに奥に進むと満開の一本枝垂れ桜が出迎えてくれた。新潟水俣病を発生させた、いまは操業していない大工場を廻り込むと、その一軒宿の温泉はあった。角神(つのがみ)温泉だが、十数年前に広大な敷地の入り口あたりから、携帯で立寄り湯をしたいのだがと話したところ、入浴できるのは宿泊客のみだとけんもほろろ、およそ取り付く島もない口調で断られてジツに感じが悪かったのである . . . 本文を読む
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和気、鵜飼谷温泉

2013-05-15 | 温泉エッセイ
突然、旅先の宿で食べた「弁当箱」のような夕食を懐かしく思いだしてしまった。(あれは、どこだったか・・・。たしか、ヘンな名前の温泉だったな)記憶をたよりに地図にしばらく見入った。ここだ、と指で押さえた場所は、和気(わけ)鵜飼谷(うがいだに)温泉だった。鵜飼谷温泉の由来だが、この地は古くは鮎漁に使う鵜を飼育していた。谷から注ぎ出る水は、鵜の怪我や病気をたちどころに治し、老若男女の健康水として重宝していた。平成五年に発見した温泉は、岡山県では珍しく四十度の高温で、湯量は一日百五十トンのアルカリ性単純温泉である。イオン分を含み、美容や神経痛・関節痛・筋肉痛などに効能がある . . . 本文を読む
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つがわ、狐の嫁入り行列

2013-05-12 | ぶらり・フォト・エッセイ
まさか、年に一日だけ新潟の津川で行われるお祭り「狐の嫁入り行列」を観られるとはまったく思ってもみなかった。この祭りだが、旅ばっかりしていることからローカルニュースを好んで観るのでもちろん知ってはいた。しかし、たまたま取った宿がその祭りの近くだったわけで、狙ったわけではなくほんとうに偶然である。宿にチェックインするために町を通り抜けたときに、人通りがわんさと多いのと、歩いているひとがなんか狐メイクを施した珍妙な顔ばかりだったのは気がついていた。子どもたちは、狐メイクに加えて、ディズニーランドのミッキーのカチューシャの狐版みたいのを頭に付けていた . . . 本文を読む
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続・赤坂でパスタ・ランチ

2013-05-08 | 食べある記
好き嫌いのとても激しいヤツだと、長い間わたしは思われている。これは、人間関係のことではなく、とりあえず食べ物の話と限っておきたい。ヒトがあそこのあれが美味しいから行こうよと、しかたなくついていっても、自分の舌の最低基準にあわないものは食べたくない。しかたなく食べて、ここのよりもっと安くて美味しいとこがあるのにとも素直に言えない性格だ。食べ物を残すのは最低とわかっているが、不味いと箸がピタリと止まってしまう。超の字がつく高級中華の「山王飯店」でランチバイキングを食べにいってちょっとだけ残してしまい、先輩と女性同僚から声を揃えてボロクソに言われたのは忘れようにも忘れられない . . . 本文を読む
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草津よいとこ(2)

2013-05-05 | 温泉エッセイ
湯畑をぶらぶらして宿に戻ると、持ち込んだ芋焼酎の水割りをちびちび呑み始める。散歩のおかげで眠気は飛んでいる。食事は夕食、朝食ともに部屋食である。部屋食は食事後に、どうしても鍋物とかの匂いがしばらく残る。朝食の三十分前には蒲団をあげにくるので、否応なく起床時間が決まってしまう。このふたつが気に入らない。だから、わたしはどちらかというと食事処で食べるのが好きなのだが、こればかりは宿に従わざるを得ない . . . 本文を読む
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読んだ本 2013年4月

2013-05-01 | 雑読録
今年の桜は早すぎて、どこで花見をしようかとノンビリと考えているうちに、わたしの都合のいい日と天候が折り合わずに残念ながら散ってしまった。でもそれから十日ほど経って、四月中旬、満開の桜と伊香保で再会した。思い切り曇っているので、ちょっと桜が映えないのが残念である。広い牧場の隅にみつけた一本のミヤマツツジも、清楚に佇む着物の美人みたいである。ひっそりと咲いているのだが惹きつけられずにはいられない魅力があった . . . 本文を読む
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