女の恋は流れ去り、男の恋は積み重なる――。たしかに、<未練を残す>のは男のほうが断然分が悪いとは思うけど、女にも<後ろ髪を引かれるような心残り>は少なからずあるンじゃないのか . . . 本文を読む
江戸の日本橋から京の三条大橋までの、東海道五十三次の全長は約500キロ、これを昔の人は十二泊十三日で歩いた。女性でも十五日ぐらいで、だそうだ。三大難所(箱根峠、薩埵峠、鈴鹿峠)に加え大井川の川越もある東海道を、毎日40キロのほぼフルマラソンの距離を、女性でも30キロを、薄い草鞋でペタペタ歩いたわけでなんとも凄い . . . 本文を読む
ガラケー携帯からスマホに変わっても、待受画面にはあいかわらず、愛猫の写真を一途に使い続けていた。浮き浮きする旅気分のときのための待受画面もあったらいいのでは、と思いつく。独り旅だから、すこしは寂しい。旅の御伴には、ここはやっぱり美人がいい . . . 本文を読む
ある年、倉本聰はNHKと喧嘩別れみたいな形で大河ドラマ「勝海舟」を突如降板、札幌に逃避してしまう。札幌ススキノで無頼の日々をおくるが、やがて北海道に“終の棲家”にする理想の地を探し始める。中標津、根室など一年半かけて北海道を廻り、積丹の美国に決まりかけたが、土地が岩盤で水が出ないことで、また振り出しの“ゼロ”に戻る . . . 本文を読む
<酔態>もだが、<酔顔>も、自分じゃさらにわからんもんである。ていうか、酔うことで“いぶし銀”の仮面が勝手に剥がれ、正体がバレバレになっているかも知れないから、これは追求しないほうが良さそうだ。「なんか、飲み過ぎて『ゴブリン』みたいな眼になってますよ!」歓送迎会みたいな大勢の飲み会で、前に座った同僚女性に突然ズバリ指摘されて面食らう . . . 本文を読む
「あ、“アンダンテ・カンタービレ”・・・」高校時代、「こっそり煙草でも吸おうぜ」と友達数人と入った喫茶店で流れていたBGMを聞いて、そう呟く。そのころ、音楽はイントロで曲名を、排気音で車の車種もピタリと当てるほど、耳には自信があった . . . 本文を読む
「くそっ! どんだけ待っても無人になる瞬間がこねえわ!」押し寄せる人波は、圧倒的に外国人観光客が多い。ずっと構えてシャッターチャンスを狙っているのだが、いい加減、鳥居をあきらめることにした . . . 本文を読む
友人を通じて、「インスタグラムで俳句を始めたいので、ぜひ指南していただきたい」との依頼があった。他人に指南など、まだインスタグラム歴が1年に満たないわたしなのだが、友人の手前もあって無碍にお断りもならず、時間を(そこそこたっぷり)戴けるのならばの条件付きで引き受けてしまったのだ。早い話が、いずれやってみようと思っていて、「きっかけ」待ちだったのだ . . . 本文を読む
旅する前の下準備では、目的地(神社仏閣や名物の店など)へのマップ、アクセスと営業時間などは調べるが、それ以外の予備知識は持たずに旅をする。そんでもってはンで記事を書く段階で、後追いになるが、詳しく調べるのが「流儀」なのだ . . . 本文を読む
「やっと、“鬼レンチャン投稿”を完了したぞ!」週に一回更新のブログに加えて、インスタグラムの投稿をスタートしたのが今年の春、3月15日である。 そしてある日、ご挨拶代わりに、全国の都道府県の画像の投稿することを思いついた。ついに、11月30日、242投稿、492画像で、無事完了。12月からはゆっくりペースの投稿に変更しちゃったのだ . . . 本文を読む