温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

厚岸で牡蠣狂ひ(2)

2019-11-24 | 食べある記
続いて最後の蒸し牡蠣の皿がやってきた。 ひとつにレモンを絞りかける。レモンは牡蠣の鉄分吸収する助けをしてくれるのだが、失敗だった。酸味がとにかく「オレが俺が」とでしゃばり過ぎる。だから、もう一個はなにもかけずに食べたが、これが最高。ある種、官能的とさえいえる美味であった。(うぅむ・・・。もう少し生牡蠣が食べたくなってきたぞ . . . 本文を読む
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厚岸で牡蠣狂ひ(1)

2019-11-17 | 食べある記
「道なりで四十キロ、(そしたら)左折です」本州ではとても信じられないような<ナビガイダンス>が流れてきて驚く。広大な北海道を車で移動するときには、ルートによるが、ガソリンとトイレには特に気をつけねばならない。まだ大丈夫だろう・・・次の機会でいいや、などと高をくくっていると、ハラハラして冷や汗をかくことになりかねない。ガソリンスタンドをみつけたら飛びこんで給油し、ついでにトイレも拝借しておいたほうが無難だ。あともうひとつ、食事ができる店がみつからないことなども茶飯事である . . . 本文を読む
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続・洞爺湖温泉(4)

2019-11-10 | 温泉エッセイ
洞爺湖では「洞爺湖ロングラン花火大会」と銘打って四月末から十月末までの半年の間、荒天でなければ雨天でも決行される。今年で三十八回目というのだから、わたしが前回に宿泊したときにも実施されたはずだがとんと記憶にない。毎夜、八時四十五分から約二十分の間、四百五十発の花火が打ちあがる。闇に閉された洞爺湖の湖に、打ち上げられる花火にわくわくして胸をときめかす . . . 本文を読む
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横濱橋界隈、昔ながらの喫茶「カメヤ」

2019-11-06 | 食べある記
坐ったソファ席の正面、壁に掲げられたメニューをみて瞠目してしまう。チェーンのコーヒー店ではなく、個人営業の喫茶店なのである。いまから三十年以上前ごろ、昭和六十年代(1985年~)の値段ではないか。ウィスキーの水割りなんかあったら最高なのだが。すべてが安すぎるメニューである。あれはあくまでも<壁飾り>で、メニューは別に持ってくるのかもしれない。水と灰皿が運ばれてきた。とすれば、やはりあの壁のメニューが活きているのだろう . . . 本文を読む
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読んだ本 2019年10月

2019-11-03 | 雑読録
高所恐怖症で大の飛行機嫌いだが、それでも乗らざるを得ないことも度々あった。上長同行の出張や、同僚女性が親切に手配してくれた沖縄、熊本、福岡など広島以西の遠方出張などの場合である。そんなときは、帰りの飛行機が羽田に到着すると、地上に戻れて湧きあがるあまりの安堵に、すぐにでも一杯呑みたくなって到着ビルのイタリアンレストランにいつも飛び込んでしまったのだった . . . 本文を読む
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