温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

瀬見温泉 山形・最上

2017-06-25 | 温泉エッセイ
温泉好きだからいつも気にはなっていた瀬見温泉である。 鳴子から新庄に向かう道沿いにある温泉で、小国川を渡り小じんまりとした温泉街に入ると古い木造の宿が立ち並んでいた。「温泉」という文字をみれば、反射的にハンドルを切りアクセルを踏み込む温泉バカ(いまでも充分バカ?)の時期もあったがここは初めてだ。「喜至楼」という、年季のたっぷり入りすぎたくらいの大きな旅館で立ち寄り湯をしようと思って、玄関にいったがどうも今日はやってないようである。扉も開かないのであきらめた . . . 本文を読む
コメント

高湯温泉 福島・福島市(3)

2017-06-18 | 温泉エッセイ
高湯温泉には歓楽街はまったくない。だから宿泊するなら二食付きが基本だ。もっとも、安上がり第一で泊まりたいとカップ麺でも持ちこめば別だが。夕食は部屋食でなくわたしの好みの食事処だった。(ふむ、量はちょうどいいくらいである・・・)前菜も嬉しい少なめで、刺身も適量の三点盛りだ。二十分ほどかかるというので釜飯の火も点けてもらう。パンチの効き目ありありの温泉のお陰で幸いすこし腹ペコだ . . . 本文を読む
コメント

高湯温泉 福島・福島市(2)

2017-06-11 | 温泉エッセイ
いきなり掟破りの有料露天風呂でスタートしてしまったが、期待以上、料金を忘れるほどもの凄い満足感を得られた。部屋で給水と一服で、源泉パンチ効果がすこし治まったところで、大浴場にいってみることにした。温泉好きの温泉巡りはとにかく気をゆるめず一気に、が大事である。能天気だが一途なのだ。ふつうの温泉好きにはあまりお勧めできないことだが。観音様が祀られているそばに、露天風呂があるのだがたくさんのスリッパをみて後回しにすることにした。東北方面には、像などが祀られている温泉がけっこう多い . . . 本文を読む
コメント

山形新庄、カムロみそラーメン

2017-06-07 | 食べある記
(この外観でラーメン屋かよっ!)「カムロリーベ新庄店」は一見したところ喫茶店かイタリアンの店みたいである。十数年くらい前に、この店の前に延びる羽州街道(国道13号線)を湯沢方面へ、十キロほど北上したところの金山町にある本店に行ったことがある。もちろん、そのころはまだ新庄店は存在していなかった。ここは隣に建つホームセンターと広い駐車場を共用しているが、金山の本店前の駐車場が狭かったことを覚えている。そのときに食べた辛みそラーメンがとても旨かったことを、最近思いだした。ただその後に<赤湯辛みそラーメン>を食べてからは、味の記憶を上書きされたようになりすっかりその存在を忘れていたのである . . . 本文を読む
コメント

高湯温泉 福島・福島市(1)

2017-06-04 | 温泉エッセイ
ぶあつい霧の層を突き抜け高湯温泉郷に入ったとたん、温泉の硫黄の匂いが歓迎してくれる。思わず頬がゆるむ。酒呑みが、もうもうと香ばしい匂いを撒き散らす焼鳥屋が建ち並ぶ横丁に迷いこんだようなものだ。連れのなかにに女性陣がいるのなら、この時点で貴金属をはずして高湯地区から出るまでバッグに入れておいたほうがいい。高湯周辺の住民は電子機器を年に一度買い替えなければならないくらい驚くほど硫黄成分が濃いのである . . . 本文を読む
コメント