温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

湯田上温泉(2) 新潟・南蒲原郡

2018-08-26 | 温泉エッセイ
早朝、目を覚ますといつものように足どりかるく大浴場に向かう。(おっほぉ・・・こいつはなかなかじゃないか!)浴室が男女入れ替わっていて、これがなんともハッピーサプライズであった。しかもタイミングよく、温泉の独占である。昨日は、旅の掟を破ったせいであろう、着いてから何度も大浴場にいったが、いずれも先客がいて残念ながらうまくいかなかった。うす暗い浴室で、唯一撮れた画像も光量が少なすぎてお粗末すぎた。よし。たっぷり掛け湯してからまずは内湯の濁り湯のなかにすべり込んだ . . . 本文を読む
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湯田上温泉(1) 新潟・南蒲原郡

2018-08-19 | 温泉エッセイ
湯田上温泉の宿は、思わず住宅街に迷いこんだのかと思うようなちょっと高台の場所にあった。「ここの温泉ですが、『ゆだがみ』温泉という読み方で正しいですか」部屋に案内してくれた仲居さんに訊いた。地名とか温泉地名は素直に地元で訊くほうがよろしい。「いいえ、濁らずに『ゆたがみ』といいます。このあたりの田上町(たがみまち)という地名からついたようで」本当に地名は難しいものだ . . . 本文を読む
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足利學校(3)

2018-08-12 | ぶらり・フォト・エッセイ
足利學校の庠主(校長)は幕府の任命制である。第九世の庠主「閑室元佶」和尚は、関ヶ原の合戦で家康に従い、陣中で盛んに易を立てて戦いに役立てたという。家康が亡くなるまで側近くに仕え重用されて信任が厚かった。足利學校は、元佶と家康との強い結びつきから幕府より百石の朱印地を賜り、建物の修復費用を下賜されたりするなど特別な保護を受け続けた . . . 本文を読む
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猫三魔女七

2018-08-05 | うちのネコは世界一
「いま少し美人かと思ったが、近づいて見れば『人三化七(にんさんばけしち)』アレでも女かね」なんて、落語などで使われる悪態の<人三化七>、つまり人が三割で化物が七割。その伝でいくと、うちの不思議猫の海なんかは<猫三魔女七」だろうなあ。(性格キツイ牝猫だから、もしも<猫三化七>なんていったら熟睡中に顔面でバリバリ爪砥ぎされそうだからな・・・)熱中症で、油断すれば即、間引かれそうな夏である。くたばってたまるか!なあ、海よ・・・ . . . 本文を読む
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女人救済の東慶寺(1)

2018-08-01 | 鎌倉点描
北鎌倉駅で降り、鎌倉街道を南の八幡宮方面へほんの二百メートルほど歩くと右手にある「松岡山 東慶寺」は弘安八年(1285年)、鎌倉幕府八代執権北条時宗夫人(覚山志道尼)が開創した。階段をあがり、山門をくぐってすぐ左にある鐘楼の梵鐘は、観応元年(1350年)鋳造された材木座の補陀落寺のものを移転したそうだ。鐘楼天井に龍が描かれているそうだが、色褪せて判然としなかった。山門から真っ直ぐに伸びた静かな小径をすすむ。 . . . 本文を読む
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