温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

沼津港をぶらり(3)

2015-01-28 | ぶらり・フォト・エッセイ
さて、店選びである。飲食店をぶらぶらゆっくり物色する。下調べなし、直感勝負で決めるのだ。沼津港といえばやっぱり鮨かな・・・。鮨屋の看板をみつけて歩きだし、はたと足を止める。そうだ、あとで楽しみな予定があったのだ。いまは腹半分くらいに抑えておこう。さっき、ちょっと気になった店があった。店先のメニューを覗いたら、たしか鮨も二貫づつ注文できるようなので丁度いい、そこにしよう。店構えも新しく、どこかしら「品」を感じる。こういうとき、わたしは自分の感を信じるほうで、あまり失敗をしない . . . 本文を読む
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沼津港をぶらり(2)

2015-01-25 | ぶらり・フォト・エッセイ
実はわたしは沼津港を訪れるのは初めてである。高速船を使って西伊豆の戸田とか土肥を目指す旅番組とか日帰りバスツアーとか、昼食でよく沼津港を利用することは知っていて行きたいのは山々だったのだが、なにかしら混んでいるイメージがとても強く、なかなか足が向かなかった。沼津インターを早めに抜けて、バスツアー到着前の空いていそうな時間に着けそうな今日、漸く念願が叶ったのだ。魚市場の通りは通行する車の量が多いので、店の中をつき抜ける、提灯で一杯の小路を通って一本奥の通りに向かった。駿河湾は日本一深い湾で、最深部は水深二千五百メートルある。狩野川、大井川、安倍川、富士川など一級河川からの流入が豊かな栄養分をもたらすこともあって、その数約千種類という夥しい魚類が生息する . . . 本文を読む
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沼津港をぶらり(1)

2015-01-21 | ぶらり・フォト・エッセイ
地上駐車場の空きスペースがすんなり見つからず、沼津港(ぬまづみなと)の突き当りにある有料のパーキングタワーに車を入れた。目の前には天城山を源流とする狩野川が、ざわめく水面を煌めかせながら深い駿河湾に注ぎこんでいる。一級大河川にしては、河口部分の川幅は思ったほど広くない。すぐ隣にある沼津港魚市場イーノは港の先端にできた水産複合施設だ。どうやらこの施設の業務用駐車場に無料で停められたようだ。残念。次回に忘れないように頭にメモする。卸売場を見下ろすよう、二階部分に設けられた通路から、朝五時四十五分から七時ごろまで一般客でも活気あふれるセリがみられる。いずれこの時間では終わっていて無理だが・・・ . . . 本文を読む
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御殿山、リッチなイタリアンランチ(2)

2015-01-18 | 食べある記
この店、平日のランチは千二百円からあるが、ランチコースは前菜、ピザまたはパスタ、肉または魚料理、デザートとカフェで二千八百円ということだそうだ。我らのグループは五千円の特別ランチコースの予約だから、どんな料理が供されるのか否が応でも期待してしまう。量を多くするのでなく素材をグレードアップしてくれるのだろう、と。パスタの量も少なくてあっと言う間に食べ終わったが、次の皿こそ期待しよう . . . 本文を読む
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御殿山、リッチなイタリアンランチ(1)

2015-01-14 | 食べある記
すべての卓にテーブルクロスが敷きつめられて、店内はなかなかに高級感が漂っている。ノンアルコールのスパークリングワインでの乾杯から、ランチが始まった。オレンジジュースなど他のソフトドリンクのひともいるが、勤務時間中なのでアルコールはまったくなしだ。もっとも、わたしは禁酒中なのでいずれ飲まなかったであろうが。運ばれた一番目の皿は前菜の盛合せだった。柿とプロシュート(生ハム)、鮪マリナート、そしてカポナータ。どれもいい味わいで、次の料理を期待させる。コースの最初の皿なので少量なのが助かる . . . 本文を読む
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品川、ガード下のラーメン(2)

2015-01-11 | 食べある記
駅から品達に向かうまでに、胸をはって腕組みしてふんぞり返ったラーメン店主たちと自慢のデカ叉焼をのっけたラーメンのポスターがベタベタとこれみよがしに貼ってあって、まずこれが気にいらなかった。「品達」とは「品川に集まった、ラーメンの奥義を極めた達人たち」をたぶん縮めた略だろうが、食べたひとたちからこそ「達人」と呼ばれるべきで、わたしにはなんとも抵抗がある。そして、従業員の着服防止や品別の売上統計が容易など、店側にだけメリットがある券売機を使った販売形態が、どうにもわたしは性に合わない。注文した品が遅かったりして腹を立てても代金前払いした以上、店を飛び出るわけにはいかないのだ . . . 本文を読む
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品川、ガード下のラーメン(1)

2015-01-07 | 食べある記
去年の八月から仕事場が深川から品川となった。品川といえば、江戸時代、東海道の最初の宿場である。品川宿は中山道の板橋宿、甲州街道の内藤新宿、日光街道と奥州街道の千住宿と並び江戸四宿と呼ばれていた。場所的には現在の品川区内、京急の北品川駅から青物横丁駅あたりに広がっていて、目黒川の北が北本宿(北品川)、南が南本宿(南品川)だった . . . 本文を読む
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大晦日の蕎麦前

2015-01-04 | 食べある記
(あれれ、灰皿が置いてあるぞ・・・)思わず知らずニンマリとしてしまう。最近、禁煙の蕎麦屋がだいたい多い。そういえばこの前芝で見つけた蕎麦屋も灰皿があったな・・・。大晦日の今日から五日間の年末年始が終わると、また恒例の禁酒が始まる。ならば今日の昼も外に出掛けて軽く呑んでしまおうと、川崎まで足を伸ばしてしまった。餃子で一杯もいいなと思ったが、厚でのコートと鞄があるので混み合う中華店の狭いカウンター席よりテーブル席がよかろうと、通りかかった蕎麦屋に飛び込んだ . . . 本文を読む
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新年のご挨拶

2015-01-01 | つぶやき
新年、あけましておめでとうございます。ご家族の皆様のご健康とご多幸をお祈り申しあげます。なにとぞ本年も、変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします . . . 本文を読む
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