温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

読んだ本 2019年3月

2019-03-31 | 雑読録
旅先での昼メシは当たりもあればハズレも多い。横浜から千数百キロ離れた海辺の観光地を走っていたとき、値段が高い海鮮系でなく、フツ―の食堂で食べられるような手軽な昼メシが食いたくなった。その店に入っていくと、地元客が多かった。これは、当たりかも。店先に出した「営業中」の札をしまっている。ぎりぎりセーフだ。「カルビステーキ定食をください!」指示された卓に落ち着きメニューを広げると、一番上の品が目に飛び込んだのである . . . 本文を読む
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続・平戸千里ヶ浜温泉(2)

2019-03-24 | 温泉エッセイ
夕食の時間になり、下の階にあるだだっ広い食事会場に降りていった。平戸の食材を使用した地産地消、国産牛焼肉、海鮮バーベキューのバイキングである。飲み放題のほうだが、なんと三十種類が用意されているそうだ。焼酎の芋が黒丸、黒霧島、麦が八重丸、いいちこ、ウィスキーがサントリーの角、日本酒、ビールはモルツ、プレミアムモルツ、ワインなどで、ロック・水割り・お湯割り・ソーダ割りなどで呑める。甕に入った焼酎が安い甲類でないのがたまらなく豪勢で嬉しい。よっしゃ、温泉で落胆した分、アルコールでとり戻したるぞ . . . 本文を読む
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続・平戸千里ヶ浜温泉(1)

2019-03-17 | 温泉エッセイ
(えっ、あそこが飲み放題の二食付き宿泊プランで九千五百円ですと!)平戸の五大ホテルのひとつ、あの「蘭風(らんぷう)」がである。飲み放題をつけなければ七千五百円。なんてこったい。お得なプランの訳は、どうやら西日本で有名な「湯快リゾート」にオーナーが変わったからのようだ。調べてみると、蘭風は景観と温泉の良さで海外客を集めてきたが減少傾向が続き、熊本地震で宿泊キャンセルが相次いだことにより立ちいかなくなって、2016年10月、蘭風という名称を残し、従業員八十名を継続雇用する条件で買収されたそうだ。  仰天状態から立ち直ると、あとさき考えずダボハゼのように食いついてついつい予約してしまった . . . 本文を読む
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長崎空港で地獄炊き

2019-03-10 | 食べある記
空港を訪れるのは飛行機の利用客や送迎する人々だけではない。このわたしみたいに土産の購入やランチだけを目的とする飛行機嫌いな奴もいるのである。五島(手延)うどんは「幻のうどん」ともいわれる長崎の五島列島で生産しているうどんである。しかし、五島にいくには長崎港からフェリーで三時間ちょっと、高速船に乗っても一時間半かかる。飛行機も船も苦手なわたしには無理とあきらめていたら、空港で本場の美味しい五島うどんが食べられると最近になって知ったのである . . . 本文を読む
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鎌倉行くなら江ノ電で(2)

2019-03-06 | 鎌倉点描
鎌倉という土地は思いのほか狭く、主要な道路はいつも混んでいる。道路渋滞など平気という車好き運転手でも、同乗者は必ずしもそうではないし、駐車するための待ち時間も常人には耐えがたいものがある。慢性的渋滞の道路事情であるから、バス利用も賢い選択肢ではない。手だてがまったくないわけでもない。その一つに、藤沢駅付近の駐車場に車を入れて、江ノ電を使って観光するテだ . . . 本文を読む
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読んだ本 2019年2月

2019-03-03 | 雑読録
山田洋次監督の映画はだいたい食事シーンには、力を入れてない。(とわたしは思う)例外は、「幸福の黄色いハンカチ」の冒頭で、出所したばかりの高倉健が駅前の食堂でまずはビールを注文する。両手で拝むようにコップを持って口から迎え気味にビールを喉を鳴らして飲み、追加注文した醤油ラーメンとカツ丼をガツガツ食べるシーンくらいではないか。健さんはこのたった二、三分のシーンのために二日間絶食したといい、印象に残る名シーンとなった . . . 本文を読む
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