温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

鬼怒川、五つ星の宿(2)

2015-03-28 | 温泉エッセイ
いつも通りの電光石火の着替えをすませると、吹き抜けのエレベーターで一階にある温泉大浴場に向かう。九州などへ千キロ以上を走り抜いて宿に着いたときはビールなどでひとり乾杯するが、ほとんどの場合、温泉がすべてに優先するのである。屋上階にある、あさやホテル自慢の空中庭園露天風呂はリニューアル工事中なのがちょいと残念だがこれはしかたない。なんでも書き入れ時のゴールデンウィーク前の四月三十日には間に合わせるようである . . . 本文を読む
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仔猫と吊り橋

2015-03-25 | ぶらり・フォト・エッセイ
鬼怒川温泉の南に架かる吊り橋・・・大分の夢の大吊橋以来である。ホテル裏にある、全長百四十メートルの吊り橋「鬼怒楯岩大吊橋」だ。恐る恐るすこし行って振り返る。「鬼怒川サンシャインホテル」には鬼怒川旅の初期のころに、かなり、リーズナブルな価格で泊れた記憶がある。収容客数が多いので掛け流しではなかったとおもうのだが、露天風呂がとても開放的だった。そうだ、思い出に浸っている場合ではない。みていると、それほど揺れは大きくないようだ。造りもかなり堅牢そうである . . . 本文を読む
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鬼怒川、五つ星の宿(1)

2015-03-22 | 温泉エッセイ
鬼怒川温泉の宿泊客数だが、平成五年の三百四十一万人をピークに、平成十七年には二百万人を割り込み、平成十九年に二百万人台に回復した。といってもピーク時の六割に満たないので、どこの宿も内情は苦しい。実際、鬼怒川沿いに廃墟となってしまったホテルは多い。鬼怒川の「あさやホテル」は「麻屋旅館」として明治二十一年に創業された、百二十年を超える老舗宿だ。数年前から人気の温泉地の老舗宿をできるだけ泊るようにしている。もちろん、平日の格安プランが出るのをじっと待っての宿泊だ . . . 本文を読む
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鬼怒川、バイキング・トーク

2015-03-18 | 食べある記
鬼怒川温泉駅で降りると、駅前広場ではアニメキャラの車が勢ぞろいしていた。どうやらイベントをやっているようだった。まったく興味がないので、鬼怒太のでかい像の前を通り線路に沿った道を戻るように進み住宅街のなかにあるこの店「きっかぶ」に辿りついたのだった。前に来たら定休日だったのだ。ここは書き入れ時の日曜、それに月曜と火曜が休みなのだ。住宅をすこしだけ改造した地元密着型店舗で営業は三十年余り、まず観光客にはわかりにくい場所である。残念ながら酒類はまるで置いていない。「どちらからですか」焼きそばを作りながらママが訊く。「横浜からです」「あら横浜から? 今日はお泊りですか」「はい」「どちらにお泊りになるのですか」別に隠す必要もないので宿の名前を言った途端に、ママさんのお喋り装置のスイッチが入ってしまったらしい . . . 本文を読む
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天国と地獄(2)

2015-03-11 | 温泉エッセイ
「おっ、露天風呂があいているぞ」大浴場とは別に貸切風呂が寝湯、露天風呂、五右衛門風呂の三つある。一階のエレベーター前に表示板があり利用中は点灯する仕組みになっている。点灯していなければ誰でも自由に入れるのだ。しかも無料で。寝湯もあいていたが、閉鎖された狭い空間なのを知っているので今回は遠慮しておく。玄関でサンダルを履き、すぐ右手にある露天風呂に歩く。大浴場と露天風呂とで身体が充分に温まっているので、冷たい外気のなかでも脱衣するのに躊躇はない。かなり広い開放的な露天風呂で、独占すると満足この上なしである . . . 本文を読む
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昭和すぎるカレー

2015-03-08 | 食べある記
この日、銀座で邦画「深夜食堂」を観た。滅多に邦画をみることはないのだが、たしか数年前に静岡で泊った宿で「深夜食堂」のテレビドラマを正に深夜にラスト十分ばかりだけ観た縁があり、一度まともにみてみたかったのだ。 続篇があればまた来てもいい、雰囲気のあるいい映画だと思う。劇中の食事シーンに触発されて、猛烈にカレーライスが食べたくなった。どこで食べようか・・・。同じカレーを望んでも無理だろうから、どこか雰囲気が古めかしい店がいいな。レバンテが近いが、もっと見るからに歴史があるような店が。わたしの記憶はどこか一瞬を切り取り写したスナップ写真に似ている。そのなかの「いつか入ってみたい店」のファイルの記憶を手繰ったのだ . . . 本文を読む
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天国と地獄(1)

2015-03-04 | 温泉エッセイ
熱海から乗りこんだ伊東線で伊東駅に降り立った。東京からだと快速アクティーを使っても約二時間二十分かかるのだが、慣れた東海道線だからそんなに遠く感じられない。祇園の立ち食い蕎麦の出汁のいい匂いが漂ってくるが、東京駅で京風きつねうどんを食べてしまったので、素通りする。改札脇にある窓口で戸塚駅までの定期を提示して差額を払うと、駅を抜け確かな足どりで宿へと歩きはじめる。迷いはいっさいない。伊東の町の地理は住んだことがあるように隅々まで知っている . . . 本文を読む
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読んだ本 2015年2月

2015-03-01 | 雑読録
西武線の沿線に住んでいて鉄道なら西武が一番、野球はライオンズファン、ホテルなら絶対プリンスホテルが最高という友人がいた。まあ、なんともド・ストレートでわかりやすいがこれも一種の郷土愛なのだろう。浜っ子のオマエはどうなのだと訊かれれば、うーん、すぐに答えろといわれると、鉄道も野球もホテルも思いつかず・・・ちょっと勝負にならないだろうが崎陽軒のシウマイ弁当かな。二月にも雪予報の日が二日あった。いずれも狼少年的なハズレの予報であったが、一月の対応にならって戸塚駅の崎陽軒で駅弁を買って通勤することにした。一日目の二月五日は新作の「おべんとう春」を購入 . . . 本文を読む
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