温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

土肥温泉(1) 静岡・伊豆

2010-02-28 | 温泉エッセイ
見覚えのある、宿の玄関風景だ。門柱がわりの両側の石仏も趣きを感じる。「玉樟園新井(ぎょくしょうえんあらい)」は、テレビドラマの舞台や囲碁や将棋のタイトル戦の会場としてたびたび使われ、旅番組などでとりあげられている土肥温泉の老舗旅館である。玄関の前には、二月というのに桜が見事に咲いている . . . 本文を読む
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河津桜 2010年

2010-02-24 | ぶらり・フォト・エッセイ
伊東駅前で昼食をとると、まっすぐ河津に向かった。河津駅の近くへいくと、道路があまり混んでないので会場に近い駐車場を選んだ。寒いのであんまり遠くの駐車場は敬遠したのだ。川沿いの並木道を歩く。やはり桜には、曇天よりすっきりした青空が良く似合うと思う。平日のせいもあるが、陽気が悪いので人手はあまり多くない。底冷えするあまりの寒さに、手袋嫌いのわたしも思わず手袋をしてしまう。桜の咲き具合は五、六分といったところである . . . 本文を読む
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甲府富士屋ホテル(2)

2010-02-21 | 温泉エッセイ
甲府富士屋ホテルは、何年か前まで甲府で一番高い建物であった。十五階建ての近代的なホテルだ。すぐ前に立って見あげると首が痛くなる。客室は和室と洋室があり、館内にはレストラン、日帰り入浴もできる温泉浴場、結婚式場、美容室、写真館、茶室、フィットネスクラブなどがある。一階にある喫茶店で、一度だけ珈琲を飲んだことがあるが、宿泊は初めてだ . . . 本文を読む
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伊東駅前 湯の花通り

2010-02-18 | ぶらり・フォト・エッセイ
月末と月初が忙しい仕事をわたしはしている。だから、休むのはどうしても十日前後に集中してしまう。有給休暇の消化もかねて、二月も一日休みを取った。さて、旅の目的地はどこにするか。旅はもっぱら車でするが、車で雪国に行くつもりはまったくない。だから雪の季節は行ける場所が限られてしまう。しかし天気予報では関東地方のあちこちにも雪マークがでていた。いずれ時期的には房総か伊豆かである。悩んだあげく伊豆にした。馬鹿のひとつ覚え、という声がどこからか聞こえてくるが . . . 本文を読む
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甲府富士屋ホテル(1)

2010-02-14 | 温泉エッセイ
「よっ、信玄公、ひさしぶり!」小さい声でそう呟くと、煙草に火を点けて紫煙を深々と吸った。特急「あずさ」で禁煙を強いられたので、甲府駅に着くとまっすぐ南口にある武田信玄の銅像のところまでやってきたのであった。信玄は、あいかわらず威厳を周囲に漂わせ、迫力のある顔つきだ。まるで、昼間から酒臭い紫煙をまき散らかしているわたしを睨みつけているように感じてしまう。渋谷のハチ公のように、山梨の人たちはたいていここで待ち合わせると聞いた . . . 本文を読む
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岡山後楽園(2)

2010-02-10 | ぶらり・フォト・エッセイ
(しかし、岡山後楽園・・・正直なわたしの印象を言えば、ビバリー・ヒルズにある日系二世大物ハリウッドスターの邸宅の庭という感じ。「林泉回遊式庭園」とは謳っているが、なんとも趣にとぼしい庭園だな・・・)ここまで園を廻って思う。日本庭園といえば、制約のある広さを、流水をめぐらし、築山などで起伏をつけたり巨石樹木を配したり、時には苔さえ用いて地面や空間に工夫をこらすのが常だと思っていた。後楽園は、なにか平面的な公園、というイメージである。だだっ広く、牛が一頭でも寝っころがっていれば牧場だし、クラブを振っているひとかカートが置いてあればゴルフ場かと見まがう芝生である . . . 本文を読む
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岡山後楽園(1)

2010-02-07 | ぶらり・フォト・エッセイ
日本三名園のひとつ、岡山後楽園である。江戸時代初期に岡山藩主池田綱政によって造営された、元禄文化を代表する庭園だ。ここ後楽園で三名園をすべて廻ったことになる。ただ途中で訪れた四国の栗林公園も三名園に比べてまったく引けをとらない、とわたしは思う。当たり前のように入口で入園料を払いながら、ふと、水戸偕楽園はタダだったことを思い出す。公園の維持管理に金がかかるのはわかるが、それにしても偕楽園は太っ腹だったな . . . 本文を読む
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読んだ本 2010年1月

2010-02-03 | 雑読録
日頃から、ウォーキングシューズを愛用している。スーツで出勤するときも、ジーンズで旅するときも履いているのだ。いまはあまり出張がないが、ある時期出張ばかりしていたことがあって、そのころから革靴をやめてウォーキングシューズに変えた。出張するときは自分でスケジュールをつくって、意図的に前泊したり、帰りに目当ての駅で途中下車して一泊したり旅もちゃっかりいれることにしたものだから、革靴をやめてしまったのだ . . . 本文を読む
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