温泉クンの旅日記

温泉巡り好き、旅好き、堂社物詣好き、物見遊山好き、老舗酒場好き、食べ歩き好き、読書好き・・・ROMでけっこうご覧あれ!

支笏湖畔のカルビ丼

2011-08-31 | 食べある記
(そうだ。丸駒もそんなに遠くないな・・・)そこで昼飯にするか。定山渓温泉から支笏湖まで、ざっと看て一時間半くらいだろう。それくらいなら、途中で飲み物一本くらい買って飲めば我慢できそうな腹具合だ。今日の湖は霧があるのでなんとも幽玄な風景である。支笏湖(しこつこ)は支笏洞爺国立公園内にあるカルデラ湖で、湖の北側に恵庭岳、南側に風不死岳、樽前山(活火山)の支笏三山が聳えている。湖底に残った暖かい水が湖面を温めるため結氷しにくく、日本最北の不凍湖としても知られる  湖から漂う雰囲気は、その圧倒的な深さと満々と湛えられた水からきていると思う。 . . . 本文を読む
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牧之通り 新潟・南魚沼

2011-08-28 | ぶらり・フォト・エッセイ
現在では国道17号とよばれる三国街道は、関東と越後を結んでいる主要な街道である。かの上杉謙信も三国峠を越えてたびたび関東へ遠征した。中山道の高崎宿から北陸街道の寺泊宿まで続くわけだが、南魚沼の塩沢宿もその街道の途中にある。塩沢といえば塩沢つむぎぐらいしかすぐには思いつかないが、その塩沢に古い町並みが再現されたということを聞き込みさっそく訪れてみた。わたしは古い建物や町並みが大好きなのである . . . 本文を読む
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定山渓温泉 北海道・札幌

2011-08-24 | 温泉エッセイ
泊まった小樽の朝里川温泉の宿の温泉が、すこしだけパンチに欠けてイマイチであったので、定山渓(じょうざんけい)温泉に寄ってみることにする。もっとも単に呑み過ぎなだけで泉質のせいではないかもしれないが。道央の美瑛、富良野、そして小樽と観光メインにしてきたので、今日はできれば温泉メインにしたい。昨夜はいつもの芋焼酎の水割りのほかに、小樽で入手した冷酒の四合瓶をついつい調子に乗ってあけてしまったので、酔い醒ましもかねてである。朝里川の湯ではアルコールがまったく抜けていない。定山渓には、日帰り入浴が始まる三十分ほど前に着いてしまった . . . 本文を読む
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小樽運河界隈(2)

2011-08-21 | ぶらり・フォト・エッセイ
運河から、いったん表通りをメルヘン交差点まで戻った。すこぶる効率の悪い観光のようだが、それなりの理由がある。砂川サービスエリアで昼食をとってからまっすぐこちらに来たのだが、まだ二時間しか経過していない。小樽名物の鮨を食べるためには、それなりに腹を減らしておきたいのだ。小樽オルゴール堂の前の五叉路がメルヘン交差点に、焼失した小樽海関所燈台を模して再建した常夜灯がある。これが古い町並みによく溶け込んでいる。夜には点灯されるそうだ。ここから堺町の通りが始まる。小樽はわたしの好きそうな年代物の建物がジツニ多いので嬉しくなる . . . 本文を読む
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深川で刺身定食

2011-08-17 | 食べある記
門前仲町駅で降り、地上出口を出たら清澄通りを赤札堂方面へ歩く。高速道路の下を通って葛西橋通りとの交差点を渡り、なおも道なりに歩いているとやがてローソンがある。その向かいの路地を入ったところに「深はま」はある。路地の入り口には、小さな立て看板があるので見逃すことはない。ここの昼飯はなかなかのものである。実はすぐそばで働いているのでよく行くのである。昼食のメニューは、だいたい六種類くらいあるが、わたしの注文は決まっていて、つねに「刺身定食」である . . . 本文を読む
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小樽運河界隈(1)

2011-08-14 | ぶらり・フォト・エッセイ
堺町の交差点そばにあるコインパーキングに車を止め、運河に向かった。<小樽>という地名を見たり聴いたりすると、わたしは、瞬間的に脳裏に小樽運河の風景が浮かんでしまう。あちこちで、人力車の客引きがいる。交差点では信号四か所にいて、驚かされる。もっとも目当てはカップルで、男ひとりでは客とみなさないのか声もかけてくれないのがありがたい。(ひさしぶりの小樽運河だ・・・)運河のあたりには、さすがに観光客が多い。なるべくいいカットで画像をとりたいのだが、群れをなしている観光客たちをまったく入れずに写真をとるのはかなり難しいものがある . . . 本文を読む
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夕張メロン、あーんど・冷やしラーメン

2011-08-10 | 食べある記
道央自動車道の砂川サービスエリアの奥に、お気に入りのハイウェイオアシスがある。ここに来るたびに、とにかくわたしはひどい興奮状態に陥ってしまう。胸の奥底からなにかこうワクワクしてしまうのである。駐車場から建物まで小走りで向かう。客で混みあった建物に一歩はいると、まずは一目散といった感じで、夕張メロンを探し買い求める。カットメロンなので二百五十円というお手ごろな値段である。なぜか先ほど食べた富良野メロンよりも百円ほど安いのだ。こいつがキリッと冷たくて、完熟の芳香が鼻腔に、えもいわれぬ甘みが口腔いっぱいに広がり、で実にジツに旨い . . . 本文を読む
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カルルス温泉 北海道・登別

2011-08-07 | 温泉エッセイ
わたしが温泉を好きになった<原点>ともいえるのが、このカルルス温泉である。温泉に入る前と出るときにたっぷり掛け湯をしたり、湯を掬って鼻からも温泉成分をとりこんだり、わりと短い入浴時間をきちんと守るのも、このカルルス温泉の旅館の、浴室の壁に掲げられた年代ものの「入浴心得」の額をみてからのことである。登別温泉からは車で山を二十分ほど登ればカルルスである。洞爺湖からも裏道で三十分くらいだろう。わたしは北海道への行きかえりに、函館発着のフェリーを使う。登別や洞爺湖は往復の通り道となる。だから北海道に来れば必ずといっていいほど泊まる。泊まらないときには日帰りで入浴するのだ . . . 本文を読む
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読んだ本 2011年7月

2011-08-03 | 雑読録
七月の初めにものすごく暑い日が続いて、ふと不自然なことに気づいた。(異変か・・・)蝉の声がしないのである。もしかして大震災が地中の彼ら幼虫にも災厄をもたらしたのか。そう、秘かに心配していたら、最近は蝉の鳴き声がしはじめたのでほっとしている。さて、こんなに暑いと自称「ビール嫌い」のわたしでも、よく冷えたビールを一杯くらい呑みたくなってくる。どうせ呑むなら老舗のビアホールがいい。今月は書きたいことがいっぱいあるので、では、呑みながらということで . . . 本文を読む
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