新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

日柱反言の年。

2019年11月14日 | 四柱・その他
反言(はんごん)とは、同じ干支が重なることをいいます。
特に命式本体の四柱中の干支と同一の干支が行運(大運・流年)に再び現れる場合をいいます。(反には繰り返すという意味がり、言は干支を意味します)
四つの柱(干支)があるので、反言にも年柱反言・月柱反言・日柱反言・時柱反言の四種類があります。(年柱反言が還暦の時ですね…。)

反言の年は、当然同じ干支が来るので、通常の年よりも五行が固まる傾向が出てきます。

また、流派によっては反言のことを併臨(へいりん)と呼ぶ場合もあり、日柱と時柱とが反言する場合を衝天殺と呼び、凶象を顕すとも言われています。

四つある反言の中で、特に注意が必要なのが「日柱反言」です。
日柱反言の年は必ず比肩となり、通常の比肩よりも強い比肩と考えたらよいと思います。
(比肩が冬運ならば、比肩の反言は大寒波の様なものですね…。)
突発的な出来事や、何で!と思うような出来事が起こる場合もあります。

比肩は強く財星(宝)を剋しますので、宝(大切なもの=人間関係・健康・財産)を強く剋す年ともいえます。

近年は稀に見る大型台風も多いですね…
そのようなものかも知れません。

日頃の鑑定の中で、この年はどうでしたか?
と、聞きますと、反言の年は辛かった! と、いう方がほとんどです。
特に、大運が比肩・劫財(敗財)の場合は、尚更かも知れません…。

四柱推命は、運命の天気予報です。
何かを始める時は、自分の運を見て始めると良いと思います。

運気の良い時は、良い人に出会ったり、物事がスムーズに運びます。
運気の悪い時は、変な人に出会ったり、お金だけが流れたりしやすいものですね…
目に見えない運を知ることも大切だと思います。

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新栄堂




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