新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

どの星にも吉と凶の両面が含まれている

2008年08月29日 |  四柱推命(変通星の意味)
天干星には10(11)種類の星があります。
それは比肩星・食傷星・財星・官星・印星の5グループ10種類です。
当然吉の星と凶の星とあるのですが、一つひとつの星が吉の内容だけとか、凶の内容だけを持っているのではありません。バランスが重要になってくるのです。
例えば、意志が強い事は良い事ですが、強すぎると頑固になってしまいます。また、優しいのも良い事ですが、優し過ぎると優柔不断になってしまいます。…全てがバランスだと思います。
天が親とすれば子供にはできるだけ良いものだけを与えたいと考えるはずですので、全ての星は吉の内容だけを持つ筈です。
しかし、子供である人類は長い歴史の中で幸・不幸を繰り返すうちに、実に複雑な性質を持つようになってしまいました。
その結果、人間は天も与えたくなかったような凶の内容まで帯びるようになったのです。
それ故に、一つの星には吉の内容と凶の内容が含まれ、もし吉が凶より大きいと、その星は吉の星となり、
反対に、凶が吉より大きいと、その星は凶の星になる様になりました。
ただし、天干の星同士の組み合わせとか、地支星(十二運)や大運・流年との兼ね合いによって、吉の意味が強く出てきたり、凶の意味が強く出てきたりします。
ですから、吉の星だから吉の内容だけが出てくるとか、凶の星だから凶の内容だけが出てくるとはかぎりません。
詳しくは全体をより細かく見なければならないのです。
写真は軽井沢の博物館で!新栄堂
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