新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

この様な時には鑑定を…⑧

2022年06月18日 | 四柱・その他
さあ、良き伴侶を迎えたら第二の人生の出発ですね…。
人生は山登りと同じです。
一人で人生という名の山を登り始めたら、同じ志を持つパートナーを持つことが大切です。
ビジネスのパートナーも重要ですが、家族を構成するパートナーはもっと重要だと思います。
まず、目的地が同じでなくてはなりません。
もし、二人の価値観が異なると、後々問題が発生する場合もあります。
二人の背後には親や兄弟姉妹もおられるわけですので、相手を愛するということは、相手の大切な人にも意識を持つということになります。

さて、家庭を出発した二人…男性には、良き環境を妻に与えたいという欲求があります。
良き環境で妻や子どもという愛する人を守りたいという欲求があるのですね…。
その為の一つがマイホームとも言えます。

一戸建てにしろ、マンションにしろ、マイホームを持つということは、人生に何度もない大きな出来事だと思います。
日用品や食品などの場合は、必要な時に、必要なだけ購入すれば良いのですが、家を持つ場合は年回りを見て契約・購入をされたら良いと思います。

家や不動産等の高額な物を購入する場合…
四柱推命的には、家や高額な物を表す星(変通星)は財星(特に正財)と言われています。
そして、その財星の十二運が長生・冠帯・建禄等の旺相運の時が良いと言われています。
帝旺の場合は、運気が強すぎて注意の暗示もありますし、正財の十二運に冠帯が付いた場合は、命式や行運如何によっては詐欺に注意の暗示も出てきますので、命式や行運全体を吟味する必要もあると思います。

間違ってはいけないのは、不動産等を表す財星を剋す「敗財・劫財・比肩」の行運の時の契約ですね…。
敗財や劫財は財星ではなく、財星を強く剋す星ですので、勘違いしないようにして下さい。

以前、この様な方がおられました。
ご主人が亡くなった後に、その保険金でマンションを購入されたそうです。
しかし、そのマンションに住むようになってから寝起きが悪く、いくら寝ても疲れが取れなくなったそうです。
早速、そのマンション購入の契約をされた年を四柱推命で見て見ますと…
大運:比肩、流年:比肩と、行運に分離を表す比肩が並んで出ている様な年回りの時でした。
比肩は、分離を意味する星ですので、その比肩が巡っている大運の時にご主人との別れが生じたのでしょうが、マンションを契約された年回りはその比肩が並んで出て来る年でした…。
この様な年に契約された不動産の場合は、地相や家相、あるいは住み心地の悪い物件と自然に縁が出来てしまう傾向があるようです。
その時には良い様に思えても、そうでない場合も多々ありますので、建てたり購入しても良い運期なのかを確りと知る必要があると思います。

当方に来られる方は、車を契約する年月まで見て欲しいと言われる方も少なくありません。
確かに、車や電子機器等の機械類には当たり外れがありますので、良い年回りに購入された方が良いのでしょうね…。

余談ですが、同じ親から生まれた兄妹でも生まれた生年月日によって性格や運が異なります。
同じ様な環境で育つのですから、似た様な面もありますが、命式によって随分と変わってきます。

その様な観点から考えてみますと、ペットブームの今日…血統書付きの犬や猫を買われる場合は、良い年月日時(良い四柱)を持ったペットを購入されるのも良いかも知れませんね…。

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown ()
2022-06-20 16:00:31
財多身弱や、身弱度が強い人にとっては財星は忌神ですが、それでも財星に建てたほうがいいんでしょうか?
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Unknown (あ様へ)
2022-06-20 19:21:17
その場合は、財星でない時が良いですね…。
返信する

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