新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

四季と食べ物(春・夏・夏の土用)

2013年12月16日 | 五行
●春は酸っぱいものや麦類を食べると良い。
春の味、酸とは「鑚」(うがつこと)に通じ、万物がいっせいに芽吹くことを表し、このときの味が「酸」なのです。
ですから、春は酸っぱいものを食べると良いでしょう。(イチゴ・菜の花・かんきつ系)
春の五穀芒(ぼう)は、大麦や小麦などの棘(トゲ)のある穀物を意味し、春にはこの様なものを食すると良いでしょう。

●夏は苦いものを食べると良い。
夏の五味は苦(にが)い味です。「苦」とは、「勤苦」とは(つとめくるしむこと。非常に骨を折ること)のことで、万物をよく養い成長させることを表します。ですから、夏はゴーヤなどの苦みのある食べ物、鮎などのはらわたの苦みを食すると良いでしょう。…苦い味は身体を冷やす作用があると言われ、沖縄などでは良く食されている。また、苦いものにはストレス等で逆流した気を降ろす作用もあると言われている。
(ゴーヤ・ピーマン・夏みかん)
夏の五穀の「散」は散らばっている穀物を意味し、黍(きび)などがあります。ですから、白米と一緒に黍を入れて焚いたり、黍団子(きびだんご)等を食べるのも良いと言われている。

●土用の味は「甘」です。特に夏の土用にはいろんなものが甘くなり、キャベツや芋、果物の他、肉・鰻も甘味に分類されます。甘は気や血を補う作用があります。
五穀の「萃」(すい)は細かい粒が集まった穀物を指し、その代表的なものが粟(あわ)です。

「幸運を招く 陰陽五行」の本から。


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新栄堂

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