新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

或る能力開発会社の社長

2020年05月16日 | あのひとの命式


私は40代に入った頃、自己啓発セミナーに通ったことがあります。
「3日間のセミナーに7回通うと良い」と言われ、ホテルに連泊して通った事があります。
その会社のトップが直接語るセミナーは、とても刺激的で楽しいものでした。
語り始めると、その場の空気が澄んでくるのを感じた事があります。
昨日、久々にその時のセミナー内容を聴き、懐かしく思い、その社長(講師)の生年月日を出してみました。
上図が彼の命式です。
彼の両親は、彼が小さい頃に離婚され、彼は継母に育てられたそうです。
そして、小さい頃はとても辛い経験をされ、実の母に会いたい一心から17歳の春に家出をしたとの事でした。
その頃の彼は自己肯定感が無かったと言っていました。
その後、実の母との出会いを通し、母の愛を感じ、師に出会って認められたいという思いから頑張ったと言っておられます。
人生の師は叩き上げの社長で、礼儀には厳しい人で、「給料はもらうものではなく、稼ぐものだ」と言われたそうです。
また、彼がセールスを始めた最初の1か月は、全く結果が出なかったそうです。
その理由は単純で、自分がその商品に対して納得していなかった。…自分自身に売り込む事が出来ていなかったと言っていました。
(彼の言葉・・・)
・自分が売れないと思っていることは解釈。
・決めたことはやらなければ気が済まない。
・私は追及することが好き。
・途中で挫折するのは、心から求めているものに出会っていないだけ。
・上質の追及。 等があります。

(彼の命式)…生時不明ですが。
・日干:己で、月上の比肩を中心とする偏官との並びの命式。
・五行を見ると、土の比肩と木の官星のみに星(●)が3対3で固まる命式。
性格は行動的で、目的に向かって走る星。
頭で考えるよりも、実践を通して掴む星とも言えます。
数え歳1歳~10歳までの大運が比肩・劫財の分離運ですので、小さい頃はとても寂しかったと思います。
そして数え歳11歳~15歳、偏印 墓の大運。
ネガティブな心に支配されていた頃だと思います。
今の彼は、成功者ですが…
この様な命式の方は、叩き上げの人に多く、ハングリー精神や好奇心で道を究める人も多い様です。
実の母の愛に触れ、師に出会う…セールスという仕事から成功哲学。
そして、人材教育のコンサルタント…
完全マイナスになると、完全プラスの神が導くのかも知れませんね…。
クリックしてね
新栄堂


コメント
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