上図は或るタイプの異なる二人の命式です。
この二つの命式を見ながら、以下の様なことが考えられます。
まず、Aさんの命式。
・日干:辛亥…夫婦関係ではちょっと気になる干支。
・天干の並びは月上の正財を中心とする印綬(偏印)との並びの命式。
・五行も財星と印星とに星が多い。
・火の官星に星が不及。
・女性的な命式で、家の中にいる方が好き。
・女性の場合はお喋りが好きかも…?
次にBさんの命式(生時不明ですが…)
・日干:甲で、天干の並びは月上の偏官を中心とする正官との並びの命式。
・五行の官星に星(●)が固まる。
・土の財星に星が不及。
・男性的な命式で、家庭よりも仕事タイプ。
・プライドが高く行動的。
もし、この二人が夫婦ならば、官星が多いBさんが夫で、財星と印星が多いAさんが妻なら良い。
その場合、Bさんは仕事で頑張り、Aさんは主婦業で頑張るタイプとなる。
もし、Bさんが母親で、Aさんが娘の場合は、母親のBさんは家庭よりも仕事を優先すると思う。
娘のAさんが小さい頃は、母親のBさんは何時も仕事で忙しく、娘さんは少し寂しい思いをしたかも知れない。
子供は、自分の気持ちを母親に受けとめてもらうと、心が安定して前向きな思考を持つことができると思う。
実は、財星と印星とが多いAさんにとって必要な星は官星…官星はBさんが持っている。
また、官星が多いBさんにとって、必要な星は印星と財星…印星と財星はAさんが持っている。
二人が愛と信頼関係に基づき一つになれれば、互いの要素を相続し合って、運気はアップするのですが…。
二人の間に信頼関係が無い場合は、タイプの違いからお互いを理解し合えずに、不満や不信が増す場合も多い。
お互いのタイプの違いが吉と出るか凶と出るかは、愛と信頼関係が強く影響すると思う。
幼い頃に、両親(特に母親)から確りと愛された記憶は信頼関係の土台となると思う。
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