今回は健康について書きたいと思います。
健康を維持するには…
1. バランスの良い食事。
2. 適度な運動。
3. ストレスの無い生活。 がポイントですが、現代人の場合は、3番目のストレスの影響が一番強いかも知れません。
それでは、ストレスを感じやすい星(変通星)の代表的な星は何でしょうか…?
それは、傷官(しょうかん)と偏印(へんいん)かも知れません。
傷官と偏印とが悪く働く場合にストレスを感じやすく、病気の元を作りやすいとも言えます。
まず、傷官…。
傷官は感情の星で、ハイティーンの難しい反抗期の様な星とも言われています。
とても感受性が強く敏感で、人の気持ちを鋭角に感じ取ってしまうガラス細工の様な純粋な星(変通星)が傷官ですね…。
この傷官が悪く働く…例えば、過傷官(傷官が五行に4個以上固まる)や傷官に荒れる12運の沐浴が付いたり、過ぎる12運の帝王が付いている場合は、とても敏感に感じやすくなります。そして、その傷官が命式本体の官星を強く尅している場合には、鋭角な感情+プライドで、少々ガタガタする場合も出てきます…。
また、偏印…。
偏印は思考や精神世界の星(変通星)で、知的好奇心も強い星ですが、物事を裏から見る傾向があります。
この偏印が悪く働く…。例えば太過する場合(五行に4個以上固まる場合)は考え過ぎてネガティブになる場合もあり、偏印に荒れる12運の沐浴が付く場合は少々考えが荒れ、やはりネガティブな思考になりやすいと言われています。
傷官も偏印も才能を意味する変通星ですので、傷官が良く働けば天才的な才能を発揮し、偏印が良く働けば、人とは違うユニークなアイデアを発揮することができます。
しかし、鋭角に感じ過ぎるのも、斜めに裏から見過ぎるのもストレスの原因になるのでしょうね…。
強い傷官を持つ命式の場合、傷官の悪さを抑えるのが財星と印綬とも言われています。
財星は家庭的な優しい星で、ホッと一息つける星ですので、仕事ですり減った心が充電されるのかも知れません。
また、傷官という鋭い感情の星を、理性という印綬で冷静客観に見つめることも必要だと思います。
傷官や偏印の吉面が出るかどうかは命式や行運(大運・流年)次第ですね…。
ご自分の命式を知って、それを補う生き方をしたいものですね…。
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新栄堂