新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

人を呪わば穴二つ。

2019年01月20日 | 今日の出来事


「人を呪わば穴二つ」ということわざがあります。
それは、人を呪うと、自分にもその念が跳ね返ってくるという意味です。
故に、人を呪ったり恨んだり、陥れようとしてはいけない。
という、戒めの言葉です。

上記の命式は、或る架空の女性の命式です。
日干:丙で、天干の並びは敗財を中心とした旺相する傷官と偏印との並びの命式。
傷官の十二運は建禄で、偏印は帝旺。
五行では比肩に星が多く固まり、財官はやや弱い。

天干に敗財や偏印がある方は、時々濡れ衣を着せられる場合もある。
特に命式本体に対して良くない行運が来た時にその様なことが起きやすい。
彼女の場合…
交差点での事故。
彼女は直進車、反対側から右折の車。
当然、彼女の直進車が優先だが、右折車が飛び込んで来た。
そして、「ガチャン」と衝突。
大きな怪我はなかったが車は壊れた。
相手の若い男は、車から降りて「俺が悪かった」と謝るが、パトカーが来ると手の平を返した様に、この女が悪いと開き直った。
何だこの男は!
それ以降、彼女の中に男に対する恨みが渦巻き続けた。
「あの男を恨み殺してやる!」…
そんな強い思いを抱き続けて何年か経った時に、家の中で、手の付き方が悪く手首を骨折。
その後、犬との散歩中に、犬に引きずられて転び、膝関節の骨折。
傷官の大運、比肩 慕の流年だった様に思う…。
本当に辛い痛い月日が続いた。
恨みの念を持ち続けると、その思いが負のエネルギー(邪気)を引きつける。
その結果、様々な現象が起こる場合が多い。
理不尽な事があったら、その裁きは天に任せると良いかも知れない。
上記の命式では…
年上の傷官…霊的背景に事故怪我の暗示。
月上の敗財、時上の偏印…何かの穴埋(しりぬぐい)の暗示もあるかも知れない。
この様な命式の方は、日頃から徳積みを心掛けると良いかも知れません。
クリックしてね
オンライン講座

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする