新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

偏印

2014年07月04日 | 今日の出来事
私の知り合いに年上に偏印を持った女性が居ます。
彼女は占いが好きで、私に四柱推命を教えて欲しいと言ってきました。
確かに、偏印を持った方には占いが好きな方が多い様です…。
私のところで占いを学んでいる方の多くは天干に偏印を持っています。
印星には印綬と偏印とがありますが、二つの星を比較すると以下の様な違いがあります。

【印綬】…学問・知識・礼節・信望・安楽・事の結末・宗教

【偏印】…学問・芸術・芸能・災難・孤独・病気・宗教・別離・取り越し苦労・迷い・研究。

印綬はメジャーだが、偏印はマイナーな星で、印綬が文系ならば、偏印には理系の人が多い。
また、偏印の人は疑い深い割に、一度信じるとコロリと騙される場合もある。

偏印を持つ方が興味を示す職業は…学者・デザイナー・漫画家・アナウンサー・芸能マスコミ関係・コンピューター技術者・医者・美容師・法律家・僧侶・占術業 等が多い様です。

彼女は、年柱に偏印がありますが、年上に偏印を持つと、以下の様な象意があります。
・年柱に偏印を持つ方は、先祖に僧職・神官・教育者・医者等の背景を持った人が多い様です。
故に、宗教や占い・教育・医学に興味を持ち、その道を志す方もいます。
また、偏印には「数理」という象意もあるので、数字に関心を持つ方もいます。
偏印の十二運が旺相していると、先祖の位も高くインテリ階級の家柄とも考えられますが、休囚)している場合は、あまり位が高くない僧や教師の場合もあります。
印星は年上にあることを喜び、旺相すれば先祖の恩恵に恵まれます。

偏印には「裏」という意味もありますが、四柱推命の授業の内容よりも、裏話の方を覚えてしまうと言っていました。 これは本当でしょうか…? また、偏印を持った方は少々飽きやすい傾向があります。


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コメント (16)
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