新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

運について・・・2

2014年06月07日 |  四柱推命(変通星の意味)
先回の続きですが…

四柱本体の官星に星(●)が多い人は、仕事や社会的なものに意識が向きます。
男性の場合は、特にその傾向があり、仕事となると少々の不調でも頑張ります。
また、女性の場合も仕事を持つ方が多く、女命では官星は男を表すので、男友達が多い人も居ます。また、官星に星(●)が無く、偏印(印綬)や偏財等に星がある方は、単純な労働は好みません。印星に星がある人は、脳(頭)で刺激を受けたいので、知的な刺激を受ける仕事でないと満足できません。

官星があるということは、仕事や社会的なものに意識を持つということですね。
確りした官星が適度にあると、良い仕事運や社会運を得られる傾向があるが、多すぎると仕事を意識し過ぎて、隣の芝生が青く見え、転職を繰り返す場合も多いです。
また、官星が無い男性の場合は、何が何でも仕事ではないので、運気が悪い時期に退職すると、そのままになる場合も多い様です。…特に印綬等が大過した場合は、身内が甘やかすので…注意が必要です。

星(●)がある場合は、その星(変通星)が意味するものを意識する。
多すぎる場合は意識(執着)し過ぎて、悪さも出やすい。
星が無い場合は、その変通星が意味するものに無頓着な傾向があります。

ですから、四柱本体の変通星の並びや気の流れを調べることで、自分は何に関心を持ち、何に無頓着かを知ることが出来ます。
正しく関心を持ち、そのことに集中すれば、その方面が発展します。
逆に無関心なものは発展しません。

また、運を良くするには、宇宙の原則を知ることが大切です。
東洋易学では、宇宙は陰陽五行で出来ています。
正しい陰陽五行の原則を確りと知ることが、幸福への一歩へと繋がります。

人は、誰でも幸福になりたいと生きています。
それでは、幸福とは何でしょうか…?
幸福の定義が確りと理解できないと、幸福には近づけません。
例えば、南に行きたいとします。
しかし、南の方位が分からないと南に行くことはできません。
ひたすらに50年間走ったとします。
しかし、行き先が間違っていたら到達できません。

人には其々個性があります。人間(男女)としての、基本的なものは一緒ですが、個性は違います。
江戸時代は、百姓の子は百姓。侍の子は侍でした。…この時代は職業選択の自由もありませんでした。
また、20世紀は、職業選択の自由はありますが、一般的には大きな会社に勤めて、安定した生活が出来れば…の時代でした。
21世紀は、より内的な心の喜びの時代になります。…この時代は、本当に自分に合ったものでないと満足できない時代とも言えます。

若いうちに自分自身を知ることが重要だと思います。
そして、自分の個性を発揮できて初めて幸福を感じる時代だと思います。
『知命と立命』ですね。天から与えられた個性を知り、それを活かす事だと思います。
四柱推命を通して、それらを知る事が出来ると思います。

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コメント
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