《土》
1.「土」を「吐:ト」と記す…土というものはその内部に気を豊かに含んでいて、それを吐き出すことで万物が生まれるから。
2.「土」とは、「生きているものを吐き出す」と記す。土は大地であり、地中に精気を溜め込み、それを地上に吐き出し、この世に存在するものを生みだすため、「吐」とも呼ばれる。
3.土が配当される時期は季夏(キカ)である。季夏とは夏の終わりで季夏の「季」は「老:ロウ」を指す。「老」とは成就することで、夏の終わりに五行の土が盛んになって万物が成就するという意味がある。土用の夏の期間で7月(旧暦6月)。また、四季の終わりに土が盛んになるので、全ての季節に土が配当されている。立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間を土用という。
4.土の方位は中央。故に土は四方に通ずると言われる。
5.土は包容力があって、実のあるものを保持する体をしている。
6.土には作物を植え、それを取り入れる性質がある。
7.土は「稼穡:カショク」…稼穡の「稼:カ」とは、種をまくこと。「穡:ショク」とは収穫を意味する。五行の土を程良く働かせるには、過不足のない中庸が大切。贅沢を慎み倹約に努めれば、種をまく時期も上手くいき、百穀実って収穫することが出来る。
(五行大義の本から)
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1.「土」を「吐:ト」と記す…土というものはその内部に気を豊かに含んでいて、それを吐き出すことで万物が生まれるから。
2.「土」とは、「生きているものを吐き出す」と記す。土は大地であり、地中に精気を溜め込み、それを地上に吐き出し、この世に存在するものを生みだすため、「吐」とも呼ばれる。
3.土が配当される時期は季夏(キカ)である。季夏とは夏の終わりで季夏の「季」は「老:ロウ」を指す。「老」とは成就することで、夏の終わりに五行の土が盛んになって万物が成就するという意味がある。土用の夏の期間で7月(旧暦6月)。また、四季の終わりに土が盛んになるので、全ての季節に土が配当されている。立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間を土用という。
4.土の方位は中央。故に土は四方に通ずると言われる。
5.土は包容力があって、実のあるものを保持する体をしている。
6.土には作物を植え、それを取り入れる性質がある。
7.土は「稼穡:カショク」…稼穡の「稼:カ」とは、種をまくこと。「穡:ショク」とは収穫を意味する。五行の土を程良く働かせるには、過不足のない中庸が大切。贅沢を慎み倹約に努めれば、種をまく時期も上手くいき、百穀実って収穫することが出来る。
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