アリゾナより

周りが山に囲まれたアリゾナでのゆったりとした田舎生活スタートしました。

カンパオチキン~鶏肉とかぼちゃの辛味炒め

2008年03月08日 | Cooking


レシピを整理していたら昔良く作っていたかぼちゃの料理が出てきたのよと、母からレシピが届きました。日本の野菜が今ブームの私、ちょうどかぼちゃが半分冷蔵庫にあったので早速作ってみました。

油でさっと揚げているせいか、ただ炒めただけとはちょっと違ったワンランク上の仕上がりに。レシピ見ただけではピンとこなかったのですが、食べてみて「そうそう、これこれ!」母が以前作ってくれたのをと思い出しました。かぼちゃらしからぬというか、少し大げさに言えば、かぼちゃ料理の概念を覆すような・・・そんな一品です。



レシピ

鶏もも肉・・・2枚
醤油・・・小さじ2
塩・・・一つまみ    
コショウ・・・少々
片栗粉・・・小さじ4

<調味料>
豆板醤・・・小さじ1
醤油・・・小さじ4
紹興酒・・・大さじ2
鶏がらスープ・・・1/2カップ

かぼちゃ・・・300g
アスパラガス・・・10本
長ネギ・・・1本
生姜・・・小さじ1
ニンニク・・・小さじ2

1.鶏肉は余分な脂やスジを取り2cm角に切り、下味をつけておく。
2.かぼちゃは種を取り、まだらに皮をむいて2センチ角に切る。アスパラガスも同じくらいの大きさに切る。
3.かぼちゃはレンジで八分どおり火を入れ、高温の油でカリッと揚げる。
4.下味のついた鶏肉もカリッと揚げる。
5.フライパンに油を熱しニンニク・生姜・ねぎのみじん切りを炒め香りが出たら豆板醤を加え炒めてアスパラを入れいためる。
6.鶏肉とかぼちゃを加えて、紹興酒・醤油・ガラスープ・コショウで味付ける。整ったら水とき片栗粉を入れまとめる。

出来上がったときに少し味が濃くなってしまったので、急きょ茹でてあったカリフラワーを他のお野菜と揃えて切ってざっと混ぜたら、どんぴしゃり。こりこりした歯ごたえも残り、さっぱりし、量も増えて(これ重要)いい具合にまとまりました。


彼は一目見るなり、「カンパオチキンだ~!」と大喜び。私的には「何ですか、それ?」なのですが、こっちのアメリカンなチャイニーズレストランのメニューの1つにカンパオチキンとやらがあるらしく、それに見た目がそっくりとの事。味はカンパオをもっともっとずっと美味しくした感じだね・・・となんだかすごいほめ方だけれど、かなり気に入った様子でした。

アメリカ人に料理を出すと大抵聞かれるのがその料理の日本語名。すき焼きとか餃子みたいに名前があるものいいのですが、こういった「・・・とxxxの●●炒め」の様に名前があるようでないようなお料理のときが困ります。しかも日本で食べられているお料理ってこういう名前のものがかなりあり、その上自分で勝手に名づけました・・・的なメニューも多く、「えーっと・・・」と頑張って直訳すると料理名というよりももはやお料理自体の説明?みたいになってしまい、最終的には「ふ~ん」となんともわかったようなわからなかったような雰囲気に包まれてしまうのです。

彼曰く、アメリカでは全ての料理に誰しもわかる名前がついているから、料理に名前がついていないって意味がわからないかも・・・との事。そうするとアメリカンな創作料理はないってこと??それもなんだか違うような気がするのですが・・。

どちらにせよ、彼にこの名前を覚えてもらうのは現実的でなく、「ほら、かぼちゃを小さく切って、チキンと一緒に炒めた・・・あれ」と説明するのも大変ななので、我が家ではこの料理、カンパオチキンと呼んでいます。



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