テッポー

ホルモンのシロ系のなかでも異彩を放つのがこのテッポー、直腸である。
直腸であるから肛門がついている。
この肛門付近の分厚いところがすこぶるうまい。
豚さんも、括約筋を使って「う～ん」とふんばるのかな。
シコシコ感がたまらない。

真ん中のちょうど厚さも太さもほどほどのところもいい。
上品な味わいだ。
バランスがいい。

そしてだんだん薄くなる。
これもまたいい。当店では細ネギを添えて供しているが、これを巻くとまたいい。



で、常連の方は二人前をオーダーする。
当店ではちょうど二人前で直腸一本分。
厚いところから薄いところまで、テッポーを堪能できる。

そして、当店オリジナルのテッポー一本焼きもおもしろい。

テッポーは腸のなかでも短く、この独特の食感が好まれるため、単品では他の腸より高く流通される。
「をかしら屋では一頭単位で処理するから、なおさら貴重品となりますのでオーダーに応えられないことも。あしからず・・です。

ＰＳ：「をかしら屋開店一周年祭」好評実施中。そして、新店舗店員も大募集です。賄いたっぷりの当店で一緒に働きませんか。経験不問で～す。