トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

どんど焼き

2011-01-11 23:48:38 | つぶやき
昨日は近所の神社で行われたどんど焼きに初めて参加しました。
各家庭から持ち込まれた正月のお飾りなどを山にして燃やすのです。
正月の玄関飾りとか鏡餅につける飾りなどもふつうのゴミと一緒に捨てることは今までもなかったけれど、今回のどんど焼きでは、宮司さんが正式に祝詞をあげてくれ、私たちの頭上にもお祓いをしてくれました。
このようなどんど焼きを企画したのは、故郷を守る会の人たちです。
無縁社会と言われる昨今ですが、コミュニティ活動をしている彼らはありがたい存在だと思います。
お飾りを持っていったらお汁粉までふるまってくれました。
焼いた餅が入った温かいお汁粉。美味しかったです。
どんど焼きの最後に、焼き芋を熾火でやる予定のようでした。
用事があり最後までいられなかったけれど、来年もどんど焼きに参加しようと思います。
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ホーチミン4日め

2011-01-09 23:29:08 | 旅行
12月27日。今日は午後6時にホテルまでガイドのラムさんが迎えに来て空港まで送ってくれます。それまでは自由行動でした。
夫が南ベトナム解放戦士が戦いの拠点にしていたクチの地下トンネルが見たいというので、半日のオプションツアーをつけました。
朝8時に迎えの車が来るので、ホテルをチェックアウトし荷物だけ預けておいて車に乗ってクチに向かいました。
他のホテルに泊まっているもう一組のご夫婦も同行しました。
クチはホーチミンから北西約70キロにあり、地下トンネルはクチから30キロほど離れた山の中にありました。
手掘りの地下トンネルは全長250キロにも及び、鉄の三角地帯と呼ばれた難攻不落の場所だったそうです。
今では観光用に入口が大きくされているけれど、当時の入口はとても小さく太った人では入れません。
カムフラージュの蓋をしてしまうと全く目立たなくなりました。
トンネルの中は3層になっていたそうで、3m、6m、8mの深さがあり、空気穴は木の根っこの虫の穴のようなものを利用していたそうです。中での炊事の煙は離れた場所から少しずつ出すように工夫されていました。
こんなトンネルに潜んで粘り強く抵抗し続け、ベトナム全土を社会主義国に変えたのだと思いました。





上の写真は当時の入口の大きさ。下は観光用の出口です。



これは地下トンネルの空気穴です。



ジャングルに仕掛けられた落とし穴。
原始的な落とし穴だけど地理に不案内なアメリカ兵はずいぶん悩まされたでしょう。
解放戦士の主食は名前は忘れましたが、タロイモの一種だったそうで、試食しました。



午後はホーチミン市内に戻り、旧大統領官邸(統一会堂)を見学しました。
内部はとても豪華で、解放戦線の兵士の拠点とは対照的でした。







大統領のプライベートエリアには中庭があり、ベッドルームも食堂もとても立派でした。
でも、負けちゃったんですね。
この日のランチは大統領官邸のそばでたまたま見つけたレストランで適当に頼みましたが、
夫は麺を、私は鶏肉が入った御粥みたいなものを食べました。

この日は月曜日だったので閉館しているところが多かったのが残念でした。
ホテルにいったん戻りホテルのバーで休憩した後、ドンコイ通りに土産物を買いに行きました。
今回の旅行で買った一番高価な土産は漆塗りの壁掛けです。

それと良かったと思ったのは、足つぼマッサージです。
昨日の最後にガイドさんが連れて行ってくれたのですが、全身丁寧にマッサージしてくれて体が軽くなりました。

機会があれば、次はハノイを中心に見学し、世界遺産のあるフエの王宮とハロン湾にも行きたいです。





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ホーチミン3日め

2011-01-09 16:23:30 | 旅行
12月26日。この日は、市内観光を中心としたゆったりしたスケジュールでした。
最初に連れて行かれたのはホーチミン中央部から西へ5キロほど行った華僑の地区(チョロン)にあったビンタイ市場。
ここは卸を生業としている市場なので、品物の陳列が小売り向きではなく、雑然として汚かったです。
店の人達が朝ごはん中らしく麺などを店先で食べてました。
くるっと回っただけで見学終了。

次に天后宮(ティエンハウ廟)に行きました。
ベトナム最古の華人のお寺だそうで、航海安全の守り神、天后聖母が祀られています。
天井から巨大な渦巻きの線香が下げられた独特なお寺でした。
屋根にも精巧な彫り物がされていて、日光東照宮を思い出しました。





次に行ったのは観光客向けにも小売りするペンタイン市場。
ここでは、ベトナムでの買い物の値段は交渉次第ということで、
私たちも値切りました。刺繍のほどこされたバックを4つと木彫りのベトナム人形を買いました。
店の人たちも日本語を操ります。
品物は安かったけど、帰宅後、ベトナム人形の貝細工部分にひどいひびが入っていたのでがっかり。
大切に持ってきたのだから、知らないうちに不良品を包まれたのかもしれません。
土産は多少高くてもドンコイ通りに店を構える信用できる店で買うことをお勧めします。

この日の昼食は「インドシン」というレストランでベトナム料理を食べました。ベトナム名物のフォーやその他いろいろ出てきましたが、美味しかったです。ベトナム風のお好み焼きのようなものは青菜で包んで食べます。香りがある野菜で、私はこれが好きでモリモリ食べました。





ホーチミン市の看板に書かれているベトナム語の文字はアルファベットなんですが、
それは長い間フランスに統治されていたためで、表記法はフランス人が考えたそうです。
市内にはサイゴン大教会、中央郵便局などフランス式の立派な建物が数多く残っています。





写真はサイゴン大教会と中央郵便局です。
この日は、この後、戦争証跡博物館に行き、ベトナム戦争に関する展示を見ました。
アメリカ軍の枯葉剤による被害状況や拷問された人たちの写真や、
南ベトナム政府が反政府の人たちを拷問した牢獄「トラの檻」の復元もありました。
眼を覆いたくなる内容で、戦争時の人間の恐ろしさと狂気を感じました。

夕飯前にベトナムの伝統芸能、水上人形劇を見ました。
カーテンの陰で人が人形を操っているのですが、ベトナム語はわからなくても人形の動きがコミカルで楽しかったです。

この日の夕飯は夫が和食が食べたいというので、レジェンドホテルの和食レストラン「吉野」まで行きました。
ホテルのイルミネーションも、ドンコイ通りやグウェンフェ通りのイルミネーションもきれいでした。




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ホーチミン2日目

2011-01-08 17:44:56 | 旅行
今日は終日出ずっぱりの日でした。
ホテルに9時にラムさんが迎えに来て、メコン川クルーズに出かけました。
メコン川はホーチミンから車で1時間半ほどのところでした。
夏用の帽子を忘れた私は、メコン河畔の売店でベトナム独特の帽子を買いました。

メコン川はかなり広い川ですが、水は茶色で全く川床が見えません。
それでも魚の養殖もやってました。

船で獅子島という小さな島に渡りました。
そこで昔ながらの農家を見学しました。
仏壇が漆塗りで貝細工がほどこしてあり、とても立派でした。



また島の養蜂家とココナツミルクからキャラメルを作っている工場も見学しました。
現地でとれる南国の果物を食べてティータイム。
養蜂家ではベトナムの焼酎に蜂蜜を入れて飲んだり、ハスの実やショウガの菓子を食べたりしました。
ココナツミルクキャラメルはとても美味しかったので土産に沢山買いました。



獅子島の最後にジャングルクルーズをしました。
手漕ぎボートの漕ぎ手は中学生くらいの男の子と母親らしき人でした。



ジャングルクルーズの後、ミトーの郷土料理を食べました。
エレファントフィッシュという川魚の料理をはじめ色々食べましたが、
美味しかったです。
揚げた餅のような丸い球は、レストランの人がはさみで切ってくれました。





この日の夜はサイゴン川ディナークルーズでした。
ゆっくり航行する船上で夜景を見ながらの食事でしたが、
この料理は脂っこくて閉口しました。
だいぶ残しでしまいました。
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ホーチミン1日目

2011-01-08 17:24:04 | 旅行
クリスマスイブの早朝、中部国際空港からベトナムホーチミン市に向けて出発。
飛行時間は約6時間。
到着は現地時間の15時30分。日本との時差は2時間でした。
空港出口で現地ガイドのラムさんが私たちの名を書いたプレートを掲げて待ってました。
日本にはまだ来たことがないそうですが、なかなか上手に日本語を話します。
12月末は南ベトナムが最も涼しい時期だそうですが、暑かったです!

今回はダクストンホテルに4連泊です。
玄関先のクリスマスイルミネーションがきれいで、街の人たちの写真スポットになってました。
グウェンフェ通りに面する良いホテルでした。

夕食のレストラン、「レッドハウス」まで運転手つきの車でラムさんが案内してくれました。
海鮮料理を食べました。
店の入り口には、魚介類の水槽がでーんとありました。
現地のビール333をとって乾杯しました。
あっさりしていて美味しい料理でした。







夕食後、ナイトマーケットを散策しました。
クリスマスイブなので、カップルや家族連れで大賑わいでした。
ベトナムはまだ車社会ではなく、バイク社会でした。
大通りの真ん中をバイクの大群が走り、信号無視なので道路を渡るのが大変でした。
コツはぶつからないようゆっくり手を挙げて渡ること。
ベトナム人でも怖いそうです。
4日の間に、私たちも横断のコツをつかみました。

ホテルの窓から見た通りは午前0時になってもバイクのテールランプと人の群が消えませんでした。
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