まるぞう備忘録

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右脳と左脳の仕事術。おまけ。

2023-08-28 09:40:55 | まるぞう経営学

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 右脳と左脳のバランスを上手く使った仕事術のヒントを考察しました。
 今日はおまけです。



会議の時間は中途半端。勿体ない。

 私の知人で大手IT会社のマネージャーさんがおりますが、彼の会社もコロナ以降在宅ワークだと話しておりました。
 しかし一日の大半がリモート会議だといいます。
 でもリモート会議の時間とは中途半端です。会議の大半は聞いているだけかもしれませんが、いつ自分に声がかかるかもと準備をしていなければなりません。

 私の経験では
・右脳スーパーコンピューター稼働作業:散歩などで左脳は完全に仕事を忘れる時間。
・右脳半分左脳半分翻訳作業:喧騒が良いが、人からは話しかけられない環境が理想。

 リモート会議で一日の大半が潰れるのは、大きい会社だと仕方ないのかもしれませんが、右脳と左脳の仕事術の観点では、勿体ない時間の使い方だと思います。



会議招集に右脳を使うともっと効率あがる可能性あり

 そもそも参加者が多くてダラダラ長い会議を開催すること自体が、仕事の効率が悪いです。
もし会議の主催者が
・右脳コンピューターでこの会議で決めるべきことを割り出しておく。
・右脳半分左脳半分翻訳作業で、どのメンバーに何を決めてもらうかを整理する。
ということで、会議の時間と参加者を大幅に削減するか、そもそも会議は不要。メッセージツールで情報交換だけで充分のケースが多いんじゃないかなと思います。



左脳は人とコミュニケーションが大切。

 またそのマネージャーさん曰く、在宅ワークになって心を病む社員さんがちらほらいるようです。大企業だとそういうケースも少なくないのかもしれません。

 やはり人は、人とコミュニケーションをすることが生き甲斐な生き物ですから、一日中自宅に籠もったまま何週間何ヶ月もパソコン仕事を続けると、そのように精神のバランスを崩す人がいるのかもしれません。

 たとえば私のように在宅といえども
・右脳コンピューター稼働作業:適度な散歩
・右脳半分左脳半分翻訳作業:人が大勢いる喧騒の中での作業
・左脳のコミュニケーション作業:社員やお客さんと(リモートツールでも)会話する時間
というのが、私にとってバランスが良いのでしょう。

 座禅をやった方なら経験があると思いますが、静寂な環境ほど左脳(セルフ1)がおしゃべりが強くなることがあります。一人部屋に籠もるのではなく、外のワサワサした場所の方が効率があがる。そういう可能性もありますよ!と申し上げたいです。



左脳作業はリアルオフィスの方が効率が良い理由。

 コロナが一段落して在宅ワークを元のオフィスワークに戻す企業も多いです。
 在宅ワークだと効率が悪いと経営者が判断するのは、理解できます。

 右脳の発想を社員に期待していない、左脳作業だけこなしてくれればいい。という仕事では在宅ワークよりもリアルオフィスワークの方が効率が良いでしょう。なぜならサボることはないし、声を掛ければ社員は必ずそこにいるからです。

 もちろん接客業や実際に現場で動かないと話にならないエッセンシャルワーカーの方々は、右脳左脳に関わらず、在宅ワークに向いていません。



誰もが自分自身の経営者になる時代。

 ところでこれから日本社会での働き方で予想されるのは
・100歳でも現役で働く社会
・どの業界でも労働人口が減っていく社会

 という未来を考えると、どなたも健康である限り、働ける限り、何らかの仕事をしながら社会と関わっていく。という人生設計が大切となるでしょう。

 一度退職した方々であっても、自営業のような形で身近な仕事を続けていく方が増えていくと考えられます。
 その時に、この右脳と左脳の働き方のコツ。というのを思い出して頂ければ幸いです。



・右脳スーパーコンピューター稼働:10〜20分で良いので一度左脳からすっかり忘れる(手放す)時間が必要。散歩などが効果的。

・右脳半分左脳半分翻訳作業:左脳が適度に注意分散されるような人が多い喧騒の場所が向いているが、決して他人が自分に話しかけてこないこと(インターラプトされないこと)が理想です。
・難しい判断をして先方にメールや報告書で伝える時。
・難しい交渉の中で先方にメールや報告書で伝える時
・新しいプロジェクトの企画書を書く時。
・難易度の高い開発の企画書や設計書を書く時。
・創造的なコンテンツを文章や絵でまとめる時。

 こういう作業の時に、右脳スーパーコンピューターを稼働させたあと、右脳半分左脳半分翻訳作業が効果的です。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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深く考えるあたまが無いから難しいことはわかんないですが。
私の先入観ゼロにならないかなぁ?とは思う。
もっと新鮮な驚きをもって生き生きした何かを受けとって嬉しいでしょうに。まっさらな鏡になれたらいいのにね。相手も自分もゼロにする新しい発見をしたいですわたし。

→ 私は、先入観(左脳)半分、まっさらな受け取り方(右脳)半分。が目下のところ挑戦中です。
コメントありがとうございます。

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考えすぎるとこんがらがってくるのですが、思考がなくなっている、と思う、気づいているのも思考なのでは?
昔エックハルトトールさんが「次にどんな思考が出てくるか見張っていると何にも出てこない」と話していましたが、じゃあその見張っているのは何?それが本当の自分ということなんですが、結局、左脳で見張ってやるぞーと思考してるのでは?
と混乱したままです。まだまだ理解が足りないな〜と、左脳で思考しています。

→ はい。左脳が「左脳が動いてる?止まってる?」と考えている時点で、左脳は動いております。
左脳が止まって右脳だけの時は、左脳には記録が残っていないので、自分が止まっていることもわからないです。
ただ、気持ちの良い散歩の時は、右脳が活発な時です。という風景です。というのはいかがでしょうか。

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ネドじゅんさんの動画私も見ましたが、人気のナオキマンさんの動画だったこともありかなりセンセーショナルだったみたいですね
ネドジュンさんの研究所?の会員が一気に増えててんやわんやだったとのこと
私もすごい!って思ってKindle版が無料だったのもあり著書を読みました
左脳も大事だ、ちゃんと必要な時にはちゃんと左脳が働くということだったと思います
でも、普段は右脳にいて脳内のおしゃべりが一切なくなったというのは誤解を招く表現かもしれないですね
まるぞうさんの仮説に賛成です
現実世界ではやじろべえ
死んだら天国は右脳優位、地獄は左脳優位になるのかななどと妄想しました
私も「WHOLE BLAIN」を読み始めています
読書は左脳を使うとすぐ眠くなってしまうのですが、稀に右脳?で読める時があり、意味を考えながら読むのではなく、画像で切り取って感じていくみたいなやり方の時は眠くならずどんどん進みます
全ての脳(セルフ)の特徴を理解すればするほど私はいかにすごいものを搭載しているのかわかります
全ての脳に意味があるように、きっと全ての人にも意味があるのでしょうね

→ この時期に右脳左脳のお話が話題になるのは、やはり大切なことだな〜。と思います。
コメント頂いたことは私の右脳も同感だ!という風景です。コメントありがとうございます。

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SHO_KOさん
・・・
昨日のまるぞうさんの仕事術を読んで、それは
「心の水を波立たせないようにするには?」という問いに感じました。

→ 仕事上のトラブルや、難しい交渉や、難易度の高い開発や企画という、曲がりくねった道を、ハンドルをしっかり握って運転していく。という風景です。
左脳だけにハンドルをまかせると、ガードレールにぶつかってまた今回も炎上するという数多い経験から学んだ仕事術です。

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一週間ほどブログを遡りましたが、テイラー博士の動画のURLが見つかりませんでした。
まるぞうさんの心にヒットしたテイラー博士の動画のURLをもう一度教えてもらえませんか?私も比較して見てみたいです。

→ こちらになります。

心の地雷から自由になる考察。右脳と左脳の世界。8
https://blog.goo.ne.jp/ohisama_maruzo/e/289240b8b415ebd70a038a3bd790ccb2

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下総の舞さん
・・・
仕事の質、効率を上げる為、「右脳のスーパーコンピューターにお任せ」の時間。「左脳が仕事を忘れる時間」を作る。
私はフルタイム出社なので、色々条件も異なりますが、自分の場合は午前中の半ばに必ずコーヒーをドリップするのでこの時間かな?などと想定できそうです。仕事の進め方の見直しの良いヒントになりました。とりあえず反射的にメール返信しているのを変えてみるほうがよさそうです。

→ そう。コーヒーコーナーで休憩するってとても意味があると思います。
あとインターラプト(中断)を避けるために、空いている会議室に数時間こもってパソコン仕事する風景も大企業でちょくちょくありますが、あれも本人は経験上「右脳半分左脳半分翻訳作業」をしているのだと思います。やるやつ。

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みきぷるさん
・・・
またフと思いました!
27年ぶりに芝居の稽古を始めています。
稽古用ショ-トストーリーで当然、台詞を覚えるのですが、一度台詞を覚えたあとは一旦、全て忘れるのです。
その方が脳内で、色々な演技のパターンがアイディア湧きます。
同じ人物の同じ台詞でも、色々試せて面白い(というほど演技力は、、だけど思いつくの!)
左脳から右脳へバトンタッチ?
まるぞうさんの仕事術は、あらゆる応用が利くのかな?

→ そうそう。一旦忘れるということはキーワードだと思います。
忘れるといっても左脳が忘れる(手放す)だけで、右脳は忘れません。

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ねこまたさん
・・・
若い頃からゴータマシッダールタが大好きだったのですが、一つだけピンと来なかった教えが「中道」でした。それが40歳を過ぎたあるときに、これはトンデモないことを言っているのでは…との思いに至りました。許された自由の中で極端に走らず生きる、それが如何に困難かと。

→ 本当に私も同意です。半分半分のバランス。これが一番挑戦したかった!というのが最近わかってきました。(^^)/

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tchさん

→ コメントありがとうございます。このブログは書くことが自分が教えられることとなっています。奇特な読者の方々。ありがとうございます。

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まるぞうさんの仕事術、興味深く拝見しました。
時間や環境を工夫する事で、右脳左脳それぞれをうまく生かし、仕事だけでなく、料理やブログまで、日々こなしておられるのですね!
私は右脳優位なので、左脳も鍛えたいと思いました。

→ 左脳言語を使って人に風景を伝えるのはなかなか難しいですが、これを体験したくて短い人生挑戦させてもらっている。そんな風景ですよね。コメントありがとうございます。

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5 コメント

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Unknown (Unknown)
2023-08-28 13:04:14
厳しめな言い方の方が合う人も居ますものね。
きっと、まるぞうさんはそのタイプなのだろうと思いました。(人間は誰でも自分が言われたいように表現をするものですから)

→以前こんなことを聞いたこたがあります。
小さな子供(小学校低学年)が一生懸命、病気のママにカレーを作ってくれました。

その時、子供のタイプにより褒め方が3つあるとのことです。

1つ目のタイプ
ママのためにこんなに美味しそうなカレーを一生懸命作ってくれたんだねー。ありがとう。人参切る時、大丈夫だった?じゃがいもの大きさもママのサイズにぴったり、ママのことを思って作ってくれたの嬉しいなー。

2つ目のタイプ
凄いねー。こんな美味しそうなカレーが作れるんたー。凄いよー。人参やじゃがいもも上手に切れたてるねー。凄いねー。とっても美味しい。ありがとう!

3つ目のタイプ
上手にカレー作ってくれたねー。合格点だよー。とっても美味しい。でも、もし100点を目指すなら、人参をカットするときには、ここを注意すると良いよー。じゃがいもも、実はこうするともっと美味しくなるんだよー。次回はその点を注意して100点のカレーを作ってくれると嬉しいな。


たぶんまるぞうさんや私は3つ目のタイプかなと思います。

1のタイプの人が3のタイプの対応されたら、ハラハラドキドキではないでしょうか?
3のタイプの人が1のタイプの対応されたら物足りません。厳しいのではなく、より良くなりたい貴重なアドバイスと捉えているので。

だから、人はどうしても自分にして欲しい回答であったり、コメントをするのだろうなーと思います。
返信する
Unknown (Unknown)
2023-08-28 20:05:33
まるぞうさんは右脳と左脳を意識的に使い分けできちゃうのですか?
例えば左脳や左脳を使ってる時の意識はどの辺にあるのか?
左脳だったら顔の前、頭あたりに意識があって、右脳ならお腹あたりとか?
最近、サウナブームですが、”ととのう”感覚は思考がなくなる感覚は多分右脳に傾いているんだと思う。
パソコンでいうリブート機能に例えられますね。
返信する
Unknown (Unknown)
2023-08-29 02:24:22
まるぞうさんは、車で伊勢の朝熊山は登られたことはありますか?

伊勢近辺では「亡くなった人の魂は朝熊山に登る」と信じられております。

いつ頃から始まったのかは定かではありませんが、葬儀後に最大8mもの大きな卒塔婆を朝熊山にある金剛證寺に建てに行くのが習わしです。

宗派を問わない風習ですから日本の仏教の宗派が細分化される前からあった風習ではと推察できます。

この金剛證寺の奥之院は、伊勢神宮の鬼門を守るお寺でもあります。

今は有料の伊勢志摩スカイラインを使って車で登りますが、私の親が子供の頃は、卒塔婆を親戚などで担いで、山道を歩いて登ったと聞きます。

最近は天空のポストがインスタ映えするとのことで、若い人たちも車で朝熊山山頂へ来ます。卒塔婆のある場所まで見学される方は少ないでしょうが。。。一般的なお墓に立てる卒塔婆とは大きさが全く違うので、圧巻ですよ。
返信する
Unknown (SHO_KO)
2023-08-29 10:02:21
お返事ありがとうございます。
おっしゃるとおり仕事術の風景と思いますが、それぞれの日々の暮らしにも応用ができる考え方だと思いました。それをひと言でいうとしたら、私にとっては「心の水を波立たせないようにするには?」という問いだと感じました。水は心のたとえです。

王貞治さんが現役時代、合気道の指導を受けて試合に生かしていたというインタビューを以前観たのですが、
『僕らのふだんやっている世界では絶対思いつかない事を先生に言われる、打席に立つとどんどん気持ちが高ぶってきて体の上体に力が入ってくるんですよね。結局それがいちばん打てないもとなんだと。だったら、打席に立ったら“心静かに”とよく言われたのが、「池の水が波打っちゃうとお月さんがちゃんと丸く映らないでしょ」自分が静かにスッとしていれば“ボールをボールとして捉えられる”』
その後、王さんを指導した先生の息子(合気道家・藤平信一)の解説は
「水面が静かな時は、月がちゃんとその形で映りますよね。ところが水面が乱れていると月の形が歪んでしまいますよね、心を静めるということなんです。」(終)
月は本当は丸いんですよね。でも影ができるお陰で欠けたり丸いという本当の姿が見えなくなってしまう。本来の姿を忘れている。私が心を静めたら、自分の姿、他人の歪むことのない姿を見ることができるのではないかと思います。
よく合気道や柔道、剣道などの道場に言葉が掲げられているのを見かけますが、鬼滅の刃でも胡蝶さんの屋敷の稽古場にあった言葉は「明鏡止水」です。漫画の中でも、炭治郎が怒っていたり感情的になる目の前の相手にのまれず、本質をみて対応するシーンがあり、そこには「くもりなきまなこ」という言葉が何度も出てきます。そんな心境に自然となれるように心を静めていきたい。そんな風景を最近の記事やコメントから感じました。

※(「明鏡」とは曇りのない澄んだ鏡、「止水」は静かに澄み、たまっている水)何の邪念も無く、静かに落ち着き澄み切っている心の状態。 一点の曇もなくやましさが無い状態で、そのような人がいることで心の安らぎを求めるものへ、安らぎを与えることができるという考え方でもあります。
返信する
Unknown (Unknown)
2023-08-29 12:13:06
まるぞうさん、いつも記事をありがとうございます。
右脳と左脳の話、大変興味深く読ませていただきました。

時間を忘れて集中する時などは、左脳がストップしているんですね。料理や絵を描く時など。好きな事をしている時は特に。

インプットしてから、、というのは、よくわかります。
無くしものなど、一旦時間をおいて、忘れるくらい、他の事をしていると、あ、あそこかも?と閃きます。

コントロールしようというより、ある程度インプットしたら、その一瞬に委ねるくせみたいなものがついたらいいなと思いました。
返信する

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