防災カレンダー
東京都内から東方向(大地発光)
香川県綾歌郡
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化学肥料の成分が枯渇する将来。
肥料として窒素の次に重要なのがリンです。しかしリン資源は世界的に需要が増加し2060年には枯渇すると言われています。しかも肥料としてのリンは植物が吸収しにくいため、肥料として与えた9割は無駄になっていると言われています。
今後リンの枯渇でリン肥料の価格が高騰していくと、菌根菌農法が見直されていくと思います。菌根菌は地中にすでにあるリンをかき集めて、植物に効率よく供給していることがわかっているからです。
細菌世界中のいろいろな研究機関で菌根菌の研究が進み出しているそもそものきっかけは「リン枯渇問題」の有望な解決策としてです。
菌根菌農法は今は実験レベル。あるいは自然農の一亜種かもしれませんが、今後は慣行農法の主流となっていく。そのような未来もあるかもしれません。
菌根菌を土の中で広げるために。
さて読者の方が家庭菜園で「菌根菌ネットワーク」を育てて見たいと考えた時、まずどのようにして菌根菌を入手するか。ということ。
おそらくそれは問題はないでしょう。菌根菌はあらゆる土壌におります。もしそこが雑草ボウボウの場所であれば、もうその地中には菌根菌ネットワークがある。というのが私の仮説です。
しかしもしその場所が雑草がほとんど生えていない粘土質の土壌の場合。炭素循環農法や土ごと発酵のやり方が有効であると思いあmす。
炭素循環農法:木材チップに米糠、畜糞、搾油カス等を混ぜて60℃以上保存(黒いビニール袋などに入れて太陽熱を利用など)。キノコの菌床を培養する。土を耕して菌床を埋め込む。
http://tan.tobiiro.jp/qa/qa1.html#Q13-1
土ごと発酵:雑草や緑肥を刈ったものを土表面に置き、ヌカを撒いて土と混ぜ込む。
http://lib.ruralnet.or.jp/genno/yougo/gy006.html
自分が植えた作物や雑草が根を張ってきたら、菌根菌が育ってきているということなので、深く耕したりはしない。また菌根菌ネットワークを枯らすような大量の肥料を与えない。
大地が呼ぶ菌や雑草と、自分が植える作物が共存する庭園という小宇宙であります。
草刈り以外は手をかけない。
作物に日陰となるなる周囲に伸びた雑草たち。これらを随時刈った雑草を地表に敷き詰めておくと土が乾きにくい。このため水やりは少なめ。肥料も少なめ。というスパルタ農法であります。
水も肥料も少なければ、植物の根や菌根菌は生き延びるために土の中にどんどん広がっていくことでしょう。
あまり長いこと雨が降らない時は水をやる。また作物の下の葉から黄色くなってきたら、窒素が足りないということだから、肥料を与えても良いと思います。
その場合は永田農法方式で液肥を与えようと思います。液肥は人間でいうと点滴のようなもの。応急処置です。畑全体ではなく弱っている作物の根本にのみピンポイントで与える。1週間に1度ほど。液肥は持続性もなく、与える範囲もピンポイントだから菌根菌ネットワークを枯らすリスクは減らせるはず。という仮説です。
輪作する場合の参考に。
最後に家庭菜園の輪作のパターン。私が教科書としている「コンパニオンプランツの野菜づくり(木嶋利男著)では次の2つのパターンが示されております。連作障害が起きづらく、相性の良いコンパニオンプランツの組み合わせは非常に良く考えられていると思います。
Aプラン(春スタート)
3月下旬→6月中旬 ジャガイモ
6月中旬→9月中旬 枝豆、トウモロコシ、つるありインゲン
9月下旬→3月上旬 ブロッコリー、リーフレタス、ほうれん草、大根、人参
Bプラン(秋スタート)
9月上旬→12月中旬 白菜、えん麦、ほうれん草、水菜、青梗菜、ルッコラ、大根
12月上旬→6月中旬 玉ねぎ、そら豆、エンドウ
6月中旬→10月下旬 トマト、バジル、ニラ、落花生、ナスorピーマン、パセリ、長ネギ、カボチャor地這いキュウリ
輪作は土の中を豊かにする重要な要素と思います。家庭菜園を行う方は参考になさってください。
このシリーズ終わり
お読み頂いてありがとうございました。
おまけ1
読者の方の農園です。今年から雑草を抜かない方式を試すことにされたそうです。
雑草と作物の茂り方が美しいです。
雑草捨場にしていた場所。食べられない里芋を捨てていたら、いつの間にか大繁殖していたそうです。
「土の茶色と作物の緑だけの菜園をよしとしていた意識が、不自然に感じ。
雑草が土を隠し、雑草の揺り籠に育まれる農作物。そこに明るい生命力を感じ、心地良さを感じるようになりました。
・・・
雑草栽培は縄文時代の農作を擬似体験し、すべての命を大切にした縄文人の精神へアクセスする機会かもしれませんね。」
ありがとうございます。
おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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今の時期は、まだ、皮をむくときに、捨てれる程度で気にならない程度の?さんですが、暑い頃は、わしゃわしゃと?が出て、いや、もうトウモロコシいらないからぁぁぁー><って言って、もらわなくなります^^;
→ 虫が苦手な方は無理しなくても良いと思います。ただ多くの日本人がそれだけ土からの距離が遠くなったんだなあ。とは思います。
==========
近年多いのは、作物に付着した農薬は吸収されて、一定期間細胞に蓄えられるという方式の物です。虫はそれを食べる事で死に至ります。このタイプでは、細胞に吸収されているので洗っても薄まらない。だから、収穫前○○日迄しか使えない、という規制があります。
→ 収穫○○日前からは使っては行けないという厚労省の基準と、それをきちんと守っていらっしゃる日本の農家の方の出荷作業を私は信用しています。
==========
不耕起大根の成功例と失敗例のご紹介ありがとうございます。
成功例の大根は見事な出来ですね。
両方のブログを読み比べてみて、表面的にはどこに違いがあったのかわかりにくいですが、今日のお話から推測するに土の状態が目に見えない部分で違うからということなのでしょうね。
→ 土が奥まで柔らかいか途中から硬かったかの違いであると思います。
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>お弟子さんたちは、形だけを真似る。とにかく師匠と同じ様に、無農薬で美味しくて人から評価されて儲かるリンゴを作りたい。ということが最大目標でありましょう。"
ココ、重要だと思います。
これからの時代、うまくいく、いかないの理が顕著になってほしいと思います
→ 陰と陽の仮説の視点では。表に見える事象を欲しがる間は遠ざかる。真逆のウラの潜在因子を蓄積することで、表の成功が引き寄せられる。
土の中が陰の潜在因子。土の表の収穫が陽の目に見える事象。である。という仮説です。
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今の時期は、まだ、皮をむくときに、捨てれる程度で気にならない程度の?さんですが、暑い頃は、わしゃわしゃと?が出て、いや、もうトウモロコシいらないからぁぁぁー><って言って、もらわなくなります^^;
→ 虫が苦手な方は無理しなくても良いと思います。ただ多くの日本人がそれだけ土からの距離が遠くなったんだなあ。とは思います。
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近年多いのは、作物に付着した農薬は吸収されて、一定期間細胞に蓄えられるという方式の物です。虫はそれを食べる事で死に至ります。このタイプでは、細胞に吸収されているので洗っても薄まらない。だから、収穫前○○日迄しか使えない、という規制があります。
→ 収穫○○日前からは使っては行けないという厚労省の基準と、それをきちんと守っていらっしゃる日本の農家の方の出荷作業を私は信用しています。
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不耕起大根の成功例と失敗例のご紹介ありがとうございます。
成功例の大根は見事な出来ですね。
両方のブログを読み比べてみて、表面的にはどこに違いがあったのかわかりにくいですが、今日のお話から推測するに土の状態が目に見えない部分で違うからということなのでしょうね。
→ 土が奥まで柔らかいか途中から硬かったかの違いであると思います。
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>お弟子さんたちは、形だけを真似る。とにかく師匠と同じ様に、無農薬で美味しくて人から評価されて儲かるリンゴを作りたい。ということが最大目標でありましょう。"
ココ、重要だと思います。
これからの時代、うまくいく、いかないの理が顕著になってほしいと思います
→ 陰と陽の仮説の視点では。表に見える事象を欲しがる間は遠ざかる。真逆のウラの潜在因子を蓄積することで、表の成功が引き寄せられる。
土の中が陰の潜在因子。土の表の収穫が陽の目に見える事象。である。という仮説です。
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