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善意について考える。後編。


 私などは、毎日の生活などは、どうしても自我のワレヨシの考えが行動の中心になってしまいます。でありますから、自分の事よりも他人を優先できる「善意」の人は心から尊敬いたします。



 そして人の中でこの「善意の器」が大きくなっていくと、同時に「人生の本質を見抜く知恵」も一緒に成熟していくのではないかと思います。つまり「善意の心」と「人生の知恵」は同時に成熟していくものなのかもしれません。


 私などは本当に情けない失敗や穴があったら入りたいという経験は数多く。しかしその馬鹿チン経験の数によって、少しは「人生の知恵」は育ったのかもできたかもしれません。
 また傲慢さがゆえの挫折の数もやはり随分多いことでありました。それによって「人から助けられること」のありがたさを、やはり馬鹿チン経験の中で身に沁みて来ました。この人からの「善意」が沁みる体験は、今度は自分の中で困った人がいたら助けてあげたい。という「善意の心」を育てる肥やしになっているのかもしれません。


 人によっては私のように馬鹿チン経験を数多く踏まなくても、人を思い遣れる「善意の心」や、人生の本質を肌感覚で見抜く「人生の知恵」を育てることができる方も数多くいらっしゃることでしょう。
 ただ私のバカチン場数は情けない話ではありますが、それはそれで私の魂の成長にはちょうど良い速度であったようにも思います。



 「善意なき知恵」は邪道であり、「知恵なき善意」は盲目であります。しかし私達の人生とは馬鹿チン体験を重ねていくことで「善意の心」と「人生の知恵」を育てていく旅であるのだなあ。と思います。



このシリーズおわり。



 ありがとうございます。





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「美辞麗句の甘言政治」と「最悪想定の苦言政治」。


 お隣韓国では大統領罷免の国民運動が歴史的な盛り上がりを見せています。私個人の感じ方では、朴槿恵大統領は政治家としては向いていなかったのかもしれませんが、しかし人を騙して私腹を肥やすタイプの人間とはちょっと違うと思っておりました。
 政治家になるためには、真面目だけではダメで、清濁合わせ呑む腹芸の器が必要と思います。朴槿恵氏は本当は良家私学の理事長先生のような教育者の人柄であったと思います。


 さて韓国国民が朴大統領を罷免する運動をするのは、お隣の国民の自由であります。個人的な見解は特には述べません。ただ気にかかるのは、彼らの多くが「最悪を想定」することなく、直情的に行動しているように見えることです。
 果たして彼らは韓国としてどういう政治を求めているのでしょうか。あるいは朴氏の後釜は誰が適任と思って罷免運動をしているのでしょうか。そういう「どういう政治にしたい」「最悪は何を想定しているか」という羅針盤がなく、ただ日頃の鬱憤ばらしの運動ならば、それは本当に韓国に最悪を呼び込むこととなります。韓国の国民はそのことに真剣に憂うべきと思います。


 さて韓国国民は本当に精錬な政治を求めているのでしょうか。それとも他人の口利き依怙贔屓は絶対に許せないが、自分の口利きは大事にして欲しい。自分にだけは依怙贔屓して欲しい。という政治を求めているのでしょうか。
 また彼らの最悪想定って何でしょうか。それは北朝鮮から侵略されることかもしれません。それであれば、韓国は日本以上にアメリカの軍事力の傘を頼らなければならないはずです。そして更にそれであれば、尚更韓国はアメリカとの絆を強くしなければならないのですが、韓国国民の多くはTHAAD反対の運動に興じているようです。


 今の韓国を見ていると、本当に「美辞麗句」だけの政治では、国を滅亡に向かわせる。ということが良くわかります。
 「美辞麗句政治」は、国民を直情的に行動させます。そして自分より誰かがたくさんもらっているのはずるい。という嫉妬という感情で国が呑み込まれると、もう本当に国が破滅に突き進むのです。と思います。


 「美辞麗句の甘言政治」の反対が「最悪想定の苦言政治」です。国民が考えたくない「最悪想定の苦言」を国民に提示し、それに備えるためには、国民一人一人が少しずつ痛みを分かち合わなければならないという苦言の政治です。
 「苦言の政治家」を選べるかどうかは、一重に国民にかかっています。
 日本では「最悪想定の苦言政治」の政治家が、支持率60%を越えてるようで、本当に幸運ですね。また「美辞麗句の甘言政治」の政治家の支持率が低くいようです。本当に幸運です。日本の国民に感謝です。



 ありがとうございます。
※本日は新月の大潮です。




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見えない貯金。


 私の友人の話です。彼はプログラマーとしては人並みの能力はありました。しかし人とのコミュニケーションをとることと、お金を計画的に使うことが決定的に苦手でありました。
 以前は、うちの会社も良く彼に仕事を依頼していましたが、彼は手に入れた給料は1日でほぼ使いきってしまうような金遣いでした。何に使ったのかを聞くと、彼は給料が入るとボロボロの身なりのまま超高級おフランス料理屋に入り、一番高いワインとディナーを楽しんだあと、あとの一ヶ月はまたほとんどお金のない極貧生活を送るということでした。

 彼はお金のためならどんな仕事でもやる。という噂は仲間内では有名だったので、良くない噂(反社会的なグループが関わっている非合法なIT作業の手伝い)の仕事も受けていたようです。

 しかし彼は稼いだお金は、あるだけのお金は数日で使い切ってしまうため、とにかく借りられるところからお金を借りて生活していたようです。もちろんまともな金融機関からはとっくにお金が借りられない身分です。社会的信用が得られない人が利用する怖いお兄さんの違法な金融機関にも出入りしていたようです。
 しかしその借金はもう個人が返す額を越えたので、怖いお兄さんたちは彼の実家に取り立てに行ったこともあるそうです。田舎の年老いた父母がなけなしの蓄えで彼の借金を肩代わりしたあと、彼は実家から縁を切られました。


 借金を完済した彼は、再びお金を借りやすくなったので、またあちこちから借金をしてしのぐ生活に戻りました。しかしたまに入るバイトレベルの仕事では、田舎の実家から縁が切られた彼の身分では、とても借金は返せそうにもありません。
 そこで怖いお兄さんたちは彼を自分たちの息のかかった病院に連れて行きました。そして適当な病名で診断書を書いてもらいました。もともと人とのコミュニケーションをとるのが苦手な彼ですから、プロのお医者さんの手にかかれば、もっともらしい精神疾患の病名を付けることが可能だったのでしょう。
 そしてそのお兄さんは、その診断書を持って彼とお役所に行きました。生活保護を受けさせるためでした。
 もし彼が一人でそんな手続きを行うとしたら、生活保護を受けることは不可能であったことでしょう。なぜならそういうルールに基づいた事務作業が致命的に苦手でありましたから。
 しかし生活保護受給のプロの手にかかれば、彼はもっともらしい精神疾患の診断書とともに、毎月の生活費を税金から貰える身分になったのでした。


 そして怖いお兄さんは彼から預金通帳と印鑑を預かりました。そして生活保護の支給の日に、振り込まれた血税から借金の返済分を差し引いて、ギリギリ生きていけるだけのお金を彼に渡します。
 こうして彼は生きる限り、彼らにお金を払い続けるATMとなったのでした。そして彼は借金を完済することはありません。なぜなら、完済しかけたらまた大金をどんと彼に渡せばいいのです。おそらく彼は数日でそれを使い切ってしまうでしょうから、また借金に縛られた生活となります。


 先日人手が足りなくて、どうしても彼にも手伝って欲しくて連絡をとりました。しかし彼はもう働く気はない。と答えたそうです。彼はもう死ぬまで働かなくても生活できる身分になったから、ということでした。怖いお兄さんからは、毎月ギリギリのお金しか貰えませんし、もうどこかに旅行するという自由もないことでしょう。しかし彼はその生活に満足していたようでした。


 彼にとってどちらが幸せなのでしょうか。以前のように働いていた時は、彼はその要領の悪さから周囲から罵倒されておりました。そして働いても働いても借金は増えていくばかりで、月末には怖いお兄さんに脅される日々でありました。
 しかし今は、もう罵倒されて働く必要もありません。怖いお兄さんに脅されることもありません。それどころか、彼が毎月自分にお金をくれるのでした。


 もし「働かないで生活できるのが勝ち」という人生観であれば、彼は勝ち組であります。一般人は余程の事(またはコネ)がない限り、生活保護の審査に受かるのは難しいと言われています。しかし彼は生活保護受給のプロの助けによって、指定の病院に通うだけで生活保護の身分となれたのでした。しかし果たしてそれが彼の本当の幸せでしょうか。


 一方別の人生観からすると、彼の生き方は見えない因果の借金をどんどん膨らませています。しかし世の中には見えない因果の借金を感じない人は本当にいるようです。
 本当は、どんなに罵倒されても真面目に働く、給料を貰っても質素な暮らしで自分を抑える。こうして生きるだけで、誰でも見えない貯金を積むことができるのですが。しかし彼らにとってそんな生き方は「負け組」なのでしょうか。


 生活保護とは本当に社会の弱者を救う立派な制度でありますが、見えない因果の貯金を感じない人間にとっては、怖ろしい誘惑の制度であります。
 人生の知恵とは、この「見えない因果の貯金や借金」など、人生の本質を肌感覚で感じることのできる能力のことであると思います。



 ありがとうございます。
※本日は中潮ですね。




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善意の無菌培養。


 平成以降の子供の育て方のトレンドとは、「なるべく子供に理不尽さを味あわせない」ということのようです。子供が理不尽を体験することは、可哀想なこと、良くないこと、悪いこと、として、大人たちはこぞって、子供を理不尽さから守ります。

 確かに児童虐待や陰湿なイジメは許されざる行為と思います。しかし子供を無菌培養で育てることもまた間違いであると思います。
 なぜならこの世は理不尽の中を泳いで行かざるを得ないように出来ているからです。子供が成人し社会に出る時、親や教育者たちの庇護から出なければ行けない時、いきなり社会の理不尽の中に飛び出させることの方がよっぽど子供にとって気の毒です。

 それは病気の抗体と同じです。子供は小さい頃からいろいろな病気にちょこちょこかかることによって、それが抗体となり、病気にかかりにくい大人の身体へと成長していきます。
 あるいはワクチンの予防注射などの医療技術により、子供の身体の負担を最小限にして体内に抗体をつけさせることもそれは素晴らしい発明です。
 教育においても、社会の理不尽に対する予防注射を、子供の頃から付けさせるべきであります。誰も傷つかない平等の無菌培養を目指する大人たちがいるとするならば、彼らには、この子供が社会に出た時に、本当に社会の理不尽さに耐えられるのか。という視点が欠落している。と言わざるを得ません。

 そしてこれもまた無知の善意の一つであろうと思います。その瞬間子供が可哀想だから。という近視眼的な愛情の行為により、その子の長期スパンでの人生にとって、何がベストであるかという視点が欠落しています。



 社会に出る時に一番の財産になるのは、打たれ強いことです。少々の理不尽に直面しても「まあ仕方ない」と流せる柔らかさと強さであります。これが本人にとって本当に最大の人生の財産になります。
 そういう視点であれば、今子供にどの程度の理不尽さを体験する練習をさせるべきか。ということは自ずと判断できることであります。

 モンスターペアレントと呼ばれ、自分の子供への近視的な愛情で学校に苦情を言う親御さんたちも、現在も本人自身大人として実社会で数多くの理不尽を体験しております。だからちょっと想像力を働かせれば、数十年後自分の子供がその理不尽な社会に放り込まれることはわかるはずです。その時一番の財産である「打たれ強さ」を今のうちから少しずつでも育みたい。そのような長期の視点の教育が、本当に子供にとっての財産となります。学校で自分の子供に理不尽さを全く体験させない無菌培養は、子供のためはなりません。



 日本の多くの子供たちが、無知で盲目的な大人たちの愛情によって、無菌培養のまま育てられているとするなら、もしそれが本当なら、それは日本の国にとって嘆かわしいことです。次世代の日本が、そのように生命力がろくに育たないままの大人ばかりにならないことを願うばかりです。
 人類の文明は栄えすぎると弱体化して滅びる。新しいハングリーな民族がとって変わるということの繰り返しでした。陰と陽が必ず交互に発生するのが歴史の本質であります。
 現代の日本も物質文明が進み過ぎたことと同時に、衰退するという陰の因子も大きくなっている面があります。親や教師たちが子供を「善意で(良かれと思って)」無菌のまま成長させよう。という風潮もまた、日本衰退の陰の因子であると思います。

 本日の備忘メモも、それが善意(良かれ)であっても、その善意が、無知蒙昧(もうまい)であれば、皮肉にもその本人を潰しかねない可能性があるという例の一つであります。愛情には知恵が必要な例です。知恵とは人生の本質を肌感覚で見抜く能力のことであると言えるでしょう。



 ありがとうございます。
本日は中潮ですね。また新月週間でもあります。




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人を見たら◯◯と思え?


 人に善意をもって接するということは、本当に尊いことであります。しかし悪徳募金のように、表面の美辞麗句で善意をだましとろうとする人も世の中にあるのも事実です。無知な善意ではそういう美辞麗句の悪徳な相手に騙されてしまう危険性が非常に高いです。


 このように善意が必ずしも人の役に立つわけではないこともある。そのような悲しい現実も、いろいろ人生の経験を積んでいくことで、人は学んでいくこととなります。


 さて、私達の人間が次の時代の進化に向けて獲得しつつある本能の一つが「最悪を想定する」ということであろうと思います。これは他の人に善意で接する時も、きっと同様であることでしょう。
 美辞麗句でこの人は自分を騙しているのかもしれない。そういう想定はやはり必要であるのです。「そんな人を疑うなんて」という人もいらっしゃるかもしれません。しかし最悪を想定しない「無知の善意」だけではこの世の落し穴にはまることは、枚挙にいとまがありません。自分や家族を守るためには、やはり「最悪を想定する」ということは、本能としてこれからの人類には必要なことなのです。そのように思います。


 「私は騙されているかもしれない。」そのように思いながら、それでも相手に善意で接することができるのであれば、それは更に素晴らしいことであろうと思います。この人は自分を騙そうとしているかもしれないけど、その人の心の奥の弱さを観ると、やはり助けざるを得ない。そういう心境は本当に尊いものと思います。きっと良寛和尚もそのような心境であったのかもしれません。
 「私が騙されるわけがない。あの人がそんな悪い人な訳がない」という盲目の無知の善意と、「私は騙されているかもしれない。あの人は本当は悪い人なのかもしれない」と気付きながらも、相手の心の弱さを知ったからこそ、その人を助けざるを得ない。というのは、それは全く別、似て非なるものであるのではないでしょうか。


 世の中には悪心100%という魔物の存在もごく稀にあるのかもしれませんが、ほとんどの場合は、善き心と悪しき心の両面を持ち、その間を揺れ動いている人でありましょう。


 そして私達が「私は騙されているかもしれない。」という最悪の想定を心にとどめてせすることは、逆に相手の「悪しき心」の発動を抑える働きがあるかもしれません。
 相手の悪しき心とは相手の弱い心であります。相手の弱い心に自分が焦点を合わせることで、実は相手の弱い心が包まれて昇華されるかの如くとなります。


 そう。人を見たら泥棒と思え。とは、他人を悪人と疑えという心の狭い諺ではなく、本当は誰もが心の弱さを持っている。それを心に留めておきなさい。そういう人生の格言なのかもしれません。



 ありがとうございます。





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気づかれない善意。


 「他人への善意」を考える時に、もう一つ重要なことは、一体何をどこまで助けてあげられればいいか。ということです。

 たとえば緊急的な救助、今助けないと死んじゃう。というような場合は躊躇なく手を差し伸べるべきであります。

 しかし助けることが逆に本人のためにならないことが世の中にはあります。例えば、本人が自分の人生のために自分で乗り越えなければならない。自分で独り立ちをしなければならない。そういう本人が自分の責任で乗り越えなければならない困難も数多くあります。

 たとえば子供を育てる時は、甘やかせば甘やかすほど、社会に出てから本人が苦しむことになります。したがって、厳しい状況でも叱咤することも多々必要な場面が出てきます。



 ですからもし善意で誰かを支援しなければならない場合、それが本当に結果的にその人のためになるか。という視点が必要なように思います。
 従って、もしある人を善意で助ける必要がある場合は、出来るだけ本人に気づかれないように、陰ながら助ける。本人は助けられたということも気づかれず、自分の力で自分の二本の足で立てた。という陰ながらの善意が、本当は重要なのかもしれません。


考察を続けます。



 ありがとうございます。





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募金について考える。


 以前の私は、街で募金をしていたら必ずいくばくかの寄付をしていました。自分が人並みの生活ができるのであれば、そういう寄付による還元は当然であると思っていました。
 しかし友人たちから、ああいう寄付のほとんどは詐欺だぜ。と言われ、善意で活動している人達を詐欺呼ばわりするなんて、何と心が曇った人間かと思っておりました。
 しかしいろいろ世の中の仕組みがわかってくると、世の中のお金の流れがわかってくると、友人たちの主張が正しいことが多いことは今では知っております。


 もし募金を行うのなら、直接現場で活動をしている団体に直接届けられるべきであろう。と今は思います。なぜならとにかく中間に介在する人達が存在した瞬間、それは「ビジネス」になるからです。



 募金の中間業者には次の3点の問題があります。

1,何割が現場に渡っているか。

 たとえば月3000円で◯◯人の子供が救えるワクチンが買えます。という募金のコピーがあります。私達は財布から3000円を出すと◯◯人の子供が救えると思います。しかし実際3000円のうち、いくらが本当にワクチンの費用に充てられるのでしょうか。
 新聞やテレビに掲載する募金の広告費用は膨大です。名簿を購入管理してダイレクトメールを送付する費用も膨大です。これほどの宣伝や募金の募集の費用も募金から賄われているのです。
 人件費についても真面目な団体も多いでしょうが、中には不透明で着服しているような団体もゼロではないかもしれません。


2,適切な支払い先になっているか。

 集めた広告費や人件費などを取り除いた金額が募金先となります。寄付する物品を購入するにあたり業者を選定します。その業者が本当に妥当であるかどうかも不明です。
 自治体などについては入札が公開され不正が行われにくい仕組みがありますが、募金団体が寄付物品を購入する時の選定は不透明なところが多いかもしれません。透明化されていなければ、担当者のキックバックや癒着などがあり得ます。


3,活動内容が適切か。

 募金を渡す現場をどう選定しているのか。どういう活動に寄付を行っているのか。我々が中間募金団体に募金を行う時は、その運用を信じてお金を渡すわけです。しかし本当に適切にそのお金が廻っているかは判断が難しいです。
 たとえばもっと困っている人達がいるのに、募金団体の知り合い知人に優先してお金が廻っているかもしれません。また、もっと効率良く多くの人を助ける手段があるにも関わらず、無駄なお金が垂れ流されているかもしれません。あるいは特定の政治活動のイデオロギーとリンクしていたり、特定の宗教団体の活動とリンクしているかもしれません。








写真は都内で良く見かける福島のワンちゃんネコちゃんを助ける募金の活動です。年間数千万円の募金が集まるそうです。



つづく



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善意について考える。前編。


 「善意の人ほど人を疑うことを知ることが大切である。」
 結構これは重要なことではないかと思うのです。人に善意の気持ちで接する道を「善意道」と名付けるのであれば、人の心の裏に隠された悪意の臭いを嗅ぎ分けることが「善意道」の極意ではないかと思うのです。


 たとえ相手が悪人であっても、信じて接する。もちろんこれは高度な「善意道」であります。しかしそれは「相手の悪意に気づかぬまま」ではなく「相手の悪意の臭いは嗅ぎ取った上で」ということが重要なのです。


 「相手の悪意に気づかぬ善意」とは「無知の善意」であり、「善意道」としては一番最初に戒められることではないかと思います。なぜなら「無知の善意」とは自分自身を危険に晒(さら)し、家族を危険に晒し、自分の国を危険に晒すからです。


 ハーメルンの笛吹き男の伝説がありますが、あの笛に釣られて行方不明になる子供たちとは「無知の善意者」を示暗示しているのかもしれません。あるいはその国を破滅させるような方向に導く大衆というのも、その多くは「無知の善意者」であるように思います。



つづく



 ありがとうございます。





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あがく。


 朝方、福島で大きな地震がありました。津波が発生したということで、沿岸の方たちは避難をされているようです。

 今回の地震は、やはり他の人生で起きるたくさんの事柄と同じように、重要な警告であるように思います。その警告とは勿論「津波」に対する警告です。

 もちろん東日本の太平洋沿岸の人たちは、もう充分その悲惨さを身に沁みておりますから、この方たちへの警告という意味は薄いでしょう。羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く心境に近いと思います。皆が膾(なます)を吹く間は、大きな津波は襲ってくる可能性はとても低いと思います。


 やはり問題なのは東海と南海の地域です。伊豆半島から渥美半島までの沿岸の方々。紀伊半島沿岸の方々。そして四国とくに高知県沿岸の方々。


 この地域で、近くに高台のない地域の方々。特に高齢者の多い地域。「地震が発生しても仕方ない」「津波が発生しても仕方ない」と始めから諦めている人が多い地域は、本当に要注意と思います。
 「万策を尽くしてあとはお任せする。人事を尽くして天命を待つ。」というのと、「やっても仕方ないから諦める」とは違うように思います。「自分の欲に執着しない」ということとも違うように思います。
 「やっても仕方ないから諦める」とは「思考停止」であります。「思考停止」とは最悪のパターンを引き寄せます。「最悪の対策を考えないこと」とは「執着していない」ではなく「逃げている」ことでありますから。



 沿岸部に住んでいる方の多くが「やっても仕方ないから諦める」と思っている地域は危険であると思います。国は地方自治体に働きかけて、津波タワーの建築をもっと進めて頂きたいと思います。予算の都合でどうしてもタワーが建築できない場合は、津波用の救命胴衣を各戸に配布し、定期的に防災訓練をするべきと思います。






 とにかく多くの人が、そこに住んでいる人たちの命を一人でも多く助けるように、あがくことが、その地域での災害の発生を起きにくくする。発生しても被害は最小限になる。妄想でありますが、そのように思います。



 自分の命を大切にするようにあがくこと。家族の命を大切にするようにあがくこと。縁ある人達の命を大切にするようにあがくこと。これらが私達が、時間限定でこの世で「生きる」ということであります。そのように思います。



 ありがとうございます。
※今日から新月週間ですね。




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前兆。


 人生の中って本当に警告に満ちていると思います。人生で起きることは「波」であります。だから同じような事象(波)が重なって置きます。シンクロニシティといって一見関係のない離れた出来事でも似た事象が起きます。

 人生において大きな災難が起きる時には、その災害の因子が集積し始めると、それらの因子に同調して、類似の小さな災害が発生する。そのように思います。

 先日もあるお客さんのところでうちの製品のプログラムが問題を起こしました。想定外の出来事が複数重なったのが原因でした。対策プログラムはすぐに用意したのですが、お客さんの都合で入れ替えるのは、まだまだ先になるということでした。これではいつまた問題が起きるかわかりません。私は臨時の監視プログラムを組んでもらって、お客さんのシステムとは別に我が社から24時間の監視を暫定的にでも始めるべきと主張しました。当初社員は、そこまでやらなくてもいいのでは?という態度でありましたが、とにかく私は胸騒ぎがしたので、特急でと頼み込んで作ってもらいました。
 想定外のことが立て続けに起きたことで、もう危険な前兆が満載でありますから、これは本当に注意に注意を重ねなければならない。そのように感じたのでした。

 社員は、そんなに立て続けにトラブルは起きないよ。という思いであったかと思いますが。私は毎日のように「暫定監視プログラムは出来たか?」と確認していましたので、忙しい合間を縫って、しぶしぶながら完成させてくれました。

 先週金曜日です。「いつになったらあの監視プログラムはできるの?(胸騒ぎで気が気でない)」
「まるぞう社長、ようやくさっき無事問題なく動くことを確認しました」
「じゃあ、いつから監視が始められるの?」
「いつからでも大丈夫です。週明けからにしましょうか」
「ダメダメ、そんな悠長なこと言ってたらだめ。今晩やって。」
「え?週末なんで監視しなくても大丈夫でしょ?」
「ダメダメ、とにかく今晩から始めてください。それだけはもうお願いします。」
「わかりました。今晩から開始します。」
「それから、土曜と日曜の朝に監視の結果を確認してもらいたいんですが。」
「え、休日ですよ。」
「ゴメンなさい。休日手当を払うから自宅からリモートアクセスして確認してください。」
「わかりました。確認だけなら5分ですみますから。了解です。」
「それでね、障害があった時の復旧手順も書いて欲しいんだけど。」
「そこまで要りますか?」
「うむ。お願いします。」


 このようなやりとりをしたあと、ようやくやっと仕掛けた監視プログラムですが、何と果たしてその数時間後、金曜の深夜にシステム障害が発生したのでした。土曜の早朝、自宅から監視プログラムをチェックした社員がそれを発見し、しかし対策手順も事前に決めておいたので、そのままお客さんの被害が発生することなく、無事復旧したのでした。

 私の胸騒ぎの勘はやはり正しい警告を受け取っていたのでした。本当に間一髪です。ここで私も慢心していたたなら、システムトラブルによって今週始めから大炎上になっていたことと思います。ふう。危なかったです。


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紀子さまと悠仁さま乗った車が追突、けがなし
2016年11月20日 22時20分

 20日午前7時40分頃、神奈川県相模原市緑区与瀬の中央道下り線で、秋篠宮妃紀子さまと長男悠仁さまの乗られた宮内庁のワゴン車が、乗用車に追突した。


 けが人はなかった。

 宮内庁や警視庁によると、ワゴン車は、30歳代の宮内庁の男性職員が運転し、紀子さまと悠仁さまのほか、悠仁さまの友人親子ら計6人が乗っていた。渋滞の最後尾で停車していた50歳代の男性が運転する乗用車に追突したという。2台とも損傷は軽微だった。

 紀子さまらは私的に登山に行く途中で、事故後は予定通り目的地へ向かわれたという。

 天皇、皇后両陛下や皇太子ご一家が車で移動される際は、白バイなどが先導し、交通規制も敷かれるが、宮家の皇族方には通常、こうした対応はとられない。この日も警察車両による先導などはなかったという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20161120-OYT1T50080.html
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 こちらの事故は本当に偶然の事故でありましょうが、大いなる警告とも受け取れます。悠仁親王の警護を厚く厚くする必要がある。最悪を想定して備えなければならない。そのように示しているように思います。

 かくのように私達の生活は、たくさんの警告に囲まれております。



 ありがとうございます。





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質素だけど精神豊かに工夫して暮らす。


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根強い節約志向 スーパーや外食チェーンが値下げ
11月19日 17時25分

消費の伸び悩みが続く背景に根強い節約志向があると指摘されています。こうした中、大手スーパーや外食チェーンなどでは、消費を喚起して売り上げを増やそうと、商品の値下げに踏み切る動きが広がっています。

このうち、流通大手のイオンは、今月から自社で開発・販売をしているプライベートブランドの商品のうち、比較的売り上げの多い食品や日用品の30品目について順次値下げを始めました。対象は、豆腐や納豆、サーモンなどで、値下げ幅は3%~25%程度になり、会社では、プライベートブランドの商品を大量生産することなどによるコストの削減で、値下げの費用を捻出するとしています。

また、ドーナツチェーンのミスタードーナツも、今月8日からドーナツのおよそ8割を10円~30円値下げしました。会社では、原材料費の上昇などでこの4年間に2度値上げしましたが、値下げを求める声が相次いだことから値下げに踏み切りました。店を訪れた女性客は「このところ野菜の値段も高くなっているので、お金の使い方には気をつけています。少しでも安いと助かります」と話していました。

このほか、日用雑貨などを販売する無印良品も、来年以降に販売を始める衣類や菓子など200品目以上について、現在販売している同じタイプの商品より値下げする方針です。

小売りや外食業界では、消費者の節約志向は根強いという声が多く聞かれ、値下げに踏み切ることで売り上げを増やそうという動きが広がっています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161119/k10010775251000.html
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 日銀や政府は2%インフレを誘導しようとしていますが、なかなかうまくいかないようです。

 私達日本人は、制約がある中で何とか工夫してやるくりする能力は非常に高いと思います。世界有数トップクラスでありましょう。上記のニュースのように制約のある中でコストを如何に下げるか。というのも日本人の得意とする分野であります。
 これからの日本社会は、どうやって効率を高めて、無駄を廃して、工夫に工夫を重ねてコストを下げても利益が出る。という体質に向かわなければならないい。多くの企業がそういう競争に入ったのかもしれません。

 そしてこの傾向は世界的に共通するように思われます。世界中、貧富の差がどんどん開いていく一方の社会となっています。資本主義とはそういうルールなので、行き着く所までは貧富の差が開かざるを得ない仕組みなのです。なぜならそれは大金持ちほどお金が儲かる仕組みだからです。利息という発明は、お金が人間の代わりにお金を生み出す仕組みですから。借金をして働いて働いて利息をする大部分の層と、投資と融資をしてその配当と利息でどんどん資産が増えていく層の2つにはっきり分かれる仕組みでありますから。

 ただ日本は他の国家に比べて貧富の差が少ないです。これが日本経済が他国より強い大きな理由であります。これからの国家の経済は自国内の内需の規模で決まります。そしてその内需の規模とは、中間層がいかに多いかで決定されます。中間層が多いとは、貧富の差が少ないということです。

 しかしそんな日本においても、やはり世界的な時代の波に逆らえず、貧富の差が広がりつつあります。中間層が貧困層への呑み込まれて行っています。
 そうなると生活を切り詰めなければならない人たちが増えていき、生活のために少しでも安いものを。という価格を押し下げる圧力が強くなっていきます。

この社会の空気に敏感なスーパーや小売業界がものの値段を、更に下げようと努力し始めていることは重要な示唆であります。



 戦後高度成長からバブルまでは、日本人は物質的には豊かでした。モノが買えなくて困った体験をしたことがない日本人が大半でした。
 これは先の悲惨な戦争で、国家のために本当に皆貧しくても耐えて生きてきた多くの国民にもたらされた、反動の幸運だったように思います。質素で真面目であった日本人の陰の貯金が、敗戦のあと国家の幸運として与えられたのでしょう。子孫のために自分の命を犠牲にした多くの日本人の願いが次の世代に幸運としてもたらされました。彼らが一番に望んだのは「平和」であり「物質的な豊かさ」であったことと思います。



 ただその物質的豊かさの幸運もそろそろ終焉を迎え始めているのかもしれませせん。ただそれは悪いことではなく、本来の日本人のあるべき経済水準に戻りつつあるのではないか。と感じるのです。

 日本人は元々誰もが、質素に慎ましやかに暮らすことが本来の姿であります。もったいない。と感じて工夫しながら生活していくのが本来の日本人の姿であります。贅沢せず、質素に工夫しながら暮らすことが、自分たちの子孫に幸運をもたらす貯金となります。

 逆に物質的に恵まれた社会は、日本人のハングリーさを衰えさせるという弊害を生んだかもしれません。これは生物のサガであります。長生き遺伝子(サーチュイン遺伝子)がそうであるように、食べ物に恵まれいつも満腹状態だと、身体は老化するようにできているのです。物質的にいつも恵まれていると、精神の生命力(ハングリーな生きるチカラ)が衰えていくのです。

 日本人の次の世代の子供たちが幸せな社会に生きるためには、物質的には今より貧しくなったとしても、精神的に豊かになり、生命力的にたくましくあるべきであると思います。



 日本経済におけるデフレ現象とは、成熟した精神の日本人が増えていく前兆のようにも思います。



 ありがとうございます。





下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら

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質素だけど精神豊かに工夫して暮らす。


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根強い節約志向 スーパーや外食チェーンが値下げ
11月19日 17時25分

消費の伸び悩みが続く背景に根強い節約志向があると指摘されています。こうした中、大手スーパーや外食チェーンなどでは、消費を喚起して売り上げを増やそうと、商品の値下げに踏み切る動きが広がっています。

このうち、流通大手のイオンは、今月から自社で開発・販売をしているプライベートブランドの商品のうち、比較的売り上げの多い食品や日用品の30品目について順次値下げを始めました。対象は、豆腐や納豆、サーモンなどで、値下げ幅は3%~25%程度になり、会社では、プライベートブランドの商品を大量生産することなどによるコストの削減で、値下げの費用を捻出するとしています。

また、ドーナツチェーンのミスタードーナツも、今月8日からドーナツのおよそ8割を10円~30円値下げしました。会社では、原材料費の上昇などでこの4年間に2度値上げしましたが、値下げを求める声が相次いだことから値下げに踏み切りました。店を訪れた女性客は「このところ野菜の値段も高くなっているので、お金の使い方には気をつけています。少しでも安いと助かります」と話していました。

このほか、日用雑貨などを販売する無印良品も、来年以降に販売を始める衣類や菓子など200品目以上について、現在販売している同じタイプの商品より値下げする方針です。

小売りや外食業界では、消費者の節約志向は根強いという声が多く聞かれ、値下げに踏み切ることで売り上げを増やそうという動きが広がっています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161119/k10010775251000.html
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 日銀や政府は2%インフレを誘導しようとしていますが、なかなかうまくいかないようです。

 私達日本人は、制約がある中で何とか工夫してやるくりする能力は非常に高いと思います。世界有数トップクラスでありましょう。上記のニュースのように制約のある中でコストを如何に下げるか。というのも日本人の得意とする分野であります。
 これからの日本社会は、どうやって効率を高めて、無駄を廃して、工夫に工夫を重ねてコストを下げても利益が出る。という体質に向かわなければならないい。多くの企業がそういう競争に入ったのかもしれません。

 そしてこの傾向は世界的に共通するように思われます。世界中、貧富の差がどんどん開いていく一方の社会となっています。資本主義とはそういうルールなので、行き着く所までは貧富の差が開かざるを得ない仕組みなのです。なぜならそれは大金持ちほどお金が儲かる仕組みだからです。利息という発明は、お金が人間の代わりにお金を生み出す仕組みですから。借金をして働いて働いて利息をする大部分の層と、投資と融資をしてその配当と利息でどんどん資産が増えていく層の2つにはっきり分かれる仕組みでありますから。

 ただ日本は他の国家に比べて貧富の差が少ないです。これが日本経済が他国より強い大きな理由であります。これからの国家の経済は自国内の内需の規模で決まります。そしてその内需の規模とは、中間層がいかに多いかで決定されます。中間層が多いとは、貧富の差が少ないということです。

 しかしそんな日本においても、やはり世界的な時代の波に逆らえず、貧富の差が広がりつつあります。中間層が貧困層への呑み込まれて行っています。
 そうなると生活を切り詰めなければならない人たちが増えていき、生活のために少しでも安いものを。という価格を押し下げる圧力が強くなっていきます。

この社会の空気に敏感なスーパーや小売業界がものの値段を、更に下げようと努力し始めていることは重要な示唆であります。



 戦後高度成長からバブルまでは、日本人は物質的には豊かでした。モノが買えなくて困った体験をしたことがない日本人が大半でした。
 これは先の悲惨な戦争で、国家のために本当に皆貧しくても耐えて生きてきた多くの国民にもたらされた、反動の幸運だったように思います。質素で真面目であった日本人の陰の貯金が、敗戦のあと国家の幸運として与えられたのでしょう。子孫のために自分の命を犠牲にした多くの日本人の願いが次の世代に幸運としてもたらされました。彼らが一番に望んだのは「平和」であり「物質的な豊かさ」であったことと思います。



 ただその物質的豊かさの幸運もそろそろ終焉を迎え始めているのかもしれませせん。ただそれは悪いことではなく、本来の日本人のあるべき経済水準に戻りつつあるのではないか。と感じるのです。

 日本人は元々誰もが、質素に慎ましやかに暮らすことが本来の姿であります。もったいない。と感じて工夫しながら生活していくのが本来の日本人の姿であります。贅沢せず、質素に工夫しながら暮らすことが、自分たちの子孫に幸運をもたらす貯金となります。

 逆に物質的に恵まれた社会は、日本人のハングリーさを衰えさせるという弊害を生んだかもしれません。これは生物のサガであります。長生き遺伝子(サーチュイン遺伝子)がそうであるように、食べ物に恵まれいつも満腹状態だと、身体は老化するようにできているのです。物質的にいつも恵まれていると、精神の生命力(ハングリーな生きるチカラ)が衰えていくのです。

 日本人の次の世代の子供たちが幸せな社会に生きるためには、物質的には今より貧しくなったとしても、精神的に豊かになり、生命力的にたくましくあるべきであると思います。



 日本経済におけるデフレ現象とは、成熟した精神の日本人が増えていく前兆のようにも思います。



 ありがとうございます。





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一枚の写真。




 安倍首相とトランプ次期大統領との面談が無事行われました。トランプ氏がこんな満面の笑みを浮かべることが出来たなんて、世界中のほとんどの人は知らなかったのではないでしょうか。


 この満面の笑みの二人の写真はこれからの世界情勢の進む方向を変えたかもしれません。


 当選早々、二人の面談が世界から注目される中、このような無防備とも言える満面の笑みの仲になっているということは、実は日本がトランプ氏を助けたかもしれません。米国の中でもトランプ氏の失脚を狙う勢力があるという噂がネット上にあります。いろんな勢力が虎視眈々と失脚や暗殺を目論んでいるかもしれません。ただそういう動きも「運の勢い」による条件も大きいことでしょう。
 この二人の無防備の満面の笑みは、国際的に世論をぐっと味方に付けた。流れを変えた1枚であるように思います。「運の流れ」がトランプ氏に加勢するように思います。安倍さんが、トランプ氏の運の勢いを変えたように思えるのは私の妄想です。


 またこの写真は日本にとっても大きな手助けになりました。当初トランプ氏の当選を歓迎していた中国ですが「こりゃちょっとやばいことになってるのかも」と警戒をし始めたようですから。
 とにかく日本の防衛に隙があるように見せないことが、何よりも大切です。その意味でもこの写真は日本をも守っているように思います。



それにしても安倍首相は凄いです。猛獣使いというアダ名もだてではありませんね。



トランプ氏の顔。猛獣使いの安倍さんとの写真とは別人の表情です。



プーチン氏も猛獣使い安倍さんの前では親愛の情です。

一方オバマ氏とプーチン氏は。



ドゥテルテ氏も猛獣使い安倍さんの前では、ゴロニャンコです。

習さんの前ではポケットに手をつっこんで、ガム噛み噛みでありましたが。





追伸
スイス在住の読者の桃さんが、私の記事を相棒さんに話してくださったら、その内容がラジオで放送されたそうです。桃さんがアップしてくださいました。私はフランス語は全くわからないのですが、ジャポネとかブログとかは聴き取れました。
桃さん、ありがとうございました。
http://www.rts.ch/play/radio/la-matinale-du-samedi/audio/la-chronique-du-samedi?id=8126103&startTime=0



 ありがとうございます。
※中潮です。




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地球温暖化・二酸化炭素説のウソ。後編。


 二酸化炭素の排出を悪者にすることで、何が起きたでしょう。それは「排出権取引ビジネス」という新しい市場が生まれたのでした。

 たとえば世界中で一律に二酸化炭素を減らすと決めた場合、その目標を達成しやすい国もあれば、達成しずらい国もあります。そこで達成しちゃった国は、余力を達成しない国に売ることができる仕組みです。
 これは学生の宿題のようなものです。楽勝で今日の宿題を終えた者もいれば、ひいひい言って今日のがまだ終わらないという学生もいます。
 そこで宿題を終えた学生が自分の宿題を1ページいくら。で売ることができる制度です。


 京都議定書のあとまず2002年にイギリスで排出権の取引制度が始まりました。
 株でも先物取引でも何でも、とにかくモノの値段が変動するところに市場を作れ!が、英国や欧州の金融資本家の王道であります。そしてそのために世界中で「二酸化炭素を増やしてはダメだ」というプロパガンダを形成し続けたのでした。彼らがどのようにして「ウソをホント」としてプロパガンダを創り出していたか、その彼らの手口を私達はこの「排出権ビジネス」の創出で観察することができます。

 この二酸化炭素の排出権は、相場が大きく上下します。したがって取引市場を作れば、そこで大きな利益を得ることができます。国際的なでっかいカジノを作るようなものです。胴元関係者はその運用によって莫大な利益を得ることができるでしょう。



 日本などは省エネが世界でもトップクラスに進んでいますが、そこからさらに他国と同じだけ二酸化炭素を削減するのは至難のワザです。したがって日本が外国から排出権を購入刷る側であります。つまり排出権ビジネスにおいては、日本は良い金づるでありました。

 ところが彼らの排出権ビジネスは、胴元の思惑に反して縮小してしまいます。
 その理由の一つは欧州の景気が悪化したことです。工業が停滞したため、外国に売れる排出枠が大量に余ったのでした。欧州の多くの国や企業が、自分の生産が下がった分二酸化炭素の排出する権利余ったから、大量に売りに出したため、排出権が大暴落したのでした。

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排出権制度の失敗からわれわれが学ぶべきこと
2012年12月03日
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リーマン・ショック以降の世界的な景気後退に入る前までは、経済活動に伴うエネルギー消費の伸びを背景に、排出権需要が増大し、需給が逼迫すると見込まれていた。CER価格が最高値を付けた2008年7月には21.9ユーロまで上昇しており、当時の為替レート終値の月間平均の168.4円/ユーロで換算すると約3,688円/tCO2となった。最高価格と現在の価格を比較すると約36倍強の開きがあり、約4年間でここまでCER価格が下がる状況は「暴落」と言って差し支えない。

https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=22270
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 またもう一つの理由に日本では311のあと日本中の原発が止まってしまったことによります。日本の電力会社はそれまで安価な原発電力を使用していましたが、311以降割高な石油火力電力に置き換えざるを得ないため、海外から排出権を買う余裕がなくなったことです。
 この排出権の規定は罰則のない各国各企業の努力目標でありますから、企業にお金の余裕がなくなれば削らざるを得ません。背に腹は変えられませんので。
 このようにして排出権市場最大の金づるの一つであった日本もお金を出せなくなりました。

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「ゼロ円」になったCO2排出枠 電力マネー消え在庫の山
2013/8/26 7:00

二酸化炭素(CO2)の排出に経済的な価値を付けようとした排出枠を巡る仕組みが揺れている。東日本大震災後に買い手が急減。排出枠はすっかり経済価値を失い、ゼロ円で移転する例も出始めた。それでも、国内排出枠の創出は続いており、買い手不在のまま、在庫は増え続けている。誰にも削減義務を課さぬまま、企業のボランタリーなCO2削減に期待を寄せた国内の排出枠の仕組み。ついに「ゼロ円」になった排出枠の在庫の山は、需要家不在で進んできた国内制度の矛盾を浮き上がらせている。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD220TE_T20C13A8000000/
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 買い手の財布の紐が固くなり、排出権も大暴落したため、排出権取引市場の胴元は「こりゃどげんかせんといかん」とテコ入れを図りました。と考えられるのが今回のパリ協定です。

 そのテコ入れパリ協定のポイントは次の2つです。

 一つは厳しい目標設定です。産業革命以降の温度上昇をプラス2℃に抑えるということです。そもそも人間が出す二酸化炭素は温暖化にはほとんど影響を与えません。したがってこの目標は、いくら二酸化炭素の排出を抑えても、全人類がいなくなってゼロになっても、それは実現が不可能な目標です。
 胴元は何としても、各国各企業に排出権を無理やり買わせなくてはいけません。したがって実現不可能な目標を各国各企業に課すことが重要なわけです。

 そしてもう一つのポイントは、もっと排出権市場を利用しましょう。という提言です。ここに彼らの本音があります。

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パリ協定とCOP21の歴史的意義 温室効果ガス削減への約束草案
・・・
結局、パリ協定の文言には市場メカニズムという言葉自体は盛り込まれなかったものの、パリ協定は市場メカニズムの利用を明確に認めた。すなわち、その第6条2項において、各国は、ITMOs(Internationally Transferred Mitigation Outcomes)の利用を通じて、各国のNDC達成のために自主的に協力することを認めている。

http://judiciary.asahi.com/fukabori/2016022400001.html
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 本当に地球の環境を守るのであれば、私達がやるべきことは、温暖化には全く関係のない二酸化炭素の排出量の市場を作ることではないと思います。
 もし、各国や企業に規制をするのであれば、たとえば森林の伐採に対して行われるべきでしょう。二酸化炭素が増えたから温度が上がるなんて誰も証明できなウソ科学の理論ではなく、森林の伐採は目の前でその本数を誰もがカウントすることができます。地球が砂漠化(火星化)するのは、間違いなく人間が木を一本一本切っていったからなのですから。

 たとえば、森林を植えたら貯金になる。森林を伐採したら借金になる。伐採しないですむ代替えエコ技術を輸出をしたら貯金になる。そんな市場なら、「排出権取引市場」などより、ずっと良いのに。と思います。





 あるいは中国やインドなどの自動車の排ガスや石炭粉塵の削減も本当に大切と思うのですが。



 ただそういう枠組みだと、先進国が発展途上国に援助するという形になってしまうでしょう。そうなると「先進国の富めるものは更に富む。お人好しと弱者から搾り取る。」という市場を創りにくいということなのかもしれません。
 「排出権ビジネス」の枠組みをプロパガンダでどう創るか。これは人間をロボット大衆として操作するのテクニックを観察する上で非常にわかりやすい典型的な例として興味深いです。



このシリーズおわり。



 ありがとうございます。
※本日は中潮ですね。




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地球温暖化・二酸化炭素説のウソ。中編。


■誰が言ったかは関係ない。何が起きているか「事実」のみが重要。

 私の会社はいわゆるIT業界の端っこにおります。そんな会社でありますが、一番大変な仕事は、私達がお客さんに提供したプログラムに問題ある時に、何に原因があるかを推測して対策をしなければならないことです。そしてその原因を追求する過程は推理小説のドラマのようであります。
 あいつが犯人だ。と先入観で踏み込むと大抵は失敗に終わります。問題の真の原因はいつも、考えもつかない予測もつかない場所に潜んでいるのでした。

 お客さんはいつも言います。「何にもいじってないのに急におかしくなった」
 ただほとんどの場合それは真実ではなく、不具合の原因はいつも私達の予想外のところに存在します。

 この時必要なことは「事実だけを観る」です。権威のある人が言ったから正しい。無名の人間が言ったから間違い。そのような先入観が「真実を見極める」一番の障害となります。

 特にこの業界で顧客からの不具合クレームで鍛えられている人は私と同じように「事実だけを観る」思考になっているいることでしょうが、この思考はその人を人生の様々な危機から救うことができると思っております。
 人に対して理詰めで責めることは、社会生活的に褒められたことではありませんが、自分の内なる思考については、「事実は何か」という理詰めの推敲は重要であると思います。


 これから人類が進化していくならば、その特徴の一つは「プロパガンダに洗脳されにくい」ことであろうかと思います。今の現代人はプロパガンダに弱い面があります。これからの人類はきっと、「誰が言ったか。マスコミがそう言った。にとらわれることなく、その事実としてはどうなのか。を観ていくことができる人である。」と言えます。



■現代人はどのようにプロパガンダに操られるか

 さて、歴史のプロパガンダの問題は、何が真実かを証明することは難しいです。それぞれ賛成・反対の人の主観というフィルターがかかるからです。
しかし今回のように「地球温暖化の原因は二酸化炭素ではない」という事実は、誰でも少し汗をかけば簡単にそのウソを証明できる「プロパガンダ」であります。

 証明や反論が難しい歴史のプロパガンダに対して、純粋科学的に証明できる今回の「温暖化プロパガンダ」は、この人間社会がどのように「ウソのプロパガンダ」に洗脳されてどのようにコントロールされているかを、知る貴重なケースであります。


 たとえば今回私が「温暖化の原因が二酸化炭素だ。はウソだ」と証明した時に、
① 本当かなあ、と事実を追証される方もいるでしょう。科学的データと公表された数字から誰でも追証が可能です。
② まるぞうが書いたのだから本当でしょ。と鵜呑みにされる方もいらっしゃるかもしれません。ありがたいことですが、私のブログの真実度はせいぜい3割り程度ですので、くれぐれも鵜呑みになさらないようご注意ください。
③ ウソだあ。もし本当ならNHKや朝日新聞で報道してるはずじゃん。誰もそんなこと言ってないからウソだよ。と自分で事実を検証せずに否定する人もおられるでしょう。
④ 更に私がウソを述べてケシカランと立腹する方もおられるかもしれません。私は誰でも検証できるようにその数字の根拠をだし、計算方法も開示していますから、簡単に追証できるようにしているのですが。数学な苦手な方は、数学が得意な方に聞くこともできます。日本の中学生の数学レベルの知識で解けます。

 今回の地球温暖化のウソは、私達が住んでいる社会がいかに「ウソのプロパガンダ」にどのように弱いかを教えてくれます。非常に興味深いです。



■そもそも二酸化炭素の赤外線吸収量はすでに飽和している

 さて昨日は温室効果ガス全体に対する、人間活動で排出される二酸化炭素量を計算することで、温暖化の原因が人間が排出する二酸化炭素とは到底考えられないことを証明いたしました。

 本日は別の観点で、やはり二酸化炭素の増加が温暖化に寄与しないことを示したいと思います。




 これは地球の外から赤外線で地球を観測したデータです。赤外線にもいろいろな波長があります。太陽からの赤外線が地球に当ってどれほどれほど反射するかをそれぞれの赤外線の波長によって表示したものです。

 緑色の幅のところ「Atmospheric window」という部分は、太陽からの赤外線の大部分が地球に反射して宇宙に戻っているところです。赤外線の大部分が反射するということは、大気では熱に変換されていないということです。昨日のストーブの写真を思い出してください。赤外線が反射されるとその裏は熱くなりません。ですからこの「Atmospheric window」の間の赤外線はほとんど大気に吸収されていない(大気に熱がこもっていない)状態と言えます。

 問題は14〜16μmの幅の赤外線です。温室効果ガスとして現代の人類に有名な二酸化炭素ですが実はこの狭い帯域の赤外線しか吸収できないのです。水蒸気(H2O)は幅広く赤外線を吸収するので温室効果ガスとしては強力なのですが、プロパガンダ的には都合が悪いのでこの水蒸気はうたわれないことが多いです。14〜15μmしか吸収しない二酸化炭素が諸悪の根源としてPRされています。

 そして上記のデータから、14〜16μmの赤外線はほとんど宇宙に反射していないことがわかります。赤外線眼で観ることができるならば、、この帯域の赤外線帯域では地球は真っ暗に見えることでしょう。それはなぜか。それはこの帯域の赤外線はもうほとんど大気に吸収されて熱に変換されている。ということになりますので。

 215Kとは約マイナス60℃です。15μm付近の赤外線放射が、これより下がらないことは証明されています。(参照式
 これは何を意味しているかというと、もう既に二酸化炭素が吸収できる赤外線は、ほぼ全て地球の大気の中で熱に変わっているということです。
 二酸化炭素が吸収する赤外線は飽和している。ということになります。

 ちょっと難しいですが、要は人間の活動でどれほど二酸化炭素を増やそうが、極端な話、大気が100%二酸化炭素になってしまったとしても、もう二酸化炭素が吸収できる赤外線の量は飽和しているため、温度は現状よりほとんど上がらないのです。ということになります。

 もちろん化石燃料を燃やして大気が汚染されたり、地球の資源を無駄に使うことは、人類は地球のために慎まなければなりません。が、人類が化石燃料を燃やして二酸化炭素を増やしたから、温室効果で大気の温度が上がる。ということは、もう殆どない。と言えるということです。



つづく。



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