私は前世はインド人かと思うくらいカレーが好きであります。ただ実際のインドに行ってみると、1回行けば充分、もう行かなくていいや。という感想ですので、やはり前世はインドではない、ただのカレー好きおっさんなのでありましょう。
私のカレー作りは、インド式カレーと日本式カレーのブームが数年置きに交互にやってきます。ここ数年は日本式のカレールーを使ったカレーに凝っておりました。
ちなみに日本のカレールーは完成の域でありますから、箱の裏のままの作り方を忠実に行うのが一番間違いのない方式です。ただ1点、水を入れる時に、半分をココナツミルクにする。これだけで絶品カレーとなります。
(「僕街」の1シーンからお借りしました)
今年に入ってからは、インド式カレーのブームが再燃してきております。やはり昨今のように暑い日は、インドカレーが食べたい。であります。ので早速作ってみました。
簡単にできるカレー粉から作るインドカレー
さて本格的なインドカレーですが、実は簡単であります。カレー粉を使うので「面倒くさいんじゃないか」と思う方もいるかもしれませんが、日本の材料でもできる簡単な方法を書き留めます。
それはたった次の3ステップです。
【ステップ1:玉ねぎを炒める】
【ステップ2:カレー粉を加えて炒める】
【ステップ3:野菜ジュースとヨーグルトを加える】
では作って見ましょう。
【材料(4人分)】
玉ねぎ:大2個
ニンニク:ひとかけ
生姜:ひとかけ
鷹の爪:1〜4本
(お好みで冷蔵庫にある野菜適量)
カレー粉:大さじ2杯
野菜ジュース:400cc
ヨーグルト:200cc
水:200cc
塩:小さじ2杯
(あればチキンスープの素小さじ1杯)
【ステップ1:玉ねぎを炒める】
① 鍋にオリーブオイルを大さじ4〜5杯入れます。
私が料理にオリーブオイルを使う理由は、不飽和脂肪酸の油は熱でも酸化しづらいからです。ただしオリーブオイルは光で酸化しますから、光を通さない陶器に移し替えるか、冷暗所での保管が必要となります。我が家は加熱用オイルは安いオリーブオイルを5L缶で通販で購入しています。半年で5L使ってしまいます。
皆さんはご自宅にある加熱料理用のオイルを使用してください。
② ニンニクと生姜をすりおろしまたはみじん切りにして冷たいオイルに投入
カレーの重要なスパイスは、実はニンニクと生姜です。これらをゆっくに煮て香りをオイルに移します。冷たいオイルからゆっくり煮出すのは、ご存知イタリア料理の技法であります。
③ 鷹の爪をキッチンバサミで輪切りにしてオイルに投入
よく鷹の爪はタネを取るとありますが、辛くするために入れるのですから、私は種ごとキッチンバサミで5mm幅で切って投入です。大人の辛口カレーで4本くらいです。
④ オイルを弱火でじっくり煮出す
上にも書きましたが、炒めるのではなく、香辛料の風味をオイルに出すのが目的です。ニンニクと生姜の良い香りがあがってきたらOKです。
⑤ みじん切り玉ねぎをオイルに投入し炒める
玉ねぎ大2個をみじん切りしている間に、ニンニクは良い香りが出始めていることでしょう。ニンニクがきつね色ぐらいになっているでしょうから、ここで玉ねぎを投入。
強火にして焦げないように炒めます。玉ねぎが半透明しんなりしてきたら中火にしてじっくり炒めます。
オイルは多いように思うかもしれませんが、大量の玉ねぎを投入すると丁度良いぐらいだったことがわかります。カレーとは実は玉ねぎのオイル炒め料理であります。
⑥ オプション野菜をいれる
今回のこのレシピはシンプルな玉ねぎカレーです。もしオプションで入れたい野菜があれば、自由に創造性を発揮していれてください。
ニンジンとかジャガイモとか根菜類で入れたいものがあれば、玉ねぎ投入と同時に適量投入します。当然ですが小さく切った方が火が通りやすいです。食べやすい大きさで。
ピーマンやオクラやほうれん草やかぼちゃ豆の水煮など火が通りやすい野菜を入れたい場合は、タイミングを少しずらします。根菜類が柔らかくなったのを竹串で確認してから、投入します。
【ステップ2:カレー粉を炒める】
⑦ 炒まった野菜にカレー粉を入れ、更に炒めます。
あまり火を通しすぎると香りが飛ぶので、炒めるのは1分ほど。香ばしいカレーの香りがしてきたらOKです。
ほら、もうこんな感じで、一気にカレーになりました。
カレー粉はいろいろ試しましたが、結局「インディアンカレー」に落ち着きました。大きいスーパーであれば手に入いることでしょう。このカレー粉は、ファンも多くアマゾンの評価も高いのも頷けます。
他の会社のカレー粉だと、苦味があったり、コクがでなかったり、イマイチ感がありますが、このカレー粉にしてからは、はずれはありません。
インディアンカレー
【ステップ3:野菜ジュースとヨーグルト投入】
⑧ 野菜ジュースとヨーグルトとお水を投入します。
もしチキンスープの素があればお好みで適量入れます。チキンスープの素がなければ鰹節の粉小さじ1杯程度でも隠し味に良いと思います。
今までトマト缶を使っていましたが、イタリア輸入トマトでもほとんどが中国産であることを知り、イオンの野菜ジュースに切り替えました。カルフォルニア産の有機トマトです。トマトジュースではなく野菜ジュースにしたのは、味に深みがでるからです。
もうね、インドカレーはシチューみたいにグツグツ煮込まないのです。ひと煮立ちすれば完成です。ステップ2と3はあっという間です。
以上はシンプルなインド式カレーです。もしチキンカレーにしたい人は、ヨーグルトにチキンをつけて冷蔵庫で1時間以上おいて、⑧の時にヨーグルトとチキンを同時に投入します。チキンは火を通しすぎるとパサパサになりますから、これもお肉に火が通ったらもう火をとめてください。チキンは20分以上加熱するとパサパサになります。要注意。
骨付きチキンを買ってくると、骨の部分だけ切り離して、水から1時間煮るとチキンスープになりますから、⑧に水のかわりに使います。
召し上がれ〜
ありがとうございます。
下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
本ブログは引用元をあきらかにしていただければ、ブログやSNSでの拡散は許可いたします。