天の人と地の人の御伽噺(おとぎばなし)です。
記憶を失った私たち。
天の人と地の人は元は同じでありました。
天の人の中で、この地上界に生まれて来る挑戦をしたものが、地の人であります。
天の人と地の人の違いは「記憶を失っているかどうか」です。
この地上界に生まれて来るための条件が「記憶を失う」ということです。
私たち地の人は、「記憶を失った天の人」であると言えます。
そして私たちは記憶を失ったまま、この世に一個人として生まれます。
そして「正反対の価値観」を刷り込まれます。
心が渇いていると思い込んでいる。
「正反対の価値観」とは、
・自分は他者と切り離されている
という価値観です。
本当は私たちはどの魂ともどの星ともどの生命とも繋がっておりますが、地の人として生まれて来る時に、この繋がっているという記憶を失い、かつ、「自分は切り離されている」と思い込まされる環境で生きることとなります。
私たちは切り離されているわけですから、当然その心の隙間を埋めるために
・他者からの評価が、自分の人生の価値観
というルールの中で生きることとなります。
つまり
・他者から認められる評価される肯定されることが一番価値がある。
・他者から否定され批判され非難される無視されることが一番苦痛である。
これが地の人に刷り込まれる「正反対の価値観」です。
・他者から肯定されても満足するのはその瞬間だけです。
・心の渇きは満たされないので、次の瞬間もっともっとと渇望します。
・人から肯定されるもの、人が羨むものを手に入れれば、自分の渇きが癒えると思い込んでいます。
・逆に自分を否定した相手非難した相手批判した相手無視した相手は忘れることはありません。
このように地の人たちは
・自分の心が渇いている
・自分の周囲の人たちの心も渇いている
・この社会の人たちの心も渇いている
という社会の中で生活しています。
本当は繋がっていること。思い出している。
でも私たちは、いくら記憶を失っているとはいえ、やはり漠然と思い出すことも多いです。
・自分は切り離されているのではなく、心の奥底では繋がっている。
そのように、漠然と思い出すことも多いです。
・困っている人を助けてあげると嬉しい。
・人が笑顔になることが嬉しい。
その時の私たちは、漠然と思い出している状態であります。(^o^)/
このように、
・記憶を失っている自分(切り離されている心の渇きを、他者からの肯定で満たす)
・漠然と思い出している自分(心の奥底では繋がっている。他者から肯定されることより、他者に喜んで貰うことが嬉しい)
この二つの自分のやじろべえ。これが私たち「地の人」であります。
そろそろ思い出す時だよ。というサイン。
そして失った記憶を思い出すことが出来たら、この「地の人」の体験は終わりです。
私たちは「ああ、面白かった。貴重な体験だった」と天の人に還って行きます。
この「地の人の社会」で辛い苦しい思いをしている人は「そろそろ思い出す時期だよ」というサインです。
この「地の人の社会」でブイブイ言わせている人は「まだまだ先に進め進め、まだまだ行ける」と「更に切り離された自分に」突き進んでいる人です。
人を許す時の心の痛みはかさぶたです。
記憶を取り戻すのに、一つだけ問題があります。
それは「思い込まされた催眠術が解ける」時、「痛み」を感じるということです。
今まで正しいと思っていた「正反対の価値観」が、「正反対である」と認めるのに「痛み」を感じるということです。
・他者から肯定されなくても、別にいいんだと認めること。
・他者から否定批判非難無視されても、別にいいんだと認めること。
・人が羨むものを、苦労して手に入れたものを、手放してもいいんだと認めること。
・過去、自分を否定批判非難無視した相手を許してもいいんだということ。自分を縛り付けていた親を許してもいいんだということ。
そして
・自分が不用意に言って相手を傷つけたこと。すっかり忘れていたけど思い出したよ。という心の痛み。
この心の痛みを通過するに従い、漠然と失った記憶を思い出します。
傷跡が癒えてかさぶたになってい、いずれそれが自然と剥がれるように。
自分の心の準備ができるに従い、この心のかさぶたは剥がれていきます。
海岸に泊めてある大きな船でも、繋いである紐がいつの間にか解けて、波が自然と大海原に解き放つように。
自分の心は孤立なんかしていなかった。
ずっとずっと、片時も離れず繋がっていたんだ。
心の奥底では繋がっていたんだ。
他の魂々と、天の人々と、星々と、事々と。
誰もが思い出す旅の風景。誰しも空を見上げる時。
そこはかつて自分が居た場所。
繋がっていたことを思い出す風景。
繋がっていることを思い出す風景。
そんなおとぎばなしです。
めでたしめでたし。
お読み頂いてありがとうございます。(^o^)/
おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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同じように思います。私には伝わりました。
→ ありがとうございます。今はこの風景が漠然と伝わる人は、日本人で半分くらいでしょうか。
でも数年後には、大部分の日本人が、この風景、この記憶を、自分自身と確信する方になることと思います。楽しみです。(^o^)/
縄文人の生き方に惹かれる方々。ネオ縄文人という現象。私たちの心は繋がっています。漠然と思い出し始めています。という証拠です。(^o^)/
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数学がわかればもっと見るものの世界が広がるんだろうなぁ。
→ 大丈夫。空を見上げて、精妙な世界があるのかも。漠然と思い出すこと。自分の心の底に、何か「ここだよ!」と感じるものがあれば、それが正解です。(^o^)/
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まるぞうさんのブログ読むと、ポカポカする。
癒しそのもの^_^
→ 「人が喜ぶことは私も嬉しい」理屈じゃなく、そうとしかいえないよね。というのが、私たちの心の奥底からの〇〇です。〇〇とは、記憶かも、正解かも、情緒かも、本質かも。いろいろな言葉が当てはまります。人それぞれ。でも同じ。
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こころを成長させたいのに、全然成長しないです。
焦りすぎるのはせっかちですかね?
→ 心が成長するというよりは、失っている記憶を取り戻す。ということです。
催眠術が解ける過程の「心の痛み」を通過するごとに、漠然と記憶が戻っていきます。
・人から肯定評価されることを、手放す時の心の痛み。
・人から否定批判非難無視されることを、それはもう構わないんですと受け入れる時の心の痛み。
・人が羨むもの苦労して手に入れたそれを、それを手放す時の心の痛み。
・過去に自分を否定非難批判無視した相手を、相手も心が渇いていたのです。仕方ないです。と今許す時の心の痛み。
急ぐ必要はありません。
かさぶたが熟した時が、その時です。(^o^)/
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ちょっと前に、3つの次元の自分について意見を〜っていうような質問があった時に、コメントしようか迷ってやめました。でも、今日はコメントしてみよっかな〜と思います。
ピアノ弾きますが、セルフ1が強い時は自分がいかに上手に見えるか気になる。そういう時期は、大抵練習が悪い方向に向かって曲が崩壊する。
セルフ2はいい感じに練習して指が動くのが心地よい、又は良くない練習をして指が手が肩が痛いなどが気になる。世間は指の動きが気になるみたいですが、コレは音楽の本質ではないと思います。本当に良い演奏は、ミスがあっても気にならない。
セルフ3は、本番の時に、練習したことを忘れ、弾いている自分も消えて、演奏後に終に良い演奏だったと、こちらが驚くほど褒められる時がある。そんなに滅多にないですけど。弾いている時に意識はあるはずなのに無意識になる、というか周囲の世界も自分も消えるように感じる。特にベートーヴェンの後期を弾いた時に、そういうことが何回かありました。
3つの次元になんとなく身に覚えがあって面白いなと思ったのですが、見当違いかもね、と思ってコメントをやめました。でも、今日の記事を読んで当たらずとも遠からずかもしれないなと思い、やっぱりコメントしてみました。
→ コメントありがとうございます。私も同じ風景です。(^o^)/
3つの次元で分けてみる思考実験が面白いのは、自分が人生で悩んでいたのは、実はセルフ1の次元の私だったんです。と気づくこと。自分の本質のセルフ2もセルフ3も、本当にポジティブにエネルギッシュに活きている。それが私の本質だったのです。
悩み悶々する自分と、生命力溢れて活きている自分のヤジロベエ体験が、一番価値のある体験です。
ということに気づく思考実験なのです。
でも記憶を次々と漠然と思い出していき始めると、この地の人体験(ロボットくんプログラム体験)も、一旦終了に近づいています。
思い返すと、本当に何もかも感謝感謝でありました。ありがとうございます。(^o^)/
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まる(=・3・=)ぞうのネタ帳。今後記事にするかもしれないししないかもしれない。気になる情報は、とりあえずここに放り込んであります。
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