先日都内某所でパエリアの移動販売を見かけました。
http://ameblo.jp/198817811/
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めずらしく子供と二人で出かけていた時でありまして、ちょうどお昼時でありましたからパエリア弁当を購入して近くの公園で座って食べました。
若いご夫婦でやられている移動販売でありました。
客商売というのは本当に大変なお仕事です。
効率よく人生が磨かれる仕事の一つです。
しかも夫婦二人で融資を受けたり返済したりという環境でありましょう。
資金繰りもまた人生が磨かれる仕事の一つです。
ご主人が料理が上手なのでありましょう。
奥さんが愛想が良いのでありましょう。
世間の荒波の中で、二人の夢が「美味しいパエリアをみんなに食べて喜んでもらいたい」そういう想いが詰まったお弁当屋さんでありました。
美味しいものを食べて喜んでもらうというのも、また人生が磨かれる貴重なお仕事の一つであります。
人に喜んでもらえることを感じられる仕事人は、いろいろな苦労を糧にできる推進力を持っているわけですから。
気候も良く、美味しくパエリア弁当を頂きました。
子供からいろいろパエリアの作り方を聞かれたので、本日は実際に作ってみることにいたしました。
パエリアは炊飯器でもできますが、今回はフライパン鍋で作ってみます。
(我が家には結婚当初から電気炊飯器がないのです^^;)
大人数のお客さんが来た時は、パスタを振る舞うことが多いのですが、パエリアも簡単にできて喜ばれるメニューです。
スーパーで買い出ししてきました。
まずアサリは必須でございます。
日本で作るわけですから高いムール貝ではなく、庶民の味方のアサリを使います。
鶏モモも必須です。鶏も庶民の味方ですね。
今日はお刺身の甘エビに頭がついていたので、これを購入します。
とにかく有頭エビがあれば種類は何でも構いません。
しかしスーパーだと頭がないエビは多いです。
エビの頭は本当に良い出汁がでるので、頭がないのは勿体ないです。
今日はイカが高かったのであきらめます。
有頭エビがなくてするめイカが安いときも多いので、そういう時はエビの頭の代わりに、イカの肝を使います。
イカの肝もまた絶品の出汁がでますから。
アサリと有頭エビと鶏肉を白ワインで蒸します。
この写真だとお鍋が小さいですね。
蒸すわけですからもう一回り大きなお鍋を使うべきでした。
アサリの蓋が開き出すと順番にそれをザルにとります。
なぜなら加熱しすぎるとアサリが固くなるからです。
大きなお鍋なら一斉に開きますからこんな手間はかかりませんでした。^^;
アサリを取り出していくと、エビの頭がワインに浸かりだします。
そうするとエビの頭の出汁が白ワインに溶け出します。
エビも火が通り過ぎると固くなるので適当なところで取り出します。
エビとアサリと鶏肉のエキスが白ワインに溶け込んだスープ。
もしもう一手間かけられるのでしたら、味噌漉しなどを利用してエビ頭と殻からエキスを絞り出します。
小林カツ代さんの本を読んで味噌漉しを買ったのですが、いろいろ重宝しています。
アジやサバのアラで味噌汁を作るときにも同様にエキスを絞るのですが、機会がありましたらまた作り方を載せますね。
具は長ネギしかない絶品のアラ汁なのです。
とにかくこの一手間で驚くほど白ワインスープのが潮の旨味となります。
スペイン人もビックリでありましょう。
もうこの白ワインスープができれば、パエリアは半分完成したも同然です。
つづく
おひさま、ありがとうございます。
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