まるぞう備忘録

無題のドキュメント

閻魔さま。目の前の一番小さき者に。

2016-03-31 09:57:40 | 今日のひとり言

まるぞう株式会社の取引先の担当者さんに、Aさんがおります。今の学生さんが羨む日本を代表する一流企業の社員さんでありますが、なぜ彼がこの企業に入社できたのだろうと、思う人も少なくないかもしれません。なぜならAさんは非常に不器用な方でしたから。特に対人関係スキルも本当に不器用でした。オドオドした話し方や態度もあり、大抵の人は彼を心の中で馬鹿にしていました。正直私もそうであります。こんなに仕事ができないのに、よくこの一流会社に入社できた。よっぽど親族に強いコネがあったのだろうか。

Aさんは、本当に呑み込みが悪いというか、何度同じ話をすればいいのだろう。私も内心呆れていました。そして電話魔でした。おそらくAさんは休日も仕事をしていることもあるようなのですが、心配なことがあると堪えきれなくなって、休日でも携帯に電話がかかってくるのでした。うちの社員もAさんは本当にしつこくて困る。とこぼしておりました。

そんな彼でありますが、先日丸一日Aさんと一緒に作業をする機会がありました。実際の作業は別の担当者さんが行なっているので、Aさんと私は作業待ちで二人きりです。正直困ったなあと思いつつ、案の定Aさんから「ちょっと教えて欲しいんですが」と質問が始まりました。

Aさんは、うちの製品の仕様とか周辺技術のことを細かく聞いてきます。私も暇だったので親切に教えました。いいえ、暇だったからというのは本当の理由ではないかもしれません。彼の熱心さというか真剣さの圧力にいつの間にか巻き込まれた感じです。

彼は呑み込みが遅いので、何度繰り返し同じ説明をするのですが、実は彼は一度理解すると、それ以降は非常に頭の回転が早いことに気がつきました。私は彼を見直し始めていました。そして私が驚いたのが、彼が自分の席から持ってきた大量のドキュメント類でした。関連の技術サイトを片っ端から印刷して、整理しています。読み込んだあとも相当あります。彼は私の正反対の努力の人なのでした。

そう、Aさんは私と正反対な性格なのでした。非常に臆病で心配性です。ですから事前に出来るだけ緻密に調べる努力の人なのでした。呑み込みが悪い分、地道な努力でカバーしていた人でした。見かけのオドオドした態度に彼の本質を見誤っていたことを私は恥じました。

私は今生では人より少しだけ、要領よく振る舞い呑み込みが早いようです。でもその弊害で、緻密さに欠けたり呑み込みの悪い人を内心馬鹿にする傾向を持ちます。私はこの人生で本当に貯金が出来ているのでしょうか。その傲慢さと軽率さゆえ生まれて来た時より借金が増えている気がします。

世の中全て表と裏は逆であります。立ち振る舞いがオドオドして要領の悪そうな人ほど重要であります。重要というのは隠れたキーマンというだけでなく、その人への態度が、鏡となって私自分自身の因果をまさに積み上げる瞬間であるということです。妄想話ですみません。目の前の一番弱く、一番オドオドして、皆が軽んじてしまう人にこそ、神様がいらっしゃるのだよ。とは2000年前の聖人のお言葉です。

見かけが立派な人、言動に卒がない人、威圧感がある人、如才ない人、そういう人を私たちは出来る人、と尊敬したりしますが正反対であります。皆が陰で馬鹿にするような人の中にこそ神様がいる前提で誠意と敬意を持って接するとして、まず間違いはない。ということです。特に私のような不遜系傲慢系の人間にとっては。



さて、サーバ構築作業は原因不明の不具合で数時間頓挫しました。どう解析してもみな原因がわかりません。みながイライラしている時、Aさんが後ろからオドオドしながら発言しました。
「あの~、ちょっといいですか」
「何でしょう(うるさいなあ)」
「あの~、後ろから見てて思ったのですが、◯◯の設定は◯◯が必要なんじゃないでしょうか」
「あのねえ、この◯◯はその◯◯設定はいらないんです」
「でも現実繋がってないですし、やはり念のため◯◯の設定をした方が」

作業者もサポートする技術者も不服そうですが、他に方法はありません。できる手は全てやり尽くしました。彼は◯◯の設定をしてサーバを再起動しました。果たして、サーバのその通信は繋がりました。構築者が8時間以上苦戦していた原因がそこでした。



やはりAさんは最初の呑み込みが人の何倍も遅いだけで、一度理解すると理解と判断が早いタイプの人でした。その日は本当はサーバが接続したあと、彼が膨大なテストをする予定でした。しかしサーバ開通だけでその日は終電の時間になってしまいました。翌日は休日でありましたが、結局彼は貧乏くじをひいて一人出社して(本来なら金曜に終わるはずだったテストを)コツコツとテスト確認をしたのでした。しかしその彼の隠れた努力を認識している人はプロジェクトチームにはほとんどいません。彼は外部PRが本当に絶望的に下手なのでした。
しかしそういう不器用な人こそ、周囲の人にとって人生の鏡であるのでした。自分の中にいらっしゃる閻魔さまの隠れた御顔にも思えます。



おひさま、ありがとうございます。



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下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら

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お伊勢参り。

2016-03-30 11:26:12 | 今日のひとり言

今日は名古屋の打ち合わせがあったので、昨夜は伊勢市に前泊しました。前の仕事が長引いたので伊勢市についたのは結局深夜の23時を過ぎていました。それでも前泊できるのはありがたいです。早朝のお参りができるからです。宿を6時に宿を出て、外宮にお参りいたします。



外宮は5つのお宮をお参りして30分ほどでした。その後6時50分のバスで内宮に向かいます。


一の鳥居


二の鳥居

御垣内参拝は老夫婦と女の子のお孫さんの3人との一緒のお参りとなりました。記帳を見るとこちらの方も関東からのお出ででした。こんなに朝早くから。お孫さんとの参拝は良い思い出になることでしょう。



7時50分のバスで一度宇治山田に戻ります。宿泊した宿に清算に戻ります。昨夜は遅かったのでフロントが閉まっていたため、支払いは朝8時過ぎにと管理人さんに言われたのでした。普通のホテルならフロントは24時間でしょうが、この不便さがこの宿の安い理由の一つであるのでしょう。夜フロントがなくても宿泊業が成り立つのは、まだ伊勢市は昔の日本のように治安がいい証拠だと思いました。このお客を信頼する姿勢は無人駅とも通じます。

管理人室で支払いを済ますと、宇治山田駅から上之郷駅に向かいます。上之郷も無人駅です。降りる時は先頭車両まで移動する必要があります。今日はすっかりそれを忘れておりました。
上之郷駅について私は車内のドアの前にぼおっと立っております。ホームについたのにどうしてドアが開かないのかな、とおもって前を見ると、運転手さんもこちらを見て「ああ、降りるのね」という感じでドアを開けてくれます。そうそう。ここの駅は、先頭で降りないと行けないのでした。
降りてから車両の先頭まで歩いていって、運転手さんに、切符を渡します。別に渡さなくても、わかっているからいいのに。という感じでした。無人駅のローカル線はのんびりしています。

切符を受け取った運転手さんはスーツ姿の私を見て「お参りに来たの?」とニコニコ聞きます。
「はい。」
「お参りにね。」
「はい。」
「あちら側ね」と伊雑宮の方向を指さして教えてくれます。
「はい。」
すると運転手さんは更にニコニコして
「よう知っとんのね」と聞きます。
「はい。」

それを聞くと運転手さんは窓を閉めて運転席に戻りました。私は軽く会釈をしました。何回もこの駅を利用していますが、このように聞かれたのは初めてです。お参りする人が増えたのでしょう。遷宮が終わったから初めての伊雑宮でした。平日の朝なのにお参りの人がたくさんおります。今まではほとんど参拝者に会わなかったのに、やはり参拝する方が増えているのでしょう。日本の時節が変わってきていることを感じます。


遷宮後初めてお参りできました。真新しい御正殿です。これから20年近くこの位置で日本を御覧になるのでしょう。

遷宮後の伊雑宮で一番驚いたのが、奥の原始林の一部に入れるようになっていたことでした。今までは全面立ち入り禁止でしたのに。勾玉池の周囲の周囲から原始林を見させて頂きました。








上之郷についたのは9時20分でした。ゆっくりお参りして10時に上之郷駅を出発します。名古屋駅着が12時40分です。これなら午後からの名古屋の打ち合わせに余裕で間に合いそうです。
今回のお参りは伊雑宮まで足を運ぶことができました。ありがとうございます。



おひさま、ありがとうございます。



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迷走するマイクロソフト。

2016-03-29 08:46:27 | 今日のひとり言

今日はちょっとだけITのお話を。最近クラウドって聞きます。何かというと、パソコンのデータを、インターネット上にも保存しておく。ということです。

今まで私たちのメールのデータもドキュメントなどの資料もWindowsパソコンの中にありました。メールを見たり資料を書くには会社や自宅のパソコンの前に戻らなければなりませんでした。
あるいはパソコンが壊れてデータが吹っ飛んでしまったら、もうそれで一巻の終わりでした。

でも最近は、メールはGmailとかOffice365とか、ドキュメントはdropboxとかonedriveなどクラウドとよばれるインターネット上に保管できるようになりました。

実はこれはパソコンの歴史を大きく変える出来事なのです。



Windowsの欠点は、使っているうちい経年劣化してだんだん遅くなることです。4~5年に一度はリカバリーCDなどで工場出荷時に戻せば、また快適に早くなるのですが、パソコンデータを事前に退避させたり復元させたり数日仕事となります。

しかしメールやドキュメントなどのデータをクラウドに同期しておくようにしておくと、パソコンはいつでも初期化しても大丈夫です。

それどころか別にWindowsでなくてもMacでもiPadでもAndroidでも問題ないじゃん。だってメールデータやドキュメントはクラウドにあるのだから。何から繋げても構わないじゃん。というのがクラウドです。

実はこのクラウド化がマイクロソフトの屋台骨を揺るがすかもしれません。



Windows10が迷走しているようです。それはなぜかというと市場がクラウドに移行しつつあるのにマイクロソフト社がそれに追いついていないからです。

Windowsとはおフランス料理のようなものです。予約してテーブルで前菜からデザートまでのコースを食べるビジネスモデルです。

一方クラウドとはショッピングセンターのフードコートのようなビジネスモデルです。誰でもどこでも安価に使えるサービスです。おフランス料理のように時間や場所を指定されることはありません。
そして、このおフランス料理の老舗のマイクロソフトが、劇的に成長しつつあるフードコートの市場にどう参入するのでしょう。



スティーブ・ジョブズでさえ、パソコン用のOSと、スマホ用のOSは別のものとしました。しかしマイクロソフトはそれを同じOSで対応しようとしています。屋内では従来のおフランス料理を。屋外のパラソルの下ではフードコートというように。
それは同じ料理なの?はい。同じおフランス料理でありますが、それは屋台の違う料理です。??ナニソレ?
それは同じ値段なの?はい。同じおフランス料理のお値段ですが、フードコート価格です。??ナニソレ?
といった具合に、迷走しています。どこを目指しているのかは誰もわからないように見えます。

既存のWindowsユーザ(おフランス料理の常連客)からは、いきなり店内改装されて、使いにくくなった。前の方が良かった。と言われています。

しかしフードコートファンからは、メニューが微妙におフランス語だったり、結局おフランスのコース料理と組み合わせないとダメだったりで使えないよね。と支持を受けるに至っていません。



どんな企業であっても栄枯盛衰。ゆく川の流れは同じようでも、元の水ではありません。膨大な資産が、逆に自分たちが変革することの足かせになるという法則は、世界有数の超巨大IT企業でも同じのようです。

もし人類のインターネット文明が続くことが許されるなら(太陽フレアなどで地球上の電気文明が破壊されることがないのなら)、クラウド化はどんどん進むと思います。データだけでなく、アプリもOSもクラウド上に移行していくことでしょう。その時はマイクロソフトという会社は、Windows OSの会社ではなく、Officeサービスをクラウド上で提供するだけの会社になっているかもしれません。



おひさま、ありがとうございます。
(今日は中潮ですね)



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黄金の帯。

2016-03-28 09:52:59 | 今日のひとり言

私があとしばらくしてこの世を去るときに、思うことの一つに、やはりこの世の人生も終わって見れば瞬間だったなあ。ということかもしれません。

この世の時計や暦の時間は等間隔で正確に流れているように私たちは思っておりますが、私たちの体内時計の実際は密度が濃かったり、薄かったり、濃淡入り混じっていることと思います。

私がロボット反射を行なっている時間は、体内時計の流れは密度が薄いことでしょう。相手から来た反応をそのままほぼ無自覚に返すだけです。何十年の年月であっても、ロボット反射の期間は、振り返ると薄い密度で一瞬であるということです。

一方、ロボット反射を行わなかった時間は密度の濃い時間であろうと思います。もし私が「労力」で、相手からの泥を昇華することができたなら、その瞬間は私の人生の中で黄金に光っているポイントになっているのではないかと思います。

そう、私の人生は振り返ると長い長い帯のように見えるかもしれません。色も暗くぼんやりとした横縞の部分は、私がロボット反射で過ごした大半の期間です。こうして見ると、私の人生の大半は、ロボット反射で過ごしていたことがわかります。人生の中で、勝った負けた、奪った奪われたと一喜一憂したことも、こうして俯瞰して見るとロボット反射の期間であったことがわかります。渦中の時は人生の一大事と思っていたのに。どうやって仕返ししてやろうかということに自分の知恵と感情を漏電させていました。

ただそんなロボット反射の私の人生でありましたが、ところどころ黄金に輝いている箇所があります。それは、相手に誠意を見せていた期間でした。相手から泥を投げつけられても、自分の中で昇華した労力が、黄金として記録されていたのでした。

その当時は結構悩んだ記憶もあります。しかしこうして見るとあれは良かったことだったのだと改めて思います。自分の人生記憶の帯の中で、黄金のポイントが数えるほどしかないことに愕然としながらも、あのクレーマーの彼も今は感謝です。こんなことならもっと何回も優しく接してあげれば良かったと思います。

私の人生で、数多くの勝負がありました。負けたことも多かったですが、勝ったこともそれに負けず多かった。と私は思っていましたが、どれもがロボット反射の勝負であり、私の人生の帯の大部分は薄暗くぼんやりとした横縞です。この横縞の一本一本が当時私が、自分の見栄とプライドをかけた勝負を示しているのでしょう。どの勝ち負けもこうしてみるとほとんどが意味のないガラクタでありました。

こうして人生を終えてみると、貴重な数少ない黄金ポイントを何回も味わい直すことが楽しみでありご褒美であります。そうしてみると結局相手は関係なかったんだなあ。ということがわかってきます。そう。生きている時は、泥を投げつけた相手のことで頭がいっぱいでした。しかしこうしてみると相手なんか全然関係ないのでした。

私は人生の中で無数に泥を投げつけられていたのだから、相手に関係なくその泥を淡々と昇華していけば良かったのでした。そうであったのであれば私の人生の帯は、きっと黄金の帯になっていたと思います。



おひさま、ありがとうございます。
(今日は中潮ですね)



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見えない勲章。

2016-03-27 09:18:42 | 今日のひとり言

 どこの職場にも自分に泥を投げつける人はおります。泥投げつけられ代が私達の給料の本質でありますから。お客さんのように一回しか合わない人もおりますが、上司や同僚のようにしばらくずっと付き合わなければならない人もいます。

 泥を投げつけてくる人間は多分これからもずっとそうであります。だから、ああ、こういう人はこういう品性の人であるのだなあ。と予め用心しておくことは大切であろうと思います。しかし用心しながら(=距離を適度にとりながら)淡々と誠意を見せることが「労力」であると思います。

 闘うわけでなく、無視するわけでなく、淡々と。自分が相手に行う誠意は変わりがありません。自分が好きな相手でも、自分がいっちばん嫌いな相手でも。変わらない誠意という点がミソです。私の「労力」です。

 いっちばん嫌いな相手ほど「変わらぬ誠意」は難しい「労力」です。だからこそ大いなる「昇華貯金」を本日も貯めることができます。

 会社のどんな嫌いな相手でも、目安は3年でしょうか。一生続くわけではないのです。今から3年は長いように思いますが、過去の3年を振り返るとあっと言う間でした。



 でも「昇華貯金」って貯めると何か良いことがあるのでしょうか。自分に泥を投げつける相手に誠意を返す。なんて正直者がバカを見るだけではないでしょうか。私の人生って他の人から比べると苦労ばっかり多くて報われることはなかったような気がします。

 はい。多分それは正しいです。表面上は、正直者がバカを見る。そういうことになっております。確かに。でも淡々とした誠意の労力は、本人に黄金の薄いベールが一枚一枚積み重なっていっていると思います。見えない世界なので私も良くわかりませんが。

 なぜか知らないけど、あの人の周囲には柔らかい空気を感じる。とわかる人にはわかるようになるかもしれません。



 無名だし、富もないし、路傍の石のような私ではありますが、袖ふれあう何人かの人たちから、あの人の周囲はなぜか柔らかい空気に包まれているように思える。といつか感じてもらえるのが、私の最大の勲章であります。





おひさま、ありがとうございます。



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自由人。

2016-03-26 12:04:23 | 今日のひとり言


例えば私などは、自分にひどい言葉を投げた相手、自分を無視した相手、そういう人たちに対して優しく接することは困難です。(相手から理不尽な態度をされることを「泥を投げつけられる」と定義します。)

はい。私は相手から泥を投げつけられると、今度は仕返しにこちらも泥を投げ返したくなる衝動にかられます。これは当然の反射であります。この反射を「ロボット反射」と定義します。生きている人には、自由人として生きている人とロボットとして生きている人の二通りがあります。ロボット反射の私は、さしずめロボット人であるといえます。

相手から泥を投げつけられると、ロボットの私は反射的に泥を来た方向に投げつけます。もし私が言葉達者であれば言葉で言い返します。もし言葉が立たなければすぐに腕力に頼るかもしれません。どちらもロボットの私です。



しかし社会に出ると、すぐに泥を返しては行けないということも、私は学習いたしました。その場合は次の三通りの方法でロボット反射を行います。

第一の方法は、すぐに相手に泥を投げ返せない場合など、とりあえず自分より弱いものに泥を投げつけて、ロボット反射の鬱憤を晴らします。おとなしくて反論をしないヨメにきつく当たったり、社長の私に反論できない部下に泥を投げつけます。「八つ当たり」と定義することとします。

第二の方法は、泥を投げつけられたことは決して忘れないぞ。と心に誓うことであります。今は泥を投げ返せないけど、将来チャンスが巡ってきたら、必ず倍返ししてやる。と自分のなかで誓うことで、現時点のロボット反射の溜飲を下げることです。「恨」と定義することとします。

第三の方法は、逆に自分自身をいじめることで、ロボット反射の鬱憤を晴らすことであります。八つ当たりの対象が自分自身に向いているケースともいえます。「自傷」と定義できるかもしれません。

このように私は、今すぐにロボット反射で相手に泥を投げ返せない状態の場合は、関係ない弱い相手か、将来の相手か、自分自身に泥を投げつけることで、表面はロボット反射をしていないように、見せかけることができるようになりました。



しかし本当は、相手から泥を投げつけられても、ロボットのように反射はしたくありません。本当は、自由人の行動を取りたいのです。自由人の行動とは、泥を投げつけた相手でも、そうでない相手と変わらず、適切な距離を保ったまま誠意を維持することであります。

相手から投げつけられた泥は、私の内側を汚します。反射的に私はこの泥を排除したい衝動にかられます。相手に投げ返さざるを得ません。ロボット反射。
しかし、泥反射ではなく、誠意ある態度を相手に返すならば、その泥はどこにいったのでしょう。その泥は私が昇華したことになります。相手から泥を受けようが受けまいが、頓着することなく、誠意ある態度で返す「労力」のことを「昇華」といいます。
そうです。昇華とは「労力」のことなのでした。毎日大変なお仕事をされている方々はたくさんいらっしゃるでしょう。仕事上の多くの「労力」は本質的に昇華であると思います。

非礼な相手の場合、他の人に迷惑をかけたり、法律を守らないこともあるでしょう。その場合は、社会的ルールに基づいて、淡々と処理をするだけです。これが「適切な距離を保ちながら」という意味です。しかしそしてこれは「恨」の仕返しとなってはいけません。淡々と処理する中にも、自分なりの相手への誠意は維持しなくてはいけません。その「労力」が「昇華」となります。



良寛さんが自分を舟から突き落とした船頭さんに助けられて、涙を流して御礼を言えたのも、良寛さんが自由人であったことであるからでしょう。良寛さんに投げつけられた泥は、良寛さんの中で瞬間昇華されていたのでしょう。そして良寛さんは目の前人、誰にでも最大の誠意と思いやりを示し続けました。泥の反射に支配されない自由人でありました。



泥を投げつけられても反射せず、昇華という「労力」の過程を経て相手に誠意を返すことは、この現実界に大きな影響を与えます。その現象の一つとして相手への「鏡」となります。
釈尊が罵詈雑言を浴びせられても「もしその贈り物を私が受け取らなければ、その贈り物はどこに行くと思うかね」涼しい顔をしたのも同じ事象と言えるでしょう。
日本政府が、やはりどんなひどい仕打ちをする国にも「距離を保ちながら誠意ある態度を維持する」ことで、日本が他国に鏡の作用をしているのも、また同様の事象でしょう。
うちの会社を攻撃していたAさんもいつの間にか消えてしまいました。



泥を投げつけられても、平然とすることは普通では困難です。泥を受け取らないことは、相当な労力が必要です。しかしその労力こそが、本当の自分がこの世界で体験したかったことでした。陰と陽は同じもののオモテウラです。昇華の「労力」は骨の折れる仕事でありますが、真の自分が嬉々としてやりたがっている「労力」であるように思います。



おひさま、ありがとうございます。



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追い詰められた人。

2016-03-25 10:42:17 | まるぞう経営学
先日ある販売代理の担当者さんから、うちのまるぞう株式会社に強烈なクレームが入りました。先週お客さんのサーバーを入れ替えたら、うちの製品が動かなくなったというものでした。大至急その原因と再発防止を報告しろというものでした。

すぐにうちの技術者に解析してもらったところ、確かにうちのプログラムにバグがあったことが判明し、その修正プログラムも出来ているということでした。ただうちのプログラムのバグと、サーバー構築失敗は無関係でした。



その旨を担当者さんに報告すると、再び烈火のようなメールが来ました。そんな回答を聞いているのではない。サーバー構築失敗がおたくの製品が原因であることとその再発防止をすぐに報告すること。という超高飛車な高圧的なメールでした。私も長いことこの業界にいますが、ここまで高圧的なメールは珍しいです。

仕方ないので彼がやったであろう同じ環境をうちの会社で再現テストをしました。問題が「ある」ことを証明するのは簡単ですが、「ない」ことを証明するのは困難です。証明に丸3日かかりました。その間も、毎日彼から矢のような催促が来ます。

最終的に、うちのプログラムのバグと、彼が構築失敗したことは無関係であることを証明した報告書を提出できたわけですが、そのクレーマー担当者からの攻撃はピタッと止んでしまいました。今度は別の腰の低い担当者さんから、報告書を受領しましたという短いメールが来ただけでした。正直ホッとしたのが半分、拍子抜けが半分です。どうもクレーマーさんは担当を外れたようでした。



今回は非常に勉強になったのですが、毎日のようにクレーマーさんのメールが来ていた時に私が思ったことは、暴力的なクレームをする人ほど追い詰められている。ということでした。あとで関係者に聞いたところ、彼は何と本番環境サーバー構築に二回連続失敗してしまっていて、お客さんにも上司にも説明がつかなくなっていたことでした。このため、うちの製品を構築失敗の原因にしたかったのだということです。やはり、暴力的なクレーマーほど、実は追い詰められている可能性、傷だらけ可能性という仮説は正しかったようです。



そしてもう一つ勉強になったことは、そのような状況に遭遇した時は、決してクレーマーに対して喧嘩してはいけない。といって無視してもいけない。という原則でした。他のお客さんに接するように、普段の誠意の態度を維持する。ということでした。暴力的なメールを目にするとなかなか実行は難しいのですが、やはりそれが一番の最善であるということです。

そういうクレーマーを惹きつけたことは、やはり何らかの縁がこちらにあったということでしょう。流されて喧嘩したら相手と同じ因縁の土俵です。無視して遠ざけるのも同じ土俵です。
淡々と他のお客さんと同じように、距離を置きながら誠意ある態度を維持することが最善でありました。(本当の暴力行為、違法行為は別です。それらは警察や専門家に相談が必要です)
昇華すべき課題があるとしたら、それはこのようにして少しずつ昇華されていくのでありましょう。喧嘩したり遠ざけるのは、問題を先送りするだけで、また別の人物と同じ問題に遭遇するだけとなります。

昇華すべき縁を持つ相手には、自分が鏡になるしかありません。そのように体験いたしました。喧嘩せず、言い訳せず、遠ざけず、淡々と距離を保ちながら誠意を。という鏡。



おひさま、ありがとうございます。
(今日は大潮で月の最遠日ですね)



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脱力名人。

2016-03-24 09:36:24 | 今日のひとり言
本日は自分の脱力備忘録脱力す。

私はマラソンはやったことはありませんが、40㎞以上を完走するなんて、すごいことであると思います。もし身体の何処かに不要な力が入っていれば、すぐに疲れて走りきることはできないでしょう。マラソンのコツとは脱力のコツではないかと思います。

私たちが生きて行くこの人生もコツは脱力にあるのかもしれません。脱力とは何か。それは「正直である」ことと思います。

この社会で生きていると、正直ものがバカを見ることが多いでしょう。だから奪われないために、利用されないために、いろいろ理屈をつけて自分の都合のいいように、相手を言いくるめる知恵を身につけることも多いかと思います。

しかし事実を自分の都合のいいようにアレンジして相手に主張するということは、短距離では勝ったように見えますが、長距離視点では、自分の大事なものを切り売りしているように思います。

確かに自分や家族を守る為に、白を黒と平然と言うべきことも必要かもしれません。しかしその癖が常態化してしまうと、それは自分の大切なものを損なうことになっています。きっと。



正直であることは、一見損ばかりしているように見えるかもしれませんが、不要な緊張を人生にもたらしていません。他者から責任を押し付けられたり、無能呼ばわりされるかもしれません。
もしそこで闘うとするならば、ずっと勝ち続けなければなりません。しかし、そうですね~と負ける(脱力する)ことができることができる人は、本当に達人であろうかと思います。



闘い続ける人は年を経るにつれ顔が険しくなります。負けることができる人は顔が阿呆になることと思います。長距離勝者の脱力の達人の御顔です。



おひさま、ありがとうございます。
(本日は満月大潮。古代ユダヤの祭日ですね。)



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無言の顔。

2016-03-23 09:41:42 | 今日のひとり言

結局私の人生は、よくしゃべる表面の自我と、無言の深奥の真我の二人だけである。ということかもしれません。この世には大勢の人たちがいるように思いますが、真実は二人だけなのかもしれません。



私の自我は自由を持ちます。我よしのエゴを体験する自由を持ちます。これは本当はとても怖い自由であります。逆に全体意識に溶け込む自由ももちます。陰と陽。プラスとマイナス。



私はスタート地点のゼロから、我良しのエゴに堕ちていくことが出来ます。エゴの世界では私は常に自分の正しさを主張します。正しいのは自分だ。間違っているのは相手だ。
堕ちて行くエゴの世界で一番重要なことは、私は如何に相手を打ちのめして屈服させるかです。どういう一言で効率良く相手を傷つけられるだろうか。



私がエゴの世界に堕ちていくに従い無言の真我の顔は厳しくなっていきます。たとえばそれは能面の般若の顔のようかもしれません。般若の表情で無言で修羅の私を観ています。

エゴの世界の自我の私は、そんな般若の表情が静かに私を観ていることを知りません。私は正しいのだから、悪いのは相手だから。ですから自分自身が般若の表情に観られていることはわからないのです。自我の私は、自分が寿命があることも理解できていません。



エゴの世界に堕ちた私の自我は更に堕ちていく自由があります。バレなければ大丈夫。見つからなければ大丈夫。そういって更に堕ちる快感に身を預ける自由があります。とても怖い自由です。

堕ちていく私は、もう自分が正しいかどうかは関係なくなっているかもしれません。弱い者刃向わない者をサディスティックに傷つける自分がそこにいます。巧妙に相手が逆らえないように知恵を使って仕組んでいるかもしれません、

もうその頃には真我の顔は、般若ではなく無言の鬼の表情かもしれません。私は自分がいずれ死ぬ存在であること忘れて、エゴの春を謳歌しています。バレなければ大丈夫です。しかしそういう自分自身を鬼が無言で観ております。

それは閻魔大王の怖い顔とも言えるかもしれません。しかしそれは自分自身のもう一つの顔でした。表面の自我が認識していない真我の表情でした。エゴの堕ち方に従って真我の顔も、恐ろしい表情に変わっていくのでした。静かに私を観ています。



逆に私はこの自我意識で全体に溶け込むこむ自由もあることでしょう。ゼロのスタート起点から上がって行く自由もあります。目の前にいる一番弱い人と、自他の区別がない瞬間は、その時でありましょう。そしてその時は真我の表情も違うものになって静かに私を観ていることでしょう。



おひさま、ありがとうございます。



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兆候の嗅覚。

2016-03-22 10:00:09 | まるぞう経営学

最悪想定の備忘録です。私がメーカー設計者の時の話です。私が設計した部品が市場に出てから問題が発生するという経験が何回かあります。その時上司から確認されるのは、テストでは問題なかったか?です。確かに問題なしで合格しているのですが、実は兆候はあったのでした。例えばテスト担当者が、こう言っていたのでした。
まるぞうさん、テスト結果ちょっと気になるんですけど。NGみたいな結果が。
ええ~。そうなの、もう一回やって見てよ。
はい。やり直したら今度はOKでした。
でしょでしょ~。ほらね~。問題ないよ。そのまま出しちゃおう。
そういうやりとりがあったのでした。

あるいは先輩からこう言われたこともあります。
まるぞうさん、この部分の結果ちょっと気になるなあ。類似部品のデータと照合して見直した方がいいかもね。
そうですか~。(面倒くさいなあ。シカトしちゃおう。)

問題があった時というのは、このように必ず「変だぞ」という兆候があったのでした。でもそれらをいちいち取り上げて検討していたら、とてもじゃないですがいくら手があっても足りません。と当時の私は思っていました。そのため、多分大丈夫だよ~。問題ないよ~。と自分に言い聞かせ、その兆候を無視してきたのでした。それらの兆候のいくつかは、確かに無視しても結局問題のない取越し苦労の内容でした。しかしいくつかは市場で問題となる事象でした。

当時会社で決められていた設計マニュアルは守っていましたが、設計の現場にはマニュアルにはない怪しい兆候が現れていたのでした。ベテランの先輩設計者はそれらに対する嗅覚が優れていたのでした。マニュアルの隙間にある、不穏な兆候の臭いを嗅ぎ分けることができたのでした。ここがプロとアマチュアの差であるように思います。



これは設計だけでなく、私たちの日常生活でも同じでありましょう。何か大きな事件が私たちの人生に起こる時には必ず兆候があります。それは親しい人の口を借りて伝えてきます。あるいは偶然見たテレビや本やネットの情報を通して伝えられます。

私は神社などでおみくじを買うことはありませんが、しかし日常の些事から伝えられる兆候のお知らせは、おみくじ以上に意味があると思います。私の表面意識は、そんなの錯覚だよ。偶然だよ。今までだってずっと問題なかったじゃん。だから今回も問題ないよ。大丈夫だよ。そのように伝えます。が、深い意識では、ピピピッとアラートを出しているのでした。

プロとアマチュアの差とは、まさにこれであると思います。十中八九問題が起きないとしても、自分の嗅覚アンテナに引っ掛かった怪しい兆候を真面目に受け取るか無視するか、、取り越し苦労かもしれない苦労を厭わないか、そこで手を抜くか、の違いであると思います。



おひさま、ありがとうございます。



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柔らかく強い人。

2016-03-21 09:56:37 | 今日のひとり言

 何年も前でした。まだ民主党が政権をとっていて自民党が野党の時代でした。ある企業の政財界パーティの裏方を手伝ったことがありました。準備が終わり帰ろうとしたところ、担当の方から、まるぞうさんも食べていっていいですよ。と言われお言葉に甘えて参加させて頂きました。
 その時もビールとご馳走を頂いてさあ帰ろうとしたところ、途中から政治家の人たちがゲストに来ていました。与党の民主党は海江田さんでした。野党の自民党は安倍さんでした。

 安倍さんは実際に見ると背の高い人でした。安倍さんと写真を撮りたいというパーティ出席者が列をなしています。私といえば、安倍さんは首相を辞めてしまった過去の人。という認識でしたから、別にあそこに並んで写真を撮ってもらわなくてもいいや。という認識で、そのまま帰ってしまいました。
 これはまったくもったいなく、私の人を観る目のなさが露呈するエピソードです。この人が数年後に日本を救う人物になろうとは、当時は全く見抜くことはできませんでした。



 日本をこのように立て直すには、人並みはずれた意志力と努力が必要であったかと思います。国内の政治家どうしの駆け引きもそうですが、国際的な国と国の駆け引きの厳しさは、もう私凡人の想像を超えることと思います。

 安倍首相がどうしてここまで使命に奮い立たせるのかというと、やはり首相であったお祖父さんやお父さんに対し、自分の責任を果たしたと正々堂々と言いたい。特に一回失敗されておられますから。という気持ちが一番であろうと思います。

 しかしそれと同じように重要なことはお子さんがいらっしゃらない。ということもあろうかと思います。本来なら子供たちに注ぐべき愛情やエネルギーを自分の使命に捧げているように思えます。



 老子先生は私達に、陰と陽は同時に存在するという真理を残してくださいました。人が思う幸せも不幸せも全部陰と陽のバランスが取れているということを、私は常に常に心に留めて置きたいと思います。表面上不幸に見えることも、御本人がそれを真正面から受け止めた瞬間、大きな幸運への因子となる。ということです。陰と陽。


 何も失うことはない。という覚悟の人が世界で一番強い理由であります。そういう方は、柔らかでありながら、一番強いです。失うことを恐れない人は、「失う=陰」を先に昇華してしまっておられるからです。おそらく安倍さんがただ一つ恐れるのは、「使命を果たせなかった時の後悔」だけであろうと思います。



「失うものは何もない。ただ恐れるのは自分が使命をやりきれなかった時の後悔」そういう方が、この時期日本の首相であられるのは、日本にとって幸運であったと思います。





おひさま、ありがとうございます。



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切り餅おはぎ。

2016-03-20 09:41:41 | まるぞうレシピ
 本日は春分ですね。東京郊外ではホーホケキョというウグイスの声が聞こえ始めています。私が生まれ育った昭和時代の雪国では、根雪が解けるのが4月下旬でした。春を感じるのは5月に入ってからでした。このように3月中頃に春を感じることができるなんて、東京は暖かいな。初めて上京したとき、驚いたのを思い出します。

 春分の日は、日の丸を玄関に掲げて、ぼたもちをご先祖さまにお供えをしてみましょう。と思います。

春は左の牡丹のぼたもち。牡丹の花のように大きく、こしあんです。
明は右の萩の花でおはぎ。萩の花を模しているのでつぶあんです。
しかし私は個人的にはつぶあんのおはぎが好きですので、春分ですがおはぎをお供えしたいと思います。


 私のお気に入りの近所のお菓子屋さんが昨年閉店してしまいました。ヨメに「おはぎって作るの大変?」ときくと「大変よ~」と言います。もち米も小豆も前の晩から漬けて置かなければなりません。
 そこで簡単につくれるおはぎのレシピをネットで発見しました。もち米を炊くのであれば、最初からお餅を使えばいいのではないでしょうか。
 http://cookpad.com/recipe/2424616

材料写真

切り餅:2個
冷ご飯:茶碗半分
ゆで小豆缶詰:一缶
きな粉:適量
塩:少々


うちの冷ご飯は雑穀米なので色がついています。冷凍ご飯を半解凍したもの。


お餅を細かく包丁で切って、半解凍のご飯と一緒にボールに入れ、お塩少々、水を少々加え電子レンジ。


レンジ強で3分ほど。


スプーンでお餅とご飯をかき混ぜます。


ご飯を6:4に分けます。6の大きいのはきな粉。4の小さい方はあんこです。私のは水が少々多すぎました。これを丸めてお団子にし、


ゆで小豆の缶詰を開け、




小豆の茹で汁を切って、お団子に小豆を丸めます。ラップを使ってスマートにやろうとしましたが、私のお団子は柔らかすぎたので、結局手で丸めました。


次はきなこおはぎを作ります。


6の方のお米を広げて、茹で小豆を真ん中にのせて、丸めてお団子とします。


お団子にきな粉をまぶして、丸めます。


出来上がり~。ご先祖さまと頂きましょう。簡単に作った割には美味しかったです。うむ。



おひさま、ありがとうございます。
(本日は中潮ですね)



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悔し涙の経験値。

2016-03-19 12:21:19 | まるぞう経営学

私がまだサラリーマンだった頃、ある電器電機業界の関連メーカーの設計者でした。製品の設計をするのに一番重要なことは信頼性でした。例え壊れても製品が燃えたりする方向に壊れてはなりません。そういう信頼性の設計を行うことが一番重要でした。


そのため新製品を世に出す時は、設計段階で関連部署の人達が集まって、どういう故障事象があるかということを洗い出す工程がありました。それは数時間で終わるようなものではなく、数日間もかけて、ひたすら故障事象のあり得る可能性のパターンを網羅的に埋めて行くという地道な作業でした。日本の製品の信頼性が高いのは、このような地道な膨大な作業を一つ一つこなしていく日本人の真面目さに寄るのも大きな理由だと思います。


その電器製品で絶対起きてはいけない故障事象をたとえば「製品が燃える」と最初に決定すると、ではどういう条件が重なったら、その製品が燃えるか。という条件を総当たりで洗い出すのです。それは設計の不具合もあれば、製造時の不具合もあるでしょう。ユーザーの想定外の使用方法もあります。こうしてその製品の寿命の中で起こり得る、発火事象のパターンを数日かけて10名以上のチームメンバーで洗い出すのです。


この製品が市場で発火を起こすとしたら、この条件の組み合わせ以外はあり得ない。という条件が、この過程で洗い出されます。この最悪事象が発生しえる条件の組み合わせの全てが解明されれば、もうその製品開発の信頼性検証は半分以上終わったも同然です。
その最悪事象がどういう条件で起こるか、さえ明らかになれば、それを防ぐために、どういう設計をすれないいのか、どういう製造管理をすればいいのか、どういうボタン、どういう形状、どういうマニュアル、どういう注意書きにすてばいいか、そういうこと作業に落とし込めます。


製品が発火するとしたならば、その理由はたった一つです。それはその発火条件が、メーカーが想定外だったからです。想定していたことは起こりません。最悪事象は想定外のことしか起こらないのです。


最悪事象の洗い出しイベントで大切なことは、複数の分野の経験豊富なマスターと呼ばれる大先輩の設計者が同席することでした。
私などの若造は最悪事象の条件はなかなか思いつきません。「ああ、この設計部分は問題ないですね」と先へ急ぎます。しかし重鎮のマスター設計者は違います。
「ちょっと待って。まるぞう君、この部品が○○の時、ユーザーが△△の使い方をして、その時周囲が□□だったらどうかね。」
まさかそんな想定外のことは普通は起こり得ませんよ。というと、この洗い出し工程はどういう組み合わせで最悪事象が起こるという条件を洗い出すのが目的なはずだよ。どんなに確率が低いように思えても、起こり得るのであればそれは書き留めておかなければならないのだよ。きちんと議事録に書いて下さい。そのようにさとされます。
チェっ。面倒くさいなあ。と心の中で思いつつ指摘事項を渋々書き留めます。こんなのただの儀式なんだから、ちゃっちゃっと終わらせればいいのに。こんなのすっ飛ばしたって、私の設計した製品が燃えるわけないのに。そう内心思っておりました。


しかしいろいろな人生の経験をした今、先輩マスター設計者の気持ちが痛いほどよくわかります。彼もまた若い頃から、山ほど厳しい失敗を繰り返してきたことでしょう。泣きの涙で悔やんだ失敗の経験を数多く重ねてきたのでしょう。


経験の浅い若造は最悪事象を想定するのは苦手です。そして顔から火が出るような失敗を繰り返すことで最悪事象の想定引き出しが一つずつ増えていくのでした。
この失敗経験の引き出しの多さこそが、人生の達人係数とも言えると思います。最悪事象を想定する時に、事前に観えるパターンがたくさんある人のことです。


しかし人のせいにする失敗は密度が薄いです。きっと。そんな他人のせいに転嫁する言い訳失敗は百万回繰り返しても、経験値は上がらないです。きっと。多分、悔し涙の失敗こそが自分の引き出しの経験値を上げて行くことができるということです。
その自分に対する悔し涙の数が多ければ多いほど、きっと引き出しの経験値をあげ、自分が観えてくる人生の景色も変わって来るのでしょう。



おひさま、ありがとうございます。



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理不尽の縁。

2016-03-18 10:09:39 | まるぞう経営学

 うちのまるぞう株式会社にも沢山のお客様がおります。理不尽なお客様もあれば、なぜかうちの会社を好いてくれているお客様もあります。私などは、あ~、理不尽なお客さんはやだな~。これらの取り引きがなければいいのに。と、つい思ってしまいます。いつかきっと理不尽なお客がいない未来が来るに違いない。そのように心の中では期待しています。しかしそのような未来は起きることはないでしょう。



 働きアリと怠けアリの話を思い出します。働きアリのうち2割が怠けアリだそうです。実験者がその怠けを巣から取り除いてしまうと、今度は今まで熱心に働いていたアリのうち、2割程度がまた怠けアリになってしまうのでした。つまり働きアリは常にその2割が怠けアリになるようだ。ということなのです。


 これはまるで陰と陽の割合は一定の法則のようですね。たとえば熱心に働くアリ2割、普通に働くアリ4割、怠けアリ2割の割合という感じあるならば、常にこの割合は保たれているということになります。
 なぜ一定割合で怠けアリが存在するのか。それは怠けアリにも大切な意味があるということです。おそらくそれは巣に重大な危機が生じた時に役にたつのでしょう。餌と関係ないところでウロウロ油を売っているような存在があるから、多面的に巣の周囲状況を察知することができたのでした。というような。
 表面的には無駄だったり嫌な役目だったりすることも、陰と陽のバランスをとる上で必要なことが世の中の基本でした。陰と陽のうち、陰だけを排除すると、陽のうちの半分が陰に変わって、結局陰と陽のバランスは戻るのでした。



 うちの会社のお客様もそうでありましょう。もし理不尽な取り引き先を一方的に切ってしまったら、今まで普通だったお客様のうち一定割合が理不尽なお客様に変わることでしょう。つまり顧客の中の理不尽割合は、おそらく一定なのでした。そういうことなのだと思います。
 なぜならば、それは理不尽な相手というものが、私たちの人生で重要な意味を持つからです。会社の中の上司や同僚や部下もそうです。家族や親戚づきあいもそうです。自分の周りの人間関係は2割は理不尽な関係になる。と覚悟した方が良いのかもしれません。



 もし理不尽相手と絶交したり転職したとしても、必ず自分が今持っている人間関係のうち一定割合は必ず理不尽な相手との付き合いになるということです。なぜならば理不尽な相手(暴力、犯罪、違法関連を除く)には、自分の人生にとても重要な意味があるからです。
 今自分の正面にいる理不尽な相手は、お互い理不尽演出の波長があって、理不尽の役をやってくれているのでした。相手から見ても自分は理不尽な相手、地雷の相手に映っています。お互いの理不尽の縁。
 もし前世というものが存在するとして、自分が何回も生まれ変わってきたのだとしたら、毎回の転生で積み残したその克服すべき課題が、ぐっと凝縮して私の前に理不尽な縁として現れてくれているわけです。



 老子先生が、陰と陽は同時に存在するという言葉の意味に含まれているのは、表面が苦い体験こそ、その本質は甘い(貴重)ということでもあるのですね。きっと。



おひさま、ありがとうございます。


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かがみ。

2016-03-17 10:42:23 | 今日のひとり言

 いろいろ理不尽なことは世の中に溢れていることであります。もちろん相手から暴力的な行為や、どうみても違法だろうという仕打ちを受けた場合は、最悪を想定して関係者や専門家に相談して、事前に自分や家族の身を守る責任は私達一人一人にあります。

 しかしそれ以外の大半の理不尽は自分の鏡であります。



 私はいろいろ人に対して無神経な言葉をかけることが多いです。最近は年の功なのか、ああ、あれは言いすぎたかな。ああいう言い方は申し訳なかったな。すぐに返事しないで半日静観してから言えばよかった。そのように思うことも多々ありますが、それでも大半は自分の無神経さに気がつかないままであるかと思います。

 若い頃はさらなり。そんな自分の無神経さんに気づかないことであったことでしょう。

 その頃の私は、自分の無神経さを自省することなく、自分は正しかった。悪いのは相手だ。だって◯◯だから。と自分の心の中で言い訳を反芻していたことと思います。



 今、自分が理不尽な目にあったときに、思い至るのは、ああこれは過去に自分が人に対して行なったことが、鏡のように自分に反射しているんだな。ということです。これは明確な根拠があるわけではありません。ただ自分の中で昇華すべき状況なんだな。過去の自分の態度が、オモテウラが入れ替わって今自分が体験しているんだな。と何となく感じるのであります。

 そう感じると、結局この人生は自分と向き合うことだということかもしれません。と思うのです。
 私は自分に理不尽な態度をとる特定の苦手なその人を思います。あの人が変だから。あの人は冷たいから。あの人は無神経だから。あの人は意地悪だから。あの人さえいなければ。と。
 しかしそのあの人とは、自分自身でした。変な人、冷たい人、無神経な人、意地悪な人は私でした。その理不尽な人は、過去の私でした。そして未来の私でした。



 過去の私と現在の私と未来の私はここに同時に存在して、そして鏡のウラオモテとして相手にうつされています。私はずっと、嫌な相手は例外的に存在する者(あの人さえいなければ)と思っておりましたが、その人こそが自分自身でありました。



 理不尽な人に遭うたびに、私は自分自身を、今まで認めてこなかった自分自身の隠した一面を知ることができます。自分自身を知りたくてこの世に生まれて来たわけですから、この遭遇は幸せなことなのでした。



おひさま、ありがとうございます。



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