<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

春の朝が自己陶酔をしている 美しく甘く

2016年04月29日 08時16分19秒 | Weblog

やけに美しい朝だ。空がからりと晴れ渡っている。山が新緑のワンピースをつけて匂い立つ。浮き浮きそわそわしている。「こんなに美しく装って何処へ出掛けるのだ」 女の人がこれだけの入念な装いを凝らしたら、男どもが、居ても立ってもおれなくなって、きっとこう声を掛けるだろう。あはれ、男どもも、急いで一張羅を探し出して来て、肉付きのいいヒップの後からのこのこ付いていきたくなるだろう。いやあ、いい朝だ。ジャーマンアイリスが自己肯定を薫らせる。藤の花房はふっくら自己陶酔をして滴る。こんなにいい朝が来るとどうしていいか分からなくなって来る。どうしてこの美しさに対応できるか分からなくなって来る。どうしたらいい。どうしたらいい。まあとりあえず外へ出よう。春の風に吹かれてみよう。今日から連休。一日目はナイスレデイーのお出ましとなった。といっても、さぶろうはまるで無計画だ。デートするだけの人生の奢りもない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明日はそれからの草鞋をつけ... | トップ | 毛虫ぞろぞろ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事