庭の姫林檎が、黄緑色の新しい芽を付けました。日に日にそれが大きくなります。鮮やかになります。それを、僕が、嬉しがります。
嬉しがっているのは姫林檎なのに、それを僕がかってに盗んで横取りをしています。姫林檎は、でもそれに文句をつけません。寛大です。
「どうぞどうぞ」「あなたもいっしょにどうぞどうぞ」と言います。この世が「どうぞどうぞの世界」であることをよろこびます。
「あなたもいっしょにどうぞどうぞの世界」は素晴らしい世界です。その素晴らしい世界を生きているわたしです。もっと胸を張っていいように思います。
好きだなあ。また買って来ちゃった。牡丹の苗木を。我が書斎からよく見えるところに置きました。茎は３本。６０ｃｍほど伸びています。先端に花芽を３つ着けています。まだ堅い花芽です。株元につけてある写真では色はピンクです。春を楽しみます。
すでに我が庭に牡丹は２株在ります。一つは数十年経っています。なのに、また買って来てしまいました。
チューリップがコップに挿してあります。プリンターの上に置いてあります。黄色いチューリップです。家内が庭に降りて一輪摘んで来ました。葉っぱもいっしょです。わたしを春にしてもらいました。
空豆の花さん、おはようございます。今日も雨降りです。でも霧雨です。
３月になって、空豆さんが裏の畑でいきなり成長を早めました。緑を深めた葉っぱが力を感じさせます。天空に伸び上がる茎が勢いを感じさせます。草丈も伸びて来ました。雨に煙る畑でひっそり白い花を着けています。
あなたを見ていると、世界中が健康に見えて来ます。この世が健康に見えて来ます。あなたを見ているとわたしは神様になれます。嬉しがっている神様になれます。
