<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

「人生特上」

2024年03月11日 08時51分43秒 | Weblog

「人生特上」

薬王華蔵

 

過ぎてしまえばなんでも特上です/特上になるまでの時間が必要ですが/それが過ぎてしまえば/特上の味になります

まずい味も特上になります/醸造微生物麹菌がそれを引き取って培養醸造してくれます

これはプログラミングされています/必ずそうなるようにされています/脳が操作をしてくれます

そして最後にひとこと/「おれは特上を生きたぞ」「ああ生きててよかった」を/かならず/脳が/つぶやかせます

3月もなかほどまで進んできました/白い辛夷があちこちで咲いて咲き誇っています/黄色いアカシアも咲き出しました

初めも中も終わりも特上/もちろんそれもけっこうです/それができるならそれもけっこうです

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「ほっとする料理」

2024年03月11日 08時35分11秒 | Weblog

ほっとしていたい。なんでもいい。ほっとすることを考えていたい。それがなければないほど、探しものに熱が入る。それでもなかなか手に入らない。仕方がない。勝手にこしらえてしまう。ほっとするもの料理の料理人になってしまう。材料はなんでもいい。できあがりで、ほっとすればいいのだから。無理にでも無茶でもなんでも、よいしょっと荷を下ろして、ほっとすることにする。いい加減なお爺さんである、薬王華蔵は。

「ほっとする料理」

ジャガ芋の皮を剥く/剥きながら/ほっとする/茹でる/茹でながら/ほっとする/冷ます/冷ましながら/ほっとする/摺り潰す/摺り潰しながらほっとする/ボールに満たす/先に作っておいたいろんなものを掻き混ぜる/マヨネーズを落とす/すると/ほっとするポテトサラダができあがる/いつものと変わらないが/名前を/「ほっとするポテトサラダ」とする/そしてふううっと息をつく/ここでやっと/こころの料理ができあがる

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今朝のわたしの詩「わたしはときには」

2024年03月11日 07時17分17秒 | Weblog

今朝のわたしの詩 「わたしはときには」

薬王華蔵

 

わたしはときには空だったり/松だったりしている

わたしはときには風だったり/龍だったりしている

何になっていてもいい/好きにしていい

 

わたしはときには山だったり/川だったりしている

わたしはときには霧雨だったり/信天翁(あほうどり)だったりしている

何処でどんな姿をしていても/それもわたしだ

 

活発に活動しているときもあるが/静かに座禅しているときもある

なにをしていてもそれがよろこびになる

わたしは雲になってわきあがったり/消えてしまったりもしている

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