<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

幼さは改善されない。

2021年06月15日 16時23分24秒 | Weblog

おれは、ぶっ壊し屋かもしれない。

 

せっかく積み上がりそうな積み木を、バットで殴って、崩してしまう。

 

積み木はまたもとのバラバラになってそこら辺に散らばってしまうことになる。

 

おれのこの幼さは改善されない。少しも改善されないで老いを迎えてしまっている。

 

これでいい、というところで安定した方がいいに決まっている。その「これでいい」が来ない。

 

これではいけない、とはっきり判断したのでもない。収まりがつかないだけなのかも知れない。

 

もういい加減、積み木は積み上がってくれた方がいいだろう。それを眺めて悦に入っている方がいいだろうのに、そこに止まり得ない。

 

どこからともなくはてなのクエスチョンが来て、凡庸の解決を薄ら笑って行く。

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手許に一つも溜まっていかない。

2021年06月15日 16時13分28秒 | Weblog

だから、なんなんだ? それがどうしたんだ?

 

ふっとそんな疑問を矢にしてみる。弓につがえて空に放ってみる。

 

ブーメランではないので、答えが返ってくることはない。

 

で、幾度も幾度も放つことになる。

 

疑問の矢が空になってしまうまで。

 

だから、なんなんだ? それがどうだというんだ?

 

もともとの土台ごと揺さぶってしまうので、揺れが止まらない。

 

そういうわけで己を良しとする自慢話が、手許にひとつも溜まっていかない。

 

 

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午後からは雨。僕は老いているのに老いに鈍感である。

2021年06月15日 15時51分37秒 | Weblog

午後からは雨。雨になっている。気温も下がって、幾分か肌寒い。

 

げっげっげごっごっごがっがっがとあちらからこちらから雨蛙が鳴いて、雨降りというこの天地の恵みを讃えている。

 

大地がこれで潤う。山野の草や木や、畑の野菜たちが、乾いた喉を湿らせている。

 

風が部屋の中にも流れて来る。僕は老いているのに、意外と老いに鈍感である。敏感であればもっと完成を心がけるであろうが、そこには無頓着だ。

 

僕は、僕に与えられている時間を、無神経なまでにゆったりと受け止めて、それをときおり紫陽花の葉っぱに乗せ、そこに小さなさざ波を立てながら過ごしている。

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