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<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

日が翳って来た

2014年11月28日 10時30分19秒 | Weblog

とろとろとろとろ。こっくりこっくりこっくり。座椅子に座ったまま居眠りをしている。するうちに、窓の外では日が翳ってきた。この分では雨になるのかもしれない。さぶろうは、1日なんにもしていない。生産活動になんら携わっていない。サイクリングにもこの頃は行こうとしない。

おやおや。時忘れの花を一輪咲かせている姫林檎の木に、ヒヨドリが来ている。オスとメスの番のようだ。ヒーヨヒーヨと鳴いて畑のブロッコリーの大きな葉を啄んでいる。大食漢なので、ボロボロになるまで食い尽くしてしまうこともある。蜜柑を割って、食べられるようにしてあげればいいが、面倒がって実行に移していない。

それ、ざんざんばららと雨の音がし出したようだ。

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精神が錬磨されれば輝き出すだろう

2014年11月28日 09時56分40秒 | Weblog

庭先の紅葉が真っ赤に色づいている。きれいだ。木の根元には石蕗が咲いて黄金を見せている。その隣で日本水仙の純潔が白く眩しい。

身心を病む者は苦しむ。苦しみから逃げようがないので向き合っているしかない。押すか引くかのぎりぎりの押し合いをして過ごすことになる。これで精神が錬磨される。やがてそれは光沢を伴ってくる。そして時間の経過とともに輝き出すことになる。

まだ若いCさんが病んでいる。はじめ体の持病を病んでいたが病の進行が昂じてきて次々に新たな症状を併発し、受け止めきれないうちに今度は精神が病んだ。彼女は鬱を抱いてさらに苦しむ。入院生活は長期化した。我が子の病を看病しているご両親が日に夜に嘆かれる。なんとお慰めしていいかわからない。

おつらいだろう、おつらいだろう。病む者も看病をする者もつらい。ここをどうやって乗り越えるか。乗り越えていけるようにと黙って祈るしかない。

紅葉の季節がやがて過ぎる。銀杏も散り始めて樹下の小径を一面覆い尽くしている。来週からはもっと気温が低くなりそうだ。病室の病人のことが案じられるが、彼女は孤独と向き合って他者の侵入をも拒否しているようだ。

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