***この製作記は2007年11月から2008年8月にかけて、本サイトへアップしたものです。当ブログに移転の上掲載を継続します。なお、完結済み製作記の為今後の新規更新はしません。2011.09.22***
■営団5000系細帯車製作記■
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2007年12月4日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/7f/f49cb2d690d8f465b8c067b686afd81a.jpg)
さて、お次は冷房搭載後の形となっている屋根板を
非冷房仕様へと改造する工作です。
具体的にはモールドされているクーラーの台座と
ベンチレーター跡を撤去するというものなのですが、
後者はまだしも、クーラー台座のほうはかなりゴツく、
また、ただ削るだけだと屋根板に四角い穴が開いて
しまう(可能性がある?)ため、結構やっかいです。
今回は製作記冒頭に書いた事情により10両分の
材料を確保してあるものの、実際完成させるのは
7両のため、余剰となる屋根板を使って試験的に
改造してみました。その時はとりあえず台座を
削ってしまって、そこで開いた大穴に厚めのプラ板を
はめ込んで埋める・・・という工法でした。ところが、
その後GM海老名にて予め裏打ちをしてから台座を
削るという工法が紹介されているのを見て早速まねて
みたところ、こっちのほうが楽とわかったため、早速
本チャンに取り掛かりました。
で、まぁひととおり仕上げたのが左の画像の車体です。
工作が雑だったもので、傷の修正にだいぶ時間をとられて
しまいましたが、どうにかこうにかツルスベな屋根板に
なりました。今後はここに八角形ベンチレーターを
並べていくわけですが、未だに詳しい位置がはっきり
しないため、暫くは地道に残りの車両の非冷房化改造を
進めたいと思います・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/ab/f3e444f2a09cfde2b5473f62ad076c79.jpg)
ちなみに改めて載せるまでもないかもしれませんが、
屋根板の改造部分裏側はこのようになっています。
窪みに厚いプラ板をはめ込んで、その後で
表側の台座を削ったということですね。
---
~2008年3月2日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/89/98f1b13dc0f4bee7020a64317e8cc355.jpg)
前回の更新からすっかり時間が経ってしまいましたが、
ようやく7両全車の非冷房化が完了しました。とりあえず
各屋根板に薄くグレーを塗装しまして、大きな仕上げ漏れ
などがない事を確認しましたので、いよいよ楽しい
細部工作に突入する事ができそうです。
一応今のところ配管も真鍮線とかで作り直してみようかなぁと
考えていますので(極めて単純な配線なので、慣れない
真鍮線工作をするには最適かなと^^)、作業が進みましたら
また順次アップしていきます。
---
2008年5月17日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/9e/18fb38f02ed6adacc8aacfb223addee3.jpg)
またまた久々の更新となってしまいましたが、
多少作業が進行しましたので、ちょっと触れて
みたいと思います。
まずは以前より取り替えようと思っていた
前面貫通扉脇の手すりを交換しました。
手すりはクロポの小田急FM用手すりのうち、
乗務員扉脇用と思われるもので、大小
あるうちの小タイプのほうだったと思います。
微妙に小さい気がしないでもないですが、
それほど違和感はないと思います。
ついでにワイパーの取り付け穴も
開けておきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/33/6ba6f25fd9818665234ba1bbf729073e.jpg)
長らく作業がストップしていた理由のうちの
一つであるベンチレーターの配置ですが、
先日ブログのほうにもちらっと書いたように、
最近になって営団車両の写真集を購入したため、
それに掲載されている形式写真や形式図
(ただしどちらも決定打にはならないもの・・・)を
もとに、推測を交えつつ位置を決定しました。
恐らく完璧とは言いがたく、間違いもあるものと
思いますが、今回は資料探しだけですっかり
疲れてしまい、寸法を割り出す頃にはほとほと
嫌気がさしていたので、過度の追求は
やめることにしました。
当時の写真を見る限り、屋根板が割と明るい
グレーで、ベンチレーターはやたら暗い色のように
思えるので、それを再現すべく現段階では
ベンチレーターは固定していません。本当は
この段階では取り付け穴を開けておきたい
ところですが、今回使用するGMの八角形
ベンチレーター(東急7000付属のもの)は
取り付け足がなく、新たに取り付けるにも
やっかいな構造である事がわかったので、
ゴム系など、微調整のきく接着剤で
取り付ける事にしました。そのため、現段階では
ドリルで軽くさらって最低限の目印を
付けてあるだけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/e3/12186a5fcc7b725eaf3464ae383ca3ae.jpg)
詳しい事はわからないのですが、当時の実車の
写真と、晩年の屋根上写真とを見比べた限りでは
パンタグラフ周りの配管に大きな違いはないように
見えました。そのため、今回はキットのモールドを
そのまま生かそうか・・・とも思ったのですが、
ある日ネット上で見かけた凝ったパイピングの
地下鉄作品に影響され、気づけばモールドを
削っている自分がいたのでした・・・(^^ゞ
まぁ、今回は中野方先頭車(モハ5000)に
配管を新設しなければならないので、全車配管の
仕上がりを統一するという狙いもあるんですけどね・・・。
肝心の配管材料は、長らく使い続けてきたランナー
引き伸ばし線から離れ、ついに真鍮線に変更しました。
以前よりその立体感に惹かれてはいたものの、工作の
難しさを考えて尻込みしていたんですよね・・・。
それを今回やってみたわけですが、案の定困難を極め、
画像に写っている1両の配管を作っただけで物凄く
疲れてます・・・orz
一応配置は前述の通り晩年と同じとしてありますが、
昔の写真を見た感じだと、ヒューズボックスに
引き込まれるあたりも他の部分と同じ太さの配管のように
見えるので(晩年の写真ではヒューズ接続部のみ
やや細くなっている)、全部0.4ミリの真鍮線で作りました。
これの曲げ作業には大変苦労しましたが、とりあえず
曲げる前によく炙っておくこと(そして曲げる前に軽く
冷ます・・・当たり前ですけど最初はアチチって感じで
無理やり作業してました´∀`;)、そしてヤットコを
使うようにしたことでだいぶ作りやすくなり、苦労は
したもののある程度感覚はつかめてきたように思います。
今回は配置が単純という事で初めての真鍮線工作の
題材に選びましたが、妻板~屋根板への接続部が
かなり立体的な曲がり方をしているため、ここには
かなり時間がかかりました・・・。
配管の固定には、当初割ピンを使うつもりで作業して
みたのですが、柔軟性がなくどうにも使いづらいので、
0.2ミリの真鍮線を輪っか状にしたもので代用して
しまいました。本当ならフィーダーコードなどをバラした
ものを使うのが正攻法(?)のようで、確かに0.2ミリ
真鍮線だと微妙にゴツいかも~っていう気が
しないでもない・・・(汗)
なお、取り付け穴を開ける前の時点で配管の台座
となる部分を、エバーグリーンの極薄プラ材にて
作っておきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/e4/61b13de75c49043a3dee96b95d5cded0.jpg)
妻面側から見た様子。
ご覧の通り、元のモールドの通りの引き回しです。
貫通扉の少し上あたりの微妙な曲がりは、実車の
写真を見ても曲げ損なったようにしか見えないほど
微妙な曲がり方でしたが、一応それっぽく再現して
あります。ヒューズボックスは0.4ミリの穴を予め
あけておいて(貫通させる必要はない)、そこに
真鍮線を差し込む構造としてあります。配管を
固定する関係で、ボックスも既に固定してあります。
妻板の端に付くステップは手元に適当なパーツが
なかったことや、数が多いことからモールドそのまま
というのも考えたのですが、しかし配管だけいじって
あるっていうのもバランス的にどうなのかなと
思いまして、結局0.2ミリの真鍮線をコの字型に
曲げて(幅が狭いのでなかなか難しい・今回は
ステンレス定規の厚みを使って曲げました)、
取り付け穴に差し込んだ後で細かな整形をする
という方法にて交換しました。しかし、仕上がった
ものを見てみるとどうも曲げがシャキッとしてなくて、
余計な事をしたかなぁという気が・・・(ノД`)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/77/30b6aa934e448fcf603e86357f57d4e2.jpg)
これは結構前のことなのですが、台車を試しに
改造してみました。キット指定のFS539は交換後の
台車(80年代以降くらい?)と思われ、初期の
台車は東武8000のFS356や、小田急3100の
台車風の本体にFS539のボルスタアンカを
合わせたような形をしています。元々工作の
やりづらさや強度などから台車の改造、特に
お金もかかるニコイチ的なものは極力避けたいと
考えていましたが、FS539と356、どちらを使っても
かなり雰囲気が違いますので、やむを得ず両者を
組み合わせることにしたわけです・・・。ちなみに
同様のケースが同じ営団の3000系でも見られ
まして、こちらもキット指定はFS510ですが
交換前はこれまたFS356あたりで代用できそうな
形をしています(全然違う形のを履いてたのも
いたようですが・・・)
さて、話が逸れましたが、二つの台車を組み
合わせて出来上がったのがご覧の台車です。
FS356の揺れ枕を削り、そこにFS539より
切り出したボルスタアンカを薄く削った上で
貼り付け、加えてFS356側に元々ある
ブレーキ類の一部を削り取る・・・といった
感じです。雰囲気としてはだいぶ近いものに
なりましたが、どうやらボルスタアンカの向きが
逆っぽかったりもして(縦長の三角形の部品と、
もう片方の部品の位置関係が逆?)、あくまでも
雰囲気を近づける程度のものです。
■営団5000系細帯車製作記■
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2007年12月4日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/7f/f49cb2d690d8f465b8c067b686afd81a.jpg)
さて、お次は冷房搭載後の形となっている屋根板を
非冷房仕様へと改造する工作です。
具体的にはモールドされているクーラーの台座と
ベンチレーター跡を撤去するというものなのですが、
後者はまだしも、クーラー台座のほうはかなりゴツく、
また、ただ削るだけだと屋根板に四角い穴が開いて
しまう(可能性がある?)ため、結構やっかいです。
今回は製作記冒頭に書いた事情により10両分の
材料を確保してあるものの、実際完成させるのは
7両のため、余剰となる屋根板を使って試験的に
改造してみました。その時はとりあえず台座を
削ってしまって、そこで開いた大穴に厚めのプラ板を
はめ込んで埋める・・・という工法でした。ところが、
その後GM海老名にて予め裏打ちをしてから台座を
削るという工法が紹介されているのを見て早速まねて
みたところ、こっちのほうが楽とわかったため、早速
本チャンに取り掛かりました。
で、まぁひととおり仕上げたのが左の画像の車体です。
工作が雑だったもので、傷の修正にだいぶ時間をとられて
しまいましたが、どうにかこうにかツルスベな屋根板に
なりました。今後はここに八角形ベンチレーターを
並べていくわけですが、未だに詳しい位置がはっきり
しないため、暫くは地道に残りの車両の非冷房化改造を
進めたいと思います・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/ab/f3e444f2a09cfde2b5473f62ad076c79.jpg)
ちなみに改めて載せるまでもないかもしれませんが、
屋根板の改造部分裏側はこのようになっています。
窪みに厚いプラ板をはめ込んで、その後で
表側の台座を削ったということですね。
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~2008年3月2日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/89/98f1b13dc0f4bee7020a64317e8cc355.jpg)
前回の更新からすっかり時間が経ってしまいましたが、
ようやく7両全車の非冷房化が完了しました。とりあえず
各屋根板に薄くグレーを塗装しまして、大きな仕上げ漏れ
などがない事を確認しましたので、いよいよ楽しい
細部工作に突入する事ができそうです。
一応今のところ配管も真鍮線とかで作り直してみようかなぁと
考えていますので(極めて単純な配線なので、慣れない
真鍮線工作をするには最適かなと^^)、作業が進みましたら
また順次アップしていきます。
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2008年5月17日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/9e/18fb38f02ed6adacc8aacfb223addee3.jpg)
またまた久々の更新となってしまいましたが、
多少作業が進行しましたので、ちょっと触れて
みたいと思います。
まずは以前より取り替えようと思っていた
前面貫通扉脇の手すりを交換しました。
手すりはクロポの小田急FM用手すりのうち、
乗務員扉脇用と思われるもので、大小
あるうちの小タイプのほうだったと思います。
微妙に小さい気がしないでもないですが、
それほど違和感はないと思います。
ついでにワイパーの取り付け穴も
開けておきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/33/6ba6f25fd9818665234ba1bbf729073e.jpg)
長らく作業がストップしていた理由のうちの
一つであるベンチレーターの配置ですが、
先日ブログのほうにもちらっと書いたように、
最近になって営団車両の写真集を購入したため、
それに掲載されている形式写真や形式図
(ただしどちらも決定打にはならないもの・・・)を
もとに、推測を交えつつ位置を決定しました。
恐らく完璧とは言いがたく、間違いもあるものと
思いますが、今回は資料探しだけですっかり
疲れてしまい、寸法を割り出す頃にはほとほと
嫌気がさしていたので、過度の追求は
やめることにしました。
当時の写真を見る限り、屋根板が割と明るい
グレーで、ベンチレーターはやたら暗い色のように
思えるので、それを再現すべく現段階では
ベンチレーターは固定していません。本当は
この段階では取り付け穴を開けておきたい
ところですが、今回使用するGMの八角形
ベンチレーター(東急7000付属のもの)は
取り付け足がなく、新たに取り付けるにも
やっかいな構造である事がわかったので、
ゴム系など、微調整のきく接着剤で
取り付ける事にしました。そのため、現段階では
ドリルで軽くさらって最低限の目印を
付けてあるだけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/e3/12186a5fcc7b725eaf3464ae383ca3ae.jpg)
詳しい事はわからないのですが、当時の実車の
写真と、晩年の屋根上写真とを見比べた限りでは
パンタグラフ周りの配管に大きな違いはないように
見えました。そのため、今回はキットのモールドを
そのまま生かそうか・・・とも思ったのですが、
ある日ネット上で見かけた凝ったパイピングの
地下鉄作品に影響され、気づけばモールドを
削っている自分がいたのでした・・・(^^ゞ
まぁ、今回は中野方先頭車(モハ5000)に
配管を新設しなければならないので、全車配管の
仕上がりを統一するという狙いもあるんですけどね・・・。
肝心の配管材料は、長らく使い続けてきたランナー
引き伸ばし線から離れ、ついに真鍮線に変更しました。
以前よりその立体感に惹かれてはいたものの、工作の
難しさを考えて尻込みしていたんですよね・・・。
それを今回やってみたわけですが、案の定困難を極め、
画像に写っている1両の配管を作っただけで物凄く
疲れてます・・・orz
一応配置は前述の通り晩年と同じとしてありますが、
昔の写真を見た感じだと、ヒューズボックスに
引き込まれるあたりも他の部分と同じ太さの配管のように
見えるので(晩年の写真ではヒューズ接続部のみ
やや細くなっている)、全部0.4ミリの真鍮線で作りました。
これの曲げ作業には大変苦労しましたが、とりあえず
曲げる前によく炙っておくこと(そして曲げる前に軽く
冷ます・・・当たり前ですけど最初はアチチって感じで
無理やり作業してました´∀`;)、そしてヤットコを
使うようにしたことでだいぶ作りやすくなり、苦労は
したもののある程度感覚はつかめてきたように思います。
今回は配置が単純という事で初めての真鍮線工作の
題材に選びましたが、妻板~屋根板への接続部が
かなり立体的な曲がり方をしているため、ここには
かなり時間がかかりました・・・。
配管の固定には、当初割ピンを使うつもりで作業して
みたのですが、柔軟性がなくどうにも使いづらいので、
0.2ミリの真鍮線を輪っか状にしたもので代用して
しまいました。本当ならフィーダーコードなどをバラした
ものを使うのが正攻法(?)のようで、確かに0.2ミリ
真鍮線だと微妙にゴツいかも~っていう気が
しないでもない・・・(汗)
なお、取り付け穴を開ける前の時点で配管の台座
となる部分を、エバーグリーンの極薄プラ材にて
作っておきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/e4/61b13de75c49043a3dee96b95d5cded0.jpg)
妻面側から見た様子。
ご覧の通り、元のモールドの通りの引き回しです。
貫通扉の少し上あたりの微妙な曲がりは、実車の
写真を見ても曲げ損なったようにしか見えないほど
微妙な曲がり方でしたが、一応それっぽく再現して
あります。ヒューズボックスは0.4ミリの穴を予め
あけておいて(貫通させる必要はない)、そこに
真鍮線を差し込む構造としてあります。配管を
固定する関係で、ボックスも既に固定してあります。
妻板の端に付くステップは手元に適当なパーツが
なかったことや、数が多いことからモールドそのまま
というのも考えたのですが、しかし配管だけいじって
あるっていうのもバランス的にどうなのかなと
思いまして、結局0.2ミリの真鍮線をコの字型に
曲げて(幅が狭いのでなかなか難しい・今回は
ステンレス定規の厚みを使って曲げました)、
取り付け穴に差し込んだ後で細かな整形をする
という方法にて交換しました。しかし、仕上がった
ものを見てみるとどうも曲げがシャキッとしてなくて、
余計な事をしたかなぁという気が・・・(ノД`)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/77/30b6aa934e448fcf603e86357f57d4e2.jpg)
これは結構前のことなのですが、台車を試しに
改造してみました。キット指定のFS539は交換後の
台車(80年代以降くらい?)と思われ、初期の
台車は東武8000のFS356や、小田急3100の
台車風の本体にFS539のボルスタアンカを
合わせたような形をしています。元々工作の
やりづらさや強度などから台車の改造、特に
お金もかかるニコイチ的なものは極力避けたいと
考えていましたが、FS539と356、どちらを使っても
かなり雰囲気が違いますので、やむを得ず両者を
組み合わせることにしたわけです・・・。ちなみに
同様のケースが同じ営団の3000系でも見られ
まして、こちらもキット指定はFS510ですが
交換前はこれまたFS356あたりで代用できそうな
形をしています(全然違う形のを履いてたのも
いたようですが・・・)
さて、話が逸れましたが、二つの台車を組み
合わせて出来上がったのがご覧の台車です。
FS356の揺れ枕を削り、そこにFS539より
切り出したボルスタアンカを薄く削った上で
貼り付け、加えてFS356側に元々ある
ブレーキ類の一部を削り取る・・・といった
感じです。雰囲気としてはだいぶ近いものに
なりましたが、どうやらボルスタアンカの向きが
逆っぽかったりもして(縦長の三角形の部品と、
もう片方の部品の位置関係が逆?)、あくまでも
雰囲気を近づける程度のものです。
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