小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

東急8500系製作記2007年版・・・その1

2011年09月26日 15時55分41秒 | 東京急行
***この製作記は2007年3月から2008年3月にかけて、本サイトへアップしたものです。当ブログに移転の上掲載を継続します。なお、完結済み製作記の為今後の新規更新はしません。2011.09.26***

■東急8500系製作記2007年版■


今回製作するのは装飾無し編成です。

昨年あたりから何かと東京方面へ出かける事が多くなったのですが、
ある日、ふとした思い付きでそれまでの小田急から東急田園都市線利用のルートに変えてみたところ、
路線の雰囲気や見慣れない車両などが妙に気に入ってしまい、以後度々このルートを選択するようになりました。

田園都市線といえば数年前に地下鉄を通じて東武との直通も開始されて、バラエティに富んだ車両群も
マニア的には魅力の一つですが、その中でも田園都市線のヌシ(?)の東急8500系は、内外共に
極めてシンプルなスタイルが個人的には大変好みで、製作された年代によって細かな仕様の違いがあるなど、
模型ファン的視点からも大変興味深い車両であるため、GMキットを使用して模型を製作してみることにしました。

このページでは、その東急8500系の製作の様子を、作業が進むごとに掲載していきたいと思います。
基本的に素組みで製作できる車両ですが、キット発売当時と現在とでは細部が多少異なってきており、
その違いを再現する為のパーツなども発売されているので、それらを活用して一味違ったものに
仕上げたいなと思っています。
仕様は今のところスカート・LED表示機が設置された現行仕様・・・と考えていますが、
小田急、相鉄に続く第三の地元路線(?)にもかかわらず、実車に関する知識が極めて乏しい為、
細部の仕様については製作を進めながら勉強し、煮詰めて行きたいと思います。
実車は10両編成で使用されていますが、一度にそれだけの両数を作るのは中々大変なため、
まずはキット一箱分の4両を製作し、その後実車同様に中間車を数両ずつ作り足していく予定です。
増備時期ごとに屋根のRなどに特徴があるそうなので、このあたりもきちんと
再現できればと思っていますが、ともかくまずは4両完成させる事を第一に考えたいと思います。

・・・随分と前置きが長くなってしまいました(^^;
それでは、小田急マニアが挑戦する東急電車製作記、よろしければご覧下さい。

---
2007年3月20日



後述のヘッドライト加工以外これといって加工も必要ないため、
早くも先頭車2両が組み上がりました。
画像では既に箱組みが済んでいるように見えますが、今回は
初めての試み(?)として、車体と屋根を別々に塗って、仕上げ
段階で合体させる工法とするため、今はまだ載せているだけです。

接着剤を全くはみ出さずに組み立てる事の大変さや強度を
考えて、今まではあまりやらなかった組み立て方法ですが、
今回は車体と屋根をきれいに塗り分ける自信がないので
(車体色が銀のため屋根の灰色を先に塗る事になりますが、
同様の順番で仕上げた相鉄新7000では塗り分け部分の
仕上がりが思わしくなく、また、今回は塗り分けの目印となる
ような目立つ雨樋もない)、思い切って変えてみる事にしました。

屋根板はそのままだと長さがやや不足するので、車体に
仮止めした状態で隙間に炙って延ばしたプラ板を
差し込み・接着し、その後で不要部分や継ぎ目を仕上げて
あります。塗装が済んでからでは修正が難しいので、
この段階で念入りに調整をしておきました。




実車に詳しくない事に加え、小田急4000で微妙に
実践できなかった「基礎を忠実に」という製作方針を再度
試みる為、今回はパーツ交換は極力避ける予定でしたが、
唯一ヘッドライトだけは帯のマスキングを考えるといじった方が
キレイに仕上がりそうだということで、ここだけ別パーツ化する
ことにしました。

画像は加工前(左)と、穴あけ開始後の様子です。
パーツ(銀河N-017 新型国電切妻用シールドビーム)の
取り付け穴は1.2ミリですが、いきなりこの太さのドリルを
使うのではなく、最初は一回り小さいドリルからはじめ(ご覧の
ように最初はライトのフチが残るくらいに)、徐々に太いドリルに
交換しつつ穴を拡げていきました。
手間はかかりますが、こうすると最初の穴あけの時点で多少
位置がズレていたりしても、修正がラクな気がします。




取り付け穴の大きさが、パーツが取り付けられるくらいに
なったらパーツを仮にはめ込んで様子を見ます。
問題がなくなったら加工で生じたカエリなどを削り、仕上げます。
ご覧の通り、最後は紙やすりで仕上げてありますが、
銀色の部分はわずかな傷も目立つため、極力帯の部分
(塗り分け用ガイドモールドの内側)のみをヤスリがけするように
しました。

一番上の画像では撮影用に仮にライトをはめ込んでありますが、
本取り付けは当然塗装が済んでからとなります。

---
2007年4月14日



はやくも更新間隔がかなり開いてしまいましたが、ようやく中間車の組み立てが
済みました。

まずは組み立て前の下準備ですが、デハ8800(渋谷側から数えて9両目・
今回はまず1・2・9・10号車を製作)の片方の妻板をご覧のように改造しました。
加工前は左の妻板のような形をしており、ここにプラ板で作った戸袋や貫通扉を
取り付けていきました。ただ、戸袋の方は微妙に高さが不足している気もしますね・・・。
裾の黒い物体はここについている箱型の機器を再現したもので、床下機器を
加工して作ってあります。




このように改造した妻板を使って、中間車の組み立てを進めました。
屋根板は先頭車同様まだ載せているだけですが、一部の角には
微妙にプラがまわっていなかったので、プラ板の切れ端などで
修正してあります。

このような感じで車体の組み立てが済みましたが、今回は
うれしいことに継ぎ目消しが不要なので、車体に関しては
はやくも塗装の準備に入れます。
ラクですね~(^^)ただ、まだ塗料を買ってきていないので、
いまのうちに床下の製作を進めておきたいと思います。




製作の合間に、ライトやスカートを取り付けてみました。
ちょっとだけですが完成後の姿がイメージできてやる気が出ますね。

---

2007年4月20日



床下の製作を進めています。冒頭にも書いたとおり
実車に関する知識が非常に乏しいのですが、
今回は大変ありがたいことに東急ファンの方から
各種情報をご提供いただくことができたため(感謝です!)、
これまでの車両同様に床下機器もある程度並べ替えてみる事にしました。

手持ち部品の関係で一部微妙に形が異なる機器なども
あるのですが、大体の雰囲気は出たのではないかと思います。

画像は中央林間方先頭車のデハ8500で、ズラーっと並ぶ
抵抗器(たぶん)が特徴です。一応キットに入っている
パーツ(確か国鉄103-1000用とかだったような)を使いましたが、
実車の写真を見た感じではもう少し縦長な形をしているので、
東武8000用などのほうが似てるかもしれません。
ちなみに、今回は元々の状態で腰高な印象を受けなかった為、
車高下げ加工などは特にやっていないのですが、何故か
床板に直接機器を付けると、取り付け位置が高すぎてしまう
(小田急1000形キットなどと似た感じ)ため、適宜プラ材を挟んで
調整してあります。
機器によってはこれをやることで逆に取り付け位置が
低すぎてしまう(レールにぶつかりそうになる)こともあるので、
こちらは薄いプラ板を使うなど工夫しました。




毎度毎度前面の写真ばかりでしつこいかもしれませんが(^^;、
帯のマスキングガイド用モールドを削ったので載せてみます。
最初は特に手を加えるつもりはなかったのですが、よく見ると
このガイドモールドと前面窓の間あたりに謎の筋状モールドが
うっすらと確認できた為(3月20日アップ分のライト交換関連の
画像をご覧下さい)、これを削るのと一緒にガイドモールドも
削ってしまいました。
一応車体が銀という事で、1200番とかその辺の目の細かい
紙ヤスリで仕上げてあります。

---

2007年5月2日



ようやく塗装をはじめました。
ここまでの作業自体はとてもラクだったのですが、いかんせん
作業の進み具合が遅かったもので、製作開始からだいぶ時間が
経ってしまいました(^^ゞ

さて、数日前に洗浄などの下準備を済ませておいたので、
まずは前面の帯色となる赤(GM27番・西武レッド)を吹き付け
ました。ただ、今回は塗り終わってから気付きましたが、
これより前に一度白を塗るなどして発色を良くしたほうが
良さそうです。乾燥したらマスキングしますが、今回は
ふとした思い付きで東急旧3000キット付属のステッカー
を使いました。このステッカーには8500の赤帯を模した
ものが印刷されていて、元々は単純にこれを貼る事で
赤帯を再現するということなのでしょうが、考え方を変え
ればこれを使うことで幅を計ったりする手間が必要なく
なるので、今回はこの赤帯をマスキングテープ代わりに
使うことにしました。赤い車体に赤いステッカーを貼るので
かなり作業しづらいですが、頑張って貼っていきました。
運転席側の角にあるステップは一つだけ帯にかかるので、
ステッカーには切り込みを入れて対処しました。

ちなみに貫通扉部分に使うステッカーは、幌枠を再現して
いると思われる銀色印刷の部分をほんの少し残すように
カットしたほうが良く、赤い印刷の部分だけカットして貼ると
長さが不足するようです。今回は思いっきりその失敗をした
わけですが(^^;、幸いステッカーは手もとに2枚あった
ため、何とかなりました。




塗装後の車体。
赤帯のマスキング後は銀色(Mr.Color8番)を塗りますが、
特に妻板周りは非常にゴツゴツした形をしているので、
塗り残しがないように注意しました。その後、いつものように
半光沢クリア(GM44番)を軽く吹き付けて、とりあえず
今日の塗装は終了としました。
今後色差しやタッチアップを進めていく予定ですが、
幌枠の塗り分けをどうしようか迷います・・・。実車はこの
部分が周囲とは少し違った質感なのですが、今年の初めに
完成した小田急1063Fのドア枠を見るとちょっと不安が
残るんですよね・・・。




今回は久々に床板の車内側も塗装しました。
実車がどんな色だったか明確には覚えていないのですが、
こんなもんかな~という感じでGM19番(西武トニーベージュ)を
塗りました。自分の中での8500の床はこんなイメージです。

---

2007年5月23日



この前塗装した車体の仕上げを進めています。
・・・といっても驚くほど色差し箇所が少ない電車なので、
前面周りを仕上げた後はご覧のように両開き扉の
戸当たりゴムへスミ入れをしたり、ステッカーを貼ったり
という程度です。スミ入れは小田急4000形でも使った
極細ペンによるものですが、今回は割と浅めのモールド
なのですいすいと進めることができました。

ステッカーはGM秋葉原一周年の頃に買い物をしたら
いただいたもので、東武関連の行き先も含めた8500系の
LED表示が収録されています。元々両方の先頭車に
それぞれ違う行き先表示を貼る派なので、今回のように
側面にも表示がある場合ちょっとやっかいなのですが
(小田急1000では上り方前面と各車側面は綾瀬、
下り方前面だけ霞ヶ関にしました)、今回は普通に上り方
2両を南栗橋に、下り方2両を中央林間としました。
我が大和市から埼玉のほうまで直通の電車があるなんて
未だに実感がわきませんね(^^;




さて、お待ちかね(?)の前面は色々ありましたが、
結局こんな感じになりました。まだ車番が入っていませんが、
その他は大体仕上がっています。

ヘッドライトは色々考えた結果、結局製作開始時に使おうと
思っていた銀河のN-017を使うことに落ち着きましたが、
そのままだとライトケースがギラギラしすぎて違和感が
あるので、少し輝きを落とした銀色に塗装しました。
そして、レンズは逆に例のキラキラ化加工を施して輝かせ、
ライトケースとの質感差を強調しました。全体的にややゴツい気も
しますが、個人的にはこれくらいくっきりしているほうが好みです。
幌枠は迷った末、小田急1063Fのドア枠と同じようにエナメルの
銀と黒を混ぜたもので塗り分けました。
こうしてみるとやはり結構感じが変わりますね。

ワイパーは運転席側だけロングアームのものになっているようなので、
模型でも運転席側を銀河N-052(Wアームロング・小田急1063Fと同じ)、
助手席側を銀河N-040(Wアーム・相鉄7000や小田急5270Fと同じ)
として、違いを出してみました。実車はロングアームになったほうに
元々のワイパー(助手席側と同じもの)の撤去跡があるので、
模型でも穴をあけてランナー引き伸ばし線を差し込んでみたり
しましたが、ワイパー本体に隠れて全然わからなくなってしまいました(^^;




何だか今回の製作記は真正面からの写真がやたらと多いですが、
今回もまた一枚。
やはりライトのフチはこれくらい厚いほうが個人的には好みです。




実を言うと少し前にご覧のとおりタヴァサのライトを使ってみたりも
したのでした・・・。好みにもよると思うのですが、個人的にはちょっと
小さすぎ・あっさりしすぎかなぁと思いまして、当初の予定通り銀河のライトを
使うことにしました。

---

2007年7月1日



ここのところなかなかじっくりと工作をできず、
すっかり更新の間隔も開いてしまっていて恐縮ですが、
ようやく少し進んだので久々に更新してみます。

まずは渋谷方先頭車の前面仕上げが、
ナンバー貼り付けを除き大体終わりました。
実は前回の更新時点ではまだ終わってなくて、
その関係で中央林間方だけアップしたんですよね(^^;
あれを仕上げた後、渋谷方もあまり間をおかずに
仕上がるはずだったのですが、ライトパーツをなくしてしまい
追加購入に走ったところ在庫切れで・・・という具合で、
ずっと作業がストップしていたのでした・・・。
ただまぁ幸い少しして入手することができ、
ようやくご覧のような姿になりました。

その他では、屋根板の塗装が終わりました。
一見別に何でもないようなもののようですが、
実はコレ、何気に初のエアブラシによる塗装なのです。
色々と失敗もありましたが、何とか見るに耐えないもの
にはならずに済み、ほっとしているところです。




画像が小さいので表面の感じなどがわかりにくいですが、
一応こんな感じに仕上がりました。色は、まぁまだ慣れて
いない事もあってあまり冒険せずにGMの35番(ダーク
グレー)をストレートに使っていますが、そのくせ何故か
フラットベースは使ってみたりとわけのわからない事を・・・(^^;
ある方によると初塗りでフラットベースは相当な
チャレンジャーらしいです・・・。
ただ無駄に勇敢なマネをした甲斐あって、個人的には
好みの艶消し具合になってくれました。今後取り扱いに
慣れてきたら、色々と工夫をしてみたいと思っています。




しつこく前面。
なんか表面の荒さが目立ってしまっていますが、
完成が近づいてきてちょっと嬉しいです。
そのうち並べる車両も欲しいですね・・・。

---

2007年7月21日



また、です。
何がまたなのかはもう今更言うまでもないでしょう(^^;

突然なのですが、まぁ、ご覧のとおり表示類を一通り
貼り替えて、フルカラーLED仕様にしました。
確か作り始めた当初、理想を言えばこれが
一番作りたい、的なことを掲示板に書いた
覚えがあるのですが、最近になってGMの
東急用ステッカーが大幅にリニューアルされ、
その中には待望の(?)このLED表示も収録
されていたので、早速2枚買ってきてこの8500に
ペタペタと・・・。

このくっきり感とか角ばった書体とか・・・
やっぱりいいですね(´ー`+
ちなみに運番はよく分からないので
適当に貼ってあります。
渋谷方のほうは明らかに遊んでますが(笑




塗膜の荒さが目立ちに目立っていますが、
側面もご覧のとおりの姿に。
いやぁ~、いいですよ・・・。
そろそろ小田急のフルカラーもどこかから
発売されないものですかね~。

ちなみに今回のフルカラー仕様化で、
編成番号は自ずと8616F(確か初期型では
唯一のフルカラー車でしたよね?)に絞られ
ましたが、これによりそのナンバーが含まれ
ていないキット付属のデカールが使えなく
なるため、色々工夫して再現すべく、先日
インレタを買い込んできました。
それについてはまた近々
書いてみますのでお楽しみに~。

---
2007年8月17日



他を進めていたりちょっと忙しかったりでしばらく
放置していましたが、先日用事帰りにはるばる
水天宮前から乗った電車がたまたま8616Fで、
妙にやる気が出て久々に作業再開となりました。

まずは車番貼り付けなどの仕上げを進め、クリアを吹き、
その後ようやく屋根板を固定しました。
既に塗装の済んでいる部材同士の接着というのは
ほとんど経験がないもので、どうするべきかかなり
考えましたが、結局やっぱり強度優先かな~と
いうことで普通にタミヤセメントを・・・。・・・がっ!
・・・まもなく見事に心配していたコトが起き、
思いっきり後悔するはめに(^^;まぁ、改めて
言うまでもなく接着剤はみ出し→塗膜が・・・ですねorz

実を言うと最初の2両は慎重に作業したこともあって
殆どはみ出さずに組み立てられたので、それで調子に
乗ったともいえるのですが、やはり慣れないことはする
もんじゃないなぁと今更ながら痛感している次第です。
とりあえず塗膜が溶けたところは目の細かい紙やすりで
表面を整え、同じ色でタッチアップし、更にクリアをのせて
目立たなくして・・・と必死に修正しましたが、運悪く銀って
いうこともあってかやっぱり完全にはごまかしきれず、
一気にモチベーションが下がってしまいました・・・。




さて、気を取り直して ま た 前面の話題でも(苦笑
とりあえず車番の貼り付けからはじめました。理想を
言えば後述の側面同様、インレタで仕上げたいところ
でしたが、あいにく使えそうな字体の白文字インレタが
手元になく、この部分のためにだけわざわざ買うのも
なんだしなぁということで、キット付属のデカールを
使いました。ただ、今回製作する8616Fの車番はないので、
8614の「861」だけ切り取り、末尾の6を他から
持ってきて継ぎ足すという方法で乗り切りました。
しかし、微妙に数字の列が曲がってるような気がしたり、
そもそも文字自体が小さすぎたりで微妙な仕上がりです・・・。

さて、その後クリア吹きやら屋根板の固定やらをやって、
大まかな形が出来たところで窓周りの仕上げにとりか
かりました。まずは製作開始前から楽しみにしていた
前面のはめ込みガラスの取り付けから。コレ、去年
あたり(?)にクロポから発売されたものだったと思い
ますが、以前「あまぎモデリングイデア」さんのサイトで
8500系の特製完成品での使用例を拝見して以来、
そのスッキリ感に魅了されっぱなしでして、今回は
作り始める前から使う気満々でパーツを購入済みでした。
で、それがこの度待望の取り付けに至ったわけで、もう
ワクワクしながら数枚が一まとまりになったアクリルパーツ
を切り分けていったのですが、ここで屋根板に続きまたし
てもモチベーションを下げてくれる事態が発生!orz

はやる気持ちをおさえつつ木工用ボンドを塗り、車体に
はめ込んだのですが、開口部の大きさがガラスの
大きさとピッタリすぎたようで(本来なら塗膜の厚みを
考えて若干ゆるめに調整しとかないといけないんですよね)、
Hゴムの色差しがパリパリと・・・。ただまぁ、この時点では
多少ガッカリしたもののまだ大丈夫だったのです。しかし、
剥がれた部分をタッチアップして(この補修で塗膜に
厚みが出ては元のモクアミなので、ガンダムマーカーを
使いました)再びガラスを入れると今度は別のところが
剥がれて、直してはめ込むとまた・・・っていう事態に
陥りまして、途中でもう完璧にやる気を失いましたorz
そんな気分で作業をして今度はガラスに傷でも付けたら
いよいよお蔵入りになりかねないので、その日はもう作業
はやめて、後日気を取り直してガラスを入れ、なんとか
ご覧の状態になりました。しかし、無駄に苦労をした割には
あまぎさんで見たあの仕上がりには到底及ばず(まぁ、
当然ですけどね^^;)、気が滅入りました。

でもまぁ、ワイパーを取り付けると、幾らか実車の
雰囲気も出てきて、多少は気分も持ち直しました。
ワイパー自体は5月23日更新分のとおり、運転席側が
N-052、助手席側がN-040(共に銀河モデル)です。




ちなみに今回は大成功というわけには
いきませんでしたが、一応はめ込み化の効果は
こんな感じです。今までは自分で透明プラ板を
切っていましたが、やはり2両分700円とかなり
高価な分、さすがに仕上がり(平面性・透明度
などなど・・・)は見事で、使って良かったかなぁという感じです。




なんだか話が前後してしまってすみませんが、
側面の車番は色々考えた末、GMの金属箔
ステッカー(の印刷を剥がしたもの)に東武
8000系の青文字インレタを転写して再現する
ことにしました。当初は極力キット付属の
デカールで済まそうと思っていましたが、
これに含まれていない8616Fにこだわる
となると前面・側面合計で4連でも10箇所は
デカールを切り継がなければならず、さすがに
キツいということで、側面は今回のような方法を
採ることにしました。

ちなみに、東武8000系のインレタを使うというのは
「ハイパーモデリング4」にあった東横線8039Fの記事を
参考にさせていただいたものです。確かに同じ青文字
ですから使い回しがきくのですが、記事を見るまでは全く
眼中になく、軽く目からウロコでした。細かく見れば多少
違っているところはあるのでしょうが、とりあえず大体の
雰囲気は出たかな~ということで、満足しています。




ちょっと角度を変えてもう一枚。
上の画像だと周囲の銀色に馴染んでいますが、
ステッカー自体はいつものようにギラギラなので
(目の細かい紙やすりで表面を荒らすというのも
考えたのですが、ギラギラが好みなので)角度に
よってはご覧のようにかなり目立ちます。実車が
どうだったのか記憶があいまいですが、そこそこ
好みの仕上がりになりました。




そうそう、忘れちゃいけないこのマークも・・・。
これは普通にキット付属のデカールを貼って
あります。未だにデカールというものはどうも
不慣れで、ちぎれたりしないかビクビクしながら
扱っているのですが(以前古いデカールを使おうと
したら、粉々に砕けた覚えがあるんですよねぇ・・・)、
今回はすんなりと貼ることが出来て一安心でした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿