小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

01系竣工。

2014年01月11日 21時56分28秒 | 営団地下鉄


発売直後に買ったメトロの01系がようやく完成しました。
さして大規模な加工を行ったわけではありませんが、
自分なりの味付けが終わるまでは“未完成”なのが我が家流w
前面からご紹介していきましょう。

幕は製品状態で浅草行きとなっていますが、黒地なので
トレジャーの地下鉄用ドアステッカーインレタのオマケにて
紺地化しました。渋谷方は渋谷行きとしています。
その他、連結器には適宜色差しを行いました。

実車はオデコまわりに屋根から汚れが続いているので、
洗浄の行き届いている前面と屋根肩をマスキングして
屋根の汚れと同色で塗装を行いました。



運転室下には箱状の機器とハンドスコッチを取り付けました。
後者はプラ材の加工によりましたが、やや大げさすぎた感も。。
乗務員ステップはその辺や台車との兼ね合いを考え省略しています。

客ドアの塗り分けは本作のハイライトです。
帯とドア周りをマスキングして、明るい灰色を吹き付けました。
塗料は何使ったか忘れてしまいましたが、Mrの灰色9号とかその辺を
つや消し化したものだと思います。
帯のマスキングはテープの切り出し寸法がややシビアで、
細すぎると帯が侵食され、太すぎると帯の上下に銀が残ってしまいます(さながら
京成赤電のごとく・・・)

今回は後者の失敗をして暫くお蔵入りしていましたが、
半年ほど放置の後気を取り直してマスキングのカエリをペーパーでならし、
帯をマスキングの上、リターダー多めの塗料を失敗箇所に差して修正しました。
まだ多少粗いのですが、思ったより目立たなくなってくれて一安心・・・。
マイクロエースのメトロ各車は製品状態でドアの塗り分けがなされているので、
それらとの共存を踏まえるとまあやって良かったのかなと思ってます。



ドアステッカーをはじめとする各種表示はいずれもトレジャーの地下鉄用です。
近年まで意識の低い部分でしたが、特に通勤電車においては非常に大きな
存在感を示す存在なのがおわかりいただけると思います。
両開きドアの戸当たりゴムも同様です。
以前は薄く溶いたエナメルの流し込みによっていましたが、
溶き加減によって余計なところまで色が入る事もありました。
そのため、黒ゴムの場合に限り最近では極細0.05mmのコピックペンを使っています。
はみ出しても消しゴムで修正可能なため大変使い勝手が良く、
耐久性も現時点で気になることはありません。

車端床下にはプラ材加工によるツナギ箱を取り付けました。
小さな部品ですが斜めの形をしているので、そこそこ効果的です。




実車の床材はいわゆるフットラインを示す色分けがなされているので、
それらしい色を調合してこれを再現しました。
私は実車に乗った時の印象から、通路部分は黄色みの強い色だと感じたので
ご覧のような色合いですが、写真で見ると実際はもう少し淡い色のようです。
この辺が持ち主ごとの個性となり面白いなと思います。




今回は検査明けの姿を想定し、かなりピカピカな仕上げとしてます。
従って機器や台車には元々はこういう感じだったんだろうな的な色を差してあります。
(ただし集電靴の赤は甚だぁゃιぃ)
そのために随分実車についても調べました。
こういうことによってレディメイドの車両でも手持ちの模型に対する愛着が
増すように思います。
願わくば、そういう愛のある楽しみ方をする人が多くなって欲しいと思います。




貫通扉は随分悩みましたが、結局そのままにしました。
奇しくも実車の廃車が始まったので、その陸送のようすなどを
見比べましたが、化粧板仕上げなのか側のドアみたいなつや消し仕上げなのか
なんとも判断に迷います。
このへんは実車がいるうちに一度見ておきたいものです。




おなじみ表参道風のシーン。
手前の東武50050もあとはパンタを載せれば完成なので、
これはまた追ってご紹介します。

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